1.はじめに
「7番アイアンの飛距離は150ヤード!」——あなたはこの数字、自信を持って言えますか?
アベレージスコア87前後のアマチュアゴルファーであるのぶたですが、そこそこ安定してきたとはいえ、実は「番手ごとの飛距離」があいまいなままラウンドしていることに気づきました。
というわけで今回は、インドアゴルフ練習場に行って手持ちのアイアン全番手を本気で5球ずつ打って飛距離の差を徹底検証してみることにしました。果たして番手ごとの飛距離差は、理想通りに出ているのか?本音のデータを公開します!
2.使用クラブと計測環境

計測を行ったのは、インドアゴルフラウンジの「THE CLUBEHOUSE18」です。
~最新鋭シミュレーター完備のシミュレーションゴルフ!~
JR内房線袖ケ浦駅わずか徒歩1分「ゆりまち袖ケ浦駅前モール」にゴルファーが天候に左右されずにゴルフを楽しみ、仲間との交流を楽しむための施設が誕生しました。
全5打席は、完全プライベート空間。高性能シュミレーションゴルフの詳細なデータを参考に自分のゴルフ上達の練習の場としたり、コースモードで仲間とのプレーを競い合ったりと全てのゴルファーが気軽に楽しめる環境を提供致します。
■使用アイアン
HONMA TW757B アイアン 5番アイアン~ピッチングウェッジ
5番アイアン | 6番アイアン | 7番アイアン | 8番アイアン | 9番アイアン | ピッチングウェッジ |
25度 | 29度 | 33度 | 37度 | 41度 | 45度 |
アイアンクラブのロフトは、上記のようになっていて、購入した当初は、5番アイアンを抜いて6番アイアンから使用していましたが、練習をしてなんとか5番アイアンも打てるようになったので、現在のセッティングでは入れています。
■計測機器
OKON GOLF アマチュアモードにて計測
3.検証方法

ピッチングウェッジから打ち始め、9番アイアン、8番アイアンという風に1球ずつ打っていく。これを5週続けて数値を計測する。
理想は、10ヤード刻みということになりますが、実際には、アベレージ87のアマチュアゴルファーは、どんなアイアンの数値になるのか?をご覧ください。
4.実際のデータと結果
■飛距離検証(Total Dist)
番手 | 1球目 | 2球目 | 3球目 | 4球目 | 5球目 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|---|
ピッチングウェッジ | 121.0yd | 117.6yd | 120.5yd | 120.9yd | 123.4yd | 120.68yd |
9番アイアン | 124.7yd | 128.7yd | 125.7yd | 126.6yd | 134.5yd | 128.04yd |
8番アイアン | 123.9yd | 137.3yd | 124.5yd | 142.5yd | 142.5yd | 134.14yd |
7番アイアン | 140.1yd | 137.7yd | 140.5yd | 137.8yd | 154.1yd | 142.04yd |
6番アイアン | 149.2yd | 145.0yd | 152.1yd | 166.5yd | 143.2yd | 151.20yd |
5番アイアン | 169.4yd | 166.5yd | 179.9yd | 173.1yd | 170.2yd | 171.82yd |
飛距離の検証では、アベレージ87のアマチュアゴルファーらしくボールにバラツキが出ていて、ある程度納得して打てたのは、ピッチングウェッジで、これはちょっと飛びすぎかな?という感じもありますが120ヤード前後を常に計測することができました。
9番アイアンから上のクラブについては、一番良い数値は納得できるショットだったと思いますが、ミスの幅がまだまだ大きく、20ヤード以上違うと本番では相当なミスになると思われます。
■飛距離検証(Carry Dist)
番手 | 1球目 | 2球目 | 3球目 | 4球目 | 5球目 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|---|
ピッチングウェッジ | 110.0yd | 107.6yd | 110.2yd | 111.6yd | 112.8yd | 110.44yd |
