のぶたです。
良いスコアを出す為にティーショットの安定は、アマチュアにとっても大きな課題であることは確かです。
特に短いPAR4などでティーショット左右がOBが近い場合は、3番ウッドでティーショットしたりすることも多いですが、あまり使っていないクラブと言う事もあって、意外にこのティーショットが失敗するケースが多いと感じています。
練習しないからだ!というごもっともなご意見が多いと思いますが、インドアゴルフラウンジで練習をしてきました。
なぜ3番ウッドで大きなミスが出るのか?

1)普段あまり使っていないので練習もしていない
ゴルフセットの中で、一番使っていないクラブではないでしょうか?そうなるとティーショットでティーアップをして使用するにしてもお久しぶりな感じでメンタル的に上手くいかないと思ってしまう事が多々あります。
2)スイングが早くなる
最初の理由と同じかもしれませんが、どうしても自分のスイングができない傾向にあり、スイングが早くなってしまったりすることが挙げられます。
3)飛距離を出そうとして力む
ドライバーでなく3番ウッドを持っているのに、飛距離を出そうとしてしまうという本末転倒な事をしてしまっていることがあります。刻むためのクラブ選択なのに、なぜか?飛距離を欲しがってしまうのは、当然ミスが出やすいという事になります。
インドアゴルフラウンジで練習

やはり練習あるのみと言う事で、インドアゴルフラウンジのTHE CLUB HOUSE18へ行って練習してきました。
インドゴルフラウンジ(練習場)で練習するメリット
1)自分のスイングを冷静にチェックしたい
個室空間で練習ができるので、周りの目を気にせずにしっかりと練習することができます。また、カメラが設置されていて、自分のスイングを撮影してくれていますので、スイングを見て直すことができます。
2)弾道解析ができるので、飛距離などのチェックが可能
色々な弾道解析のデータを見ることができますので、スライス系だったのか?フック系だったのか?等々のチェックをしながら練習できるので、とても貴重がデータを取ることができます。
3)天候に左右されない
関東も梅雨入りしましたが、雨や風などに影響されずに練習できるのは、大きなポイントです。天候に関係なくたくさん練習して上達しましょう。
3番ウッドを実際に練習してみて数値を計測

THE CLUB HOUSE18では、シミューレーションゴルフのOKONGOLFが設置されていますので、上記のようなデータを計測することができます。
実際に打ってみたデータ
Club Speed | Smash Factor | Side Spin | Carry Dist | Total Dist | |
1 | 42.1 m/s | 1.33 | ◀1,154 RPM | 179.0 yd | 199.4 yd |
2 | 40.8 m/s | 1.37 | ◀1.443 RPM | 179.9 yd | 199.7 yd |
3 | 42.1 m/s | 1.38 | ▶374 RPM | 176.3 yd | 198.0 yd |
4 | 42.1 m/s | 1.36 | ◀1.147 RPM | 189.1 yd | 209.9 yd |
5 | 41.6 m/s | 1.40 | ◀785 RPM | 197.4 yd | 218.0 yd |
3球目以外は、全て引っ掛け気味のフックが強い球筋になってしまいました。実際のラウンドでも右にペナルティがある場合に3番ウッドを使う事が多いのですが、実際にインドアゴルフラウンジでも左へ行くことが数値で立証されました。
ただ、ちょっとフック系が強すぎるので、ここは安心して使えるという感じではありませんでした。
こうなると他のクラブで試してみたくなりますね。5番ウッドや21度のユーティリティでも計測をしてみました。
5番ウッドを実際に練習してみて数値を計測

実際に打ってみたデータ
Club Speed | Smash Factor | Side Spin | Carry Dist | Total Dist | |
1 | 42.1 m/s | 1.29 | ◀872 RPM | 177.3 yd | 197.6 yd |
2 | 40.4 m/s | 1.24 | ◀999 RPM | 157.6 yd | 176.6 yd |
3 | 41.2 m/s | 1.41 | ◀1,038 RPM | 191.3 yd | 212.8 yd |
4 | 40.9 m/s | 1.39 | ◀1.032 RPM | 188.7 yd | 209.2 yd |
5番ウッドでも3番ウッドと同様に左への球になってしまいましたが、最長飛距離は、212.8ヤードと3番ウッドとそん色ない飛距離も出ていたので、ちゃんと当たればどちらを選択しても良い感じになりました。ただ、大きなミスが2球目にあり、その際には、トータルの飛距離が176ヤードだったので、どちらにしても大きなミスをした場合は、飛距離をロスすることがわかりました。
21度ユーティリティを実際に練習してみて数値を計測

実際に打ってみたデータ
Club Speed | Smash Factor | Side Spin | Carry Dist | Total Dist | |
1 | 40.4 m/s | 1.35 | ◀194 RPM | 189.3 yd | 208.6 yd |
2 | 40.7 m/s | 1.36 | ◀493 RPM | 174.2 yd | 193.4 yd |
3 | 35.0 m/s | 1.45 | ◀454 RPM | 170.4 yd | 189.2 yd |
4 | 40.3 m/s | 1.34 | ◀748 RPM | 184.0 yd | 203.0 yd |
5 | 40.7 m/s | 1.39 | ◀838 RPM | 190.1 yd | 210.4 yd |
正直、21度のユーティリティが一番ラウンドでも得意だと思っていましたし、数値が良いだろうと想定していましたが、その通りの結果となりました。あまり当たりが良くなかった3球目でもトータル飛距離が190ヤード近く行きましたし、サイドスピンが一番安定していたので、200ヤード前後にレイアップするというシチュエーションでは、21度のユーティリティが一番安全という結果になりました。
各クラブの最高飛距離で比べてみる
3番ウッド、5番ウッド、21度のユーティリティとティーショットをドライバーで打たない場合の選択肢が3つありますが、インドアゴルフラウンジで計測したデータで最高飛距離のデータを比べてみました。
Club Speed | Smash Factor | Side Spin | Carry Dist | Total Dist | |
3番ウッド | 41.6 m/s | 1.40 | ◀785 RPM | 197.4 yd | 218.0 yd |
5番ウッド | 41.2 m/s | 1.41 | ◀1,038 RPM | 191.3 yd | 212.8 yd |
21度UT | 40.7 m/s | 1.39 | ◀838 RPM | 190.1 yd | 210.4 yd |
3番ウッドが最長218ヤードでしたが、21度のユーティリティでも210ヤードを記録したので、実際には10ヤードも差がないことがわかりました。こうなると自分が得意と思っているクラブを選択してティーショットをした方が成功率が高いことになります。
ドライバーでも飛距離は、230ヤード前後ですので、ティーショットを刻む選択をするのは、トータル350ヤードくらいまでのホールだと思いますので、その際は、21度のユーティリティが一番の選択肢になります。
最終的なまとめ
3番ウッドでのティーショットをする際には、失敗をしたくないシチュエーションで使う事が多いので、成功率が高いクラブを選択した方が良いと思います。
のぶたの場合は、3番ウッドにこだわらずに5番ウッドと21度のユーティリティの選択肢を練習してみましたが、結果的には、21度のユーティリティでのティーショットをするのが一番良いという結論になりました。
しかし、本音を言えば、3番ウッドで安定して220ヤードを出せるようになり、ティーショットで安心して使う事ができる方が選択肢の幅が広がるので、今後の練習課題として気に留めておきます。
3番ウッドでのティーショットを悩んでいる方、一度計測ができる練習環境で練習して他のクラブとの飛距離差を確認しておくと実際のラウンドで役に立つと思います。
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