ゴルフマナー

なぜアマチュアゴルファーはスロープレーになるのか?原因と改善法を徹底解説

アマチュアゴルファーがスロープレーになる原因 はじめに

ゴルフ場でよく耳にする「スロープレー」。

特に週末のラウンドでは、前の組が遅いことで待ち時間が長くなり、ストレスを感じた経験はありませんか?

この記事では、なぜアマチュアゴルファーがスロープレーになってしまうのか、その原因と対策を具体的に解説していきます。

スロープレーとは?

なぜアマチュアゴルファーはスロープレーになるのか?

スロープレーとは、プレー進行が遅く、全体の流れを滞らせてしまう状態のことを指します。
プレーファスト(スムーズにプレーすること)とは対極にある行動で、後続組への迷惑はもちろん、ゴルフ場の運営にも悪影響を及ぼします。

ちなみにゴルフ場で推奨されているハーフ(9ホール)でのプレー時間は、2時間15分以内となっています。最近では、乗用カートで時間を計測していて、少し遅れてくると「プレー時間が遅いです」という表示がされるゴルフ場もあります。

ゴルフ場では、OUT、INの18ホール営業の場合、大体40組前後がプレーしますが、OUTからスタートする組とINからスタートする組がいますが、前の組を追い抜いてプレーすることができませんので、1組でも遅い組がいた場合は、後続の組がすべて遅れてしまうので、ゴルフ場もスロープレーに対しては、とても気にかけています。

アマチュアゴルファーがフロープレーになる主な原因

なぜアマチュアゴルファーはスロープレーになるのか?

アマチュアゴルファーがなぜスロープレーになってしまうのか?その原因を挙げてみたいと思います。

1.準備不足

自分の番が来るまでにクラブを選んでいない、グリーン上でラインを読むのに時間をかけすぎるなど、準備の遅さが大きな要因です。

のぶたの同伴したプレーヤーでこの方は、プレーが遅いなと感じるのがボールを探しに行く際にクラブを持っていかない方、グリーン上でライン読みに時間がかかる方が挙げられます。

カートと遠い方にボールを探しに行く場合は、複数本クラブを持参していかないと、ボールがあったとしても再度カートに戻ってくることになるので、時間がかかります。

また、グリーンでもある程度ラインを読むのは仕方ないとしても、あまりに時間をかけてしまうと時間がかかりすぎるので注意が必要です。

2.無駄な素振りが多い

何度も素振りをして、自分を納得させてから打つ人がいますが、1〜2回で十分です。

ティーイングエリアで何度も素振りをする方がいますが、それも時間がかかる原因の一つになります。前の組が詰まっていて、待っている状態であれば良いですが、打てる状態になったら素振りはほどほどにしましょう。

3.球探しに時間をかけすぎる

OBやラフに打ち込んだボールを、5分以上探すのはNG。ルール上は3分以内が原則です。

現在のルールでは、ボール探しは3分と決められています。

「規則18.2a(1)球が紛失となる場合」では、プレーヤーやキャディがボールを探し始めて3分以内に見つけることができなければ、紛失となることが定められている。

ゴルファーとしては、自分の打ったボールがあってほしいと思う気持ちは重々承知していますが、ルールはルールですので、3分経過したら諦めて次のプレーに切り替えていきましょう。

4.判断が遅い

狙う方向やクラブ選択に時間をかけすぎる人は、プレー全体が遅くなりがちです。

ゴルフは、決断をしなければいけないスポーツです。ただ、その決断は結構大変で、ライの状況、風の状況、ピンの位置等々、クラブを選択するにもいろいろな情報を加味して選ばないといけないです。

ただ、それに時間をかけすぎてしまうとスロープレーになってしまいますので、事前にしっかりと情報を頭に入れて自分の打つ番には、しっかりと選んだ状態で打てるようにしましょう。

5.カートの使い方が非効率

カートから1本だけクラブを持ち、何度も戻るのは時間のロスになります。複数本持って移動する工夫が必要です。

最初の準備不足の時にも説明しましたが、カートから離れる時に複数本クラブを持っていかないと、カートに戻る時間がとても時間のロスに繋がります。

また、アプローチの距離になった際に、パターを持っていかないゴルファーも意外に多いです。

これも誰かが持ってきてくれると考えるのか?自分で持っていくことができれば、パターのリズムもスムーズですし、カラーなどに止まった場合でもすぐにパターを使えるので時間の有効活用になると思います。

6.同伴者への気配り不足

打順を把握しておらず、「あ、俺の番?」となるケースも時間をロスします。

ゴルフは、遠い順番に打つというのが基本と考えられますが、実際には準備ができたら打つ事もできますので、同伴者との関係性もあると思いますが、スロープレーにならない配慮が必要です。

スムーズにプレーができていれば、おのずとゴルフに向き合う時間ができるので、良いプレーにもつながると考えられるのではないでしょうか。

フロープレーを防ぐための具体的対策

なぜアマチュアゴルファーはスロープレーになるのか?

実際にスロープレーを防ぐためにどういう風にプレーをすれば良いのか?を解説していきます。

  • 事前にクラブを選び、準備万端で打つ順番を待つ
  • 素振りは1〜2回を目安に
  • ボール探しは3分まで
  • 2〜3本クラブを持って移動し、戻る時間を削減
  • 自分の打順を意識し、準備のタイミングをずらさない
  • プレーファストはマナー、マナーは技術と同じくらい大切

色々と書きましたが、実際には準備をしっかりとしておいて、自分の番が来たら、普通にプレーする事でスロープレーにはならないと思います。

なぜアマチュアゴルファーはスロープレーになるのか?まとめ

フロープレーは、スコア以上に「同伴者への配慮」が問われる行動です。
たとえ初心者でも、スムーズにプレーする姿勢は同伴者からも評価されます。

ゴルフは「技術」だけでなく「マナー」も大切。
ぜひ、プレーファストを意識した気持ちのいいゴルフを心がけてください。

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のぶた

昔は痩せていた!という典型的なメタボ体型(ウエスト100㎝)のアマチュアゴルファーで、1973年生まれ千葉県木更津市在住。 年間約50ラウンドのゴルフを楽しんでいます。主に千葉県木更津市から車で1時間以内で行けるゴルフ場を中心にラウンドしています。 目標は、パープレーで回る事! メタボなオジサンでもゴルフうまくなれる!と信じてアマチュア目線でゴルフについて色々と綴っていきます。

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