9番アイアン | 114.7yd | 118.3yd | 115.6yd | 116.1yd | 123.6yd | 117.66yd |
8番アイアン | 112.0yd | 126.1yd | 112.8yd | 131.3yd | 131.0yd | 122.64yd |
7番アイアン | 128.0yd | 125.6yd | 129.3yd | 125.4yd | 141.7yd | 130.00yd |
6番アイアン | 134.3yd | 131.2yd | 138.8yd | 152.3yd | 129.6yd | 137.24yd |
5番アイアン | 155.2yd | 152.3yd | 165.3yd | 158.5yd | 155.4yd | 157.34yd |
ラウンドするうえで、トータルの飛距離よりも重要と考えているのがキャリーの飛距離です。
これに関しては、自分の飛距離をしっかりと把握しておくとラウンド中にとても参考になります。
のぶたの場合は、8番アイアンと7番アイアン、6番アイアンが少し距離が不足している感じになっていて、できれば10ヤード刻みの9番アイアン120ヤード、8番アイアン130ヤード、7番アイアン140ヤード、6番アイアン150ヤードのキャリーを目指したいです。
実際に一番良いショットの際には、この数値が達成できていますので、再現性を高めることを目標に練習あるのみです。
■方向性検証(Off Pin)
番手 | 1球目 | 2球目 | 3球目 | 4球目 | 5球目 |
---|---|---|---|---|---|
ピッチングウェッジ | ◀ 4.1 | ◀ 0.3 | ▶ 3.9 | ◀ 1.8 | ◀ 6.2 |
9番アイアン | ▶ 3.5 | ▶ 7.1 | ▶ 10.0 | ▶ 2.7 | ◀ 10.5 |
8番アイアン | ◀ 11.8 | ◀ 8.7 | ◀ 12.7 | ◀ 5.9 | ◀ 2.6 |
7番アイアン | ▶ 18.6 | ◀ 3.7 | ▶ 24.2 | ▶ 7.5 | ▶ 8.7 |
6番アイアン | ◀ 18.8 | ▶ 3.5 | ◀ 0.1 | ◀ 2.7 | ▶ 5.1 |
5番アイアン | ▶ 1.6 | ◀ 3.9 | ◀ 7.2 | ▶ 4.5 | ◀ 4.1 |
左右の方向のブレを計測しています。◀の向きだと左方向へ。▶だと右方向へピンに向かって外れているという事になりますので、0に限りなく近い方が良い数値となります。
のぶたの場合は、ラウンド中に出るミスとしては、右へのミスが多いのですが、個人的にはこの右へのいわゆるペラ球が嫌いで、◀方向へのミスの方が気持ちが良いです。
この数値も二けたを超えると大きなミスという感じなので、できれば二けたにはしないように練習を積んでいきたいところです。
5.分かったこと・気づき
ゴルフを始めたころからピッチングウェッジだけを練習していたこともあり、今でもピッチングウェッジが好きなので、それが数値としては明確に出た結果でした。
また、5番アイアンが思ったよりもしっかりと打つことができていて、今までだったら170ヤードの距離は、26度のユーティリティ一択でしたが、5番アイアンという選択ができることがわかりました。
8番、7番、6番あたりの中間番手が少し距離が階段状にならなかったのですが、ベストショットではしっかりと階段状になっていたので、ここは精度の問題なので、しっかりと練習して階段状に近づけるようにしたいです。
まとめ
インドアゴルフラウンジで本気の計測をすることで、自分の飛距離をしっかりと把握することができました。
ラウンド中は、キャリーの飛距離を参考にエッジまでの距離を考えてクラブ選択をしっかりとすることが大切ですので、今回の計測をしっかりと頭に入れてラウンドに活かしていきたいと思います。
どうしても計測器がない打ちっぱなしでの飛距離やラウンド中の飛距離は、風の影響を受けたりライの影響を受けたりするので、しっかりと計測器で定期的に計測をすることで、自分のアイアンの飛距離を把握することは、ゴルフ上達への近道ではないでしょうか。
アベレージ87のアマチュアゴルファーですが、はやくアベレージを85切れるように引き続き練習していきたいと思います。
にほんブログ村に参加しています(^^)/
よろしかったらクリックお願いします↓↓↓
