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標高650mでドライバーはどれくらい飛ぶ?アマチュアゴルファーのリアルな体感距離

標高650mでドライバーはどれくらい飛ぶ? はじめに

のぶたです。

先日ラウンドをした小田原城カントリー倶楽部は、標高650mで「天空のゴルフコース」と呼ばれるほどの高地にありました。いつもに比べてドライバーが飛んでいるような気がして…

本当にこれが飛んでいるのか?を検証しながら自分の体感の話をしていきたいと思います。

標高が高いとボールが飛ぶ理由

標高650mでドライバーはどれくらい飛ぶ?アマチュアゴルファーのリアルな体感距離

ゴルフの飛距離は「スイング」だけでなく「空気」にも大きく影響されます。
標高が上がると空気密度が下がり、ボールにかかる空気抵抗が減少します。

一般的に、標高が 1000m 上がると空気密度は約12%低下すると言われています。
標高650mの場合、その影響は約8〜9%程度。つまり空気抵抗が少なくなり、自然と飛距離が伸びるというわけです。

理論値で見ると何ヤード伸びるのか?

たとえば普段 220ヤードのキャリーが出るゴルファーなら、標高650mではおおよそ 6〜9ヤードの飛距離アップが見込めます。

標高空気密度飛距離アップ率220ydの場合
0m100%0%220yd
650m約92%2〜4%226〜229yd

飛距離が伸びるというより、「空気の壁が薄くなる」イメージですが、実際の飛距離も伸びている感じになっていました。

アマチュアゴルファーのリアルな体感

標高650mでドライバーはどれくらい飛ぶ?アマチュアゴルファーのリアルな体感距離

実際に多くのアマチュアが標高600〜800mのコース(軽井沢・箱根・長野など)でこう語っています。

  • 「いつもよりドライバーが10ヤードくらい伸びた!」
  • 「キャリーがしっかり出るから、ランも含めてトータル15ヤード近く違う」
  • 「ショートアイアンでもオーバー気味になることが多かった」

つまり理論値に加えて、コースの下りや乾燥した空気のランの伸びなど、複合的な要因でさらに飛距離アップを実感する人が多いのです。

標高650mでドライバーはどれくらい飛ぶ? 自身の体験と飛距離

今回ラウンドした小田原城カントリー俱楽部でのティーショットの飛距離をまとめてみました。

ホール番手飛距離感想
10番ドライバー357yd100mの打ち下ろしホールと言う事で飛距離は、マジ!?ですが、当たりは良かった
11番21度UT243yd打ち下ろしで当たりが悪くスライス目のボール
12番ドライバー276yd平坦ホールでドライバーの当たりは良かった
13番ドライバー334yd平坦に見えるが落ち際は下っているので飛距離は、これまた300ヤード超え
15番21UT217yd打ち下ろしで良い当たりでフェアウェイキープ
16番21UT252yd打ち下ろしで少し左に引っ掛け気味でバンカーへ
18番ドライバー215ydやや打ち上げのティーショットは、やや右に出たボールは、右サイドの斜面で止まる
1番ドライバー238yd打ち上げホールでやや右に出たボールは右の斜面
3番21UT234ydユーティリティのティーショットは、ナイスショット
4番ドライバー224yd打ち上げホールで当たりは良くないもののフェアウェイ
5番21UT209ydユーティリティで良いショットでフェアウェイ
6番ドライバー340yd落ち際が下り斜面になっていて転がってランが出た
7番ドライバー361ydやや右ドッグで落ち際が下り斜面とはいえこの飛距離
8番ドライバー246yd打ち上げホールでやや低めの球は、グリーン手前のバンカーへ

ドライバーを9ホール握って、平均飛距離は、288ydでした。21度のユーティリティの平均飛距離は、231ydでした。

どう考えても、この飛距離は異常ですが、高低差がとてもあるゴルフ場なので、下りの際には、とても飛距離が出るように感じますし、実際にセカンド地点が下り傾斜のホールも多かったので、この結果につながったと思います。

注意したいポイントと攻略法

標高650mでドライバーはどれくらい飛ぶ?アマチュアゴルファーのリアルな体感距離

標高コースでは飛距離が伸びる分、オーバーのリスクも増えます。
特にアイアンやアプローチで距離感が合わず、スコアを崩すケースも少なくありません。

  • ドライバーは安心して振れるが、番手は1本下げる意識を
  • グリーン周りは「キャリーよりランが多くなる」前提で狙う
  • 高弾道になりやすいので風の影響にも注意

普段の距離感で打つと簡単にグリーンをオーバーするので、「いつもより1番手短く」が鉄則です

特にアイアンの飛距離も半番手くらいは違っていた印象でしたので、いつもより番手選びを慎重にした方が良いかと思います。

まとめ|標高650mは気持ちよく飛ばせる最高の舞台

標高650mのゴルフ場は、アマチュアにとって「飛距離アップを実感できる場所」です。
いつもより軽く振ってもボールが伸びる感覚は、爽快そのもの。

ただしそのぶん距離感を間違えるとスコアに影響するため、クラブ選択とランの計算が重要です。
一度この“高地ゴルフ”を体験すれば、平地との違いをハッキリ感じるはずです。

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のぶた

昔は痩せていた!という典型的なメタボ体型(ウエスト100㎝)のアマチュアゴルファーで、1973年生まれ千葉県木更津市在住。 年間約50ラウンドのゴルフを楽しんでいます。主に千葉県木更津市から車で1時間以内で行けるゴルフ場を中心にラウンドしています。 目標は、パープレーで回る事! メタボなオジサンでもゴルフうまくなれる!と信じてアマチュア目線でゴルフについて色々と綴っていきます。

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