ゴルフ打ちっぱなし練習 はじめに
「打ちっぱなしで練習しているのに、コースに出るとスコアが良くならない…」
そんな悩みを抱えるゴルファーはとても多いです。打ちっぱなし練習場は気軽にボールを打てる環境ですが、ただ球数をこなすだけではラウンドでのスコアアップには直結しません。
では、どうすれば打ちっぱなしの練習を本番ラウンドでの結果につなげられるのでしょうか?
この記事では、スコアにつながる練習方法を分かりやすく解説していきます。
なぜ「打ちっぱなし練習」がスコアにつながらないのか

同じ番手ばかり打ってしまう
練習場に行くと、ドライバーや7番アイアンばかりを繰り返し打っていませんか?確かに気持ちよく当たれば爽快ですが、コースではドライバーからウェッジまでさまざまなクラブを使います。同じ番手ばかり練習しても、ラウンドの再現性が低いためスコアに直結しにくいのです。
目標を意識せずただ飛ばしている
広い練習場では、つい「遠くに飛ばすこと」だけを考えてしまいがちです。しかし、ラウンドでは「狙った場所にボールを落とす」ことが大切。方向や距離を意識せずに打つだけでは、実戦で役立ちません。
本番を想定した状況練習ができていない
打ちっぱなしは平らなマットから同じ状況で打つことがほとんど。一方、コースでは傾斜やラフ、風向きなど条件が常に変わります。本番を意識したシミュレーションができていないと、練習と実戦の差が埋まらないのです。
本番につながる効果的な練習メニュー

ウォーミングアップは短いアイアンから
練習開始直後にいきなりドライバーを振るのはNG。まずはショートアイアンで軽く打ち、リズムやタイミングを整えましょう。小さいスイングから始めることで体がスムーズに動き、無駄な力みを防げます。
7割の力で真っすぐ打つ練習
飛距離を意識してフルスイングばかりすると、方向性が安定しません。練習場では「7割の力でまっすぐ打つ」ことを重視しましょう。方向性が安定すれば、ラウンドでもスコアがまとまりやすくなります。
ターゲットを決めて1球1球アドレスを整える
本番では必ず狙う場所があり、毎回アドレスを取り直します。練習でも「左の看板まで」「あのネットの柱を狙う」など具体的なターゲットを決め、1球ごとにセットアップする習慣をつけましょう。
クラブを順番に使って「仮想ラウンド練習」
実際のラウンドをイメージして、ドライバー→7番アイアン→ウェッジというようにクラブを変えて練習すると効果的。これにより、本番での流れを体に覚えさせることができます。
アプローチ練習はキャリー距離を意識
スコアを縮める最大のカギはアプローチです。練習場の目標まで「30y・50y・70y」とキャリー距離を打ち分ける練習をしましょう。コースではアプローチの成功率がパーやボギーを左右します。
最後はドライバーでコースを想定した締め練習
練習の終盤は、実際のティーショットをイメージしてドライバーを数球打ちましょう。「ここは右OBだから左目に打つ」といった意識を持つと、実戦力が高まります。
打ちっぱなしで意識したいスコアアップのポイント

狙う場所は“グリーン”ではなく“フェアウェイ”
飛距離ばかりを追うのではなく、次のショットが楽になる位置を狙いましょう。ラウンドでは「安全に刻む」という選択肢もスコアアップの重要な戦略です。
飛距離より「次打が楽になる位置」を意識する
250ヤード飛ばしてもラフやOBに入ればスコアは崩れます。200ヤードでもフェアウェイに置ければ次打が楽。練習から「次を意識するショット」を心がけましょう。
ルーティンを毎回同じようにする
本番で緊張したときに助けてくれるのがルーティン。練習のときからアドレスに入る前の動作を決め、毎回同じ動きをすることで安定したショットが打てるようになります。
スコアアップに効く補助アイテム活用
・アライメントスティック:方向性の確認に必須。練習マットに平行に置くだけで構えが安定します。
・距離計:練習場のターゲットまでの距離を測って打つと、より実戦的な練習が可能。
・練習ノート:その日の課題や気づきを記録しておくと、成長が早まります。
まとめ
打ちっぱなし練習は、ただボールを打つだけではスコアに直結しません。
- 番手を変えながらラウンドを意識する
- 7割スイングで方向性を安定させる
- アプローチ距離の打ち分けを重点的に行う
- ルーティンやターゲット意識を持って練習する
これらを意識するだけで、同じ練習時間でも本番ラウンドの結果は大きく変わります。次の練習からぜひ取り入れてみてください。
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