はじめに:なぜ「◯◯切り」がゴルファーの目標になるのか
のぶたです。
ゴルフにおいてスコア「110切り」「100切り」「90切り」は、プレイヤーの成長過程における重要な節目となります。
これらを達成するには、単なるスイングの上達だけでなく、戦略、メンタル、コースマネジメントなど多方面のスキルが必要です。
こちらの記事では、自身の経験に基づいた各スコア目標に応じた具体的なスキルや練習法をレベル別に解説します。
第1章:まずはここから!「110切り」に必要なスキルと対策

■ 基本的なクラブの使い方とルールの理解
- 各クラブの飛距離と役割を把握する
ドライバー、ウッド、アイアン、ウェッジ、パターといったクラブの役割を理解することが第一歩です。 - ゴルフの基本ルールやエチケットを理解してスムーズにプレーする
ルールを知らないと本番のラウンドで損することもありますし、プレーどころじゃない事もありますので、簡単なルールは覚えておくのをお勧めします。
■ ミスを減らすスイング作り
- ダフリ・トップを減らすために「スイングの安定性」を重視
打ちっぱなしと呼ばれる練習場には、少し通う事をお勧めします。特にショートアイアン(ピッチングウェッジ)などを特に練習して、ある程度打てるようになるのが第一の目標です。 - 大きなスイングよりも「芯でとらえる」練習が効果的
どうしても飛距離が出るドライバーを練習したくなりますが、まずは短いクラブで当たる感覚を覚える方が成功体験が増えていくので楽しくなると思います。
■ ショートゲームとパターの基本
- 30〜50ヤード以内のアプローチ精度を高める
ある程度フルショットが打てると言って安心してはいけません。ハーフショットやスリークォーターショットと言ったフルショットではないショットを練習しないといつまでもグリーンに乗ることができません。アプローチの練習はしっかりとやることをお勧めします。 - 3パットを減らすために「距離感重視」のパット練習
初心者の方やスコアが縮まらない方の特徴としてパッティングがイマイチな方が多いです。飛ばす必要もないクラブですから一番は距離感を養う事が重要なので、ラウンド前のパター練習でしっかりと距離感を掴む練習をすることをお勧めします。
第2章:「100切り」達成には戦略とコントロール力がカギ

■ ティーショットでOBを防ぐ
- 無理にドライバーを使わず、ユーティリティや5Wで安定を狙う
ドライバーを使わないという選択をしてもどうせ失敗するなどと言ってドライバーを必ず持つ方がいますが、それは間違いだと思います。左右が狭いホールなどでは、最初からパーオンではなくボギーオンでOKという気持ちでOBだけを避けるというマネージメントも選択の一つにしておくことが重要です。 - フェアウェイキープを意識したコンパクトなスイング
フェアウェイ(多少ラフはOK)にあるとセカンド以降の選択肢が広がりますし、とにかく飛ばそうという気持ちを少し抑えるラウンドもしてみてはいかがでしょうか?ゴルフがきっと変わります!
■ スコアを崩さないマネジメント術
- トリプルボギーを打たないための「引き算ゴルフ」
ティーショットが曲がったりしてトラブルになった場合、どうしていますか?木の間を抜いてのスーパーショットをイメージしたりしてませんか?しっかりと1打は無駄にしてもフェアウェイに出してプレーしていくという冷静な判断をすることがトータルで100切りができる秘訣です。 - リスクを避けるクラブ選択と、打てる距離の見極め
グリーンの奥に行ってしまうとアプローチって難しいですよね?バンカーが苦手な方は、どうしてもバンカーをさけたほうが良いですよね?そう思っていても打てないんだよ!って思っている方が多いと思いますが、本当にそのマネージメントをしていますか?とことん逃げるラウンドもやってみるとゴルフの考え方がちょっと変わってきますよ。
■ 100ヤード以内の精度を高める
- 距離ごとに使うウェッジを決め、練習で感覚をつかむ
スコアメイクのカギは、やはり100ヤード以内です。ピッチングウェッジでフルショットだったら何ヤードとか80ヤードだったら52度で振るショットとか自分なりにきちんと打つクラブと打ち方を決めておくことが重要です。 - 「寄せワン」を狙うショートゲーム練習を取り入れる
アプローチがうまくなると本当にゴルフのスコアって大崩れしません。寄せワンをいくつか取れたらパターの数も少なくなりますし、100切りを目指すのであれば、パット数は、40以下、できれば36以内で回れると楽になると思います。
第3章:「90切り」には技術とメンタルの安定が不可欠

■ パーオン率を高めるアイアン精度
- フルショットに頼らず、7〜9番アイアンでの方向性を重視
やはりパーオンした方がスコアがまとまってくるのは当然です。90切りとなると150ヤード以内では、グリーンオンもしくはグリーン周りに行くショットの回数を増やしたいです。ですので、7番、8番、9番、ピッチングウェッジでのショット力を高める練習をしっかりと積むことをお勧めします。 - グリーンのセンター狙いでミスの幅を減らす
ピンが左にあるのにピンを狙っていってグリーンの左に外してアプローチが難しくなるって体験ってしたことありますよね?90切りには、バーディーよりもダボを打たないマネージメントが必要になりますので、グリーンセンター狙いのショットを増やすことも一案だと思います。
■ バンカーやラフからの脱出技術
- ライを見極め、状況に応じた打ち方を身につける
ロングホールのセカンドショットで、ラフに埋まってるのにウッドでショットしたりしてませんか?大たたきが90切りを難しくさせてしまうので、状況判断はしっかりとしましょう。 - バンカーショットは「振り抜く」感覚を練習で養う
バンカーが苦手と言ってると90切りは、ちょっと大変になってしまいます。とりあえず脱出はできるというレベルには持っていきたいです。そのためには、バンカーで打ち込みすぎてはいけません。振り抜いてしっかりと脱出しましょう。
■ スコアを作るためのパット力
- ロングパットで3パットを防ぎ、1〜2mのショートパットを確実に決める
90切りをするためには、パット数は、36以内はマストになります。できれば32とかの数値を狙いたいところです。なので、ショートパットがより重要になりますので、ショートパットの練習はしっかりとした方が良いです。 - ルーティンを決めてメンタルを安定させる
パターは、思った通りに打ててないことが外している要因だと思います。ショートパットは、入らないかも!?って思ってパットをしてしまうと外してしまうので、ルーティンを決めてしっかりと自分の狙ったところに打てる練習をしましょう。
まとめ:目標スコアごとに必要な練習と考え方を整理しよう
スコアアップには、技術・戦略・メンタルという3つの柱が欠かせません。110切りには「基本動作とルール理解」、100切りには「ミスの管理と戦略」、90切りには「精度とメンタルの安定」が求められます。
自分の現在地を正しく把握し、目標スコアに向けて段階的に練習することが最短の上達法です。練習日誌を活用して課題を記録し、自分だけの上達ルートを見つけてください。
とにかく練習とラウンドに行くことがゴルフの上達への道ですので、楽しみながらラウンドと練習をしっかりやって上達していきましょう!
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