のぶたです。
今日は、アマチュアのラウンド中のあるあるについて解説していきます。
こんなことってありませんか?
スタートからダボダボで、このままだとスコア50くらいになっちゃうし、今日は練習モードだなぁ
まだまだホールも残ってるし、頑張ってみたら?
いやいや、これじゃダメだから、練習だよ。300ヤードのミドルホールかぁ。普通ならユーティリティとかで刻むけど、ここは練習モードだから一発ドライバーでかっ飛ばす!
先日も同伴者とこんな会話になりました。
しかし、これが実は伸び悩みの原因ではないでしょうか?
ラウンド中の“練習モード化”のデメリット
なぜ?ラウンド中に練習モードになっては伸び悩んでしまうのか?を書きたいと思います。
1)ミスを取り戻そうと無理をする
練習モードといいつつもここで一発良いショットが出たら…って思いがゴルファーの中にはあるはずで、結局練習モードという言葉とは裏腹に無理をしていることが多々あります。
2)安全なコースマネジメントを放棄する
マネージメントをしてスコアを作り上げていくのがゴルフの上達の秘訣ですが、これを練習モードという言葉ですべて放棄してしまうので、一番大事なマネージメントをしないただの球打ちになってしまいます。
3)判断が感情に支配されやすくなる
練習モードという言葉は、とても前向きな言葉のように思えますが、実際にはどうでしょうか?内心ではちょっと腐ってしまっていませんか?うまくいかないことが気持ちにマイナスに作用している事が多いので、スイングも練習モードという言葉を出したことでスムーズに打てないことが多くなる気がします。
4)練習ではなく“惰性”になる可能性も
練習って言いますが、実際には、マネージメントを無視して、できもしないショットを想定していることが多いです。ドライバーでキャリー250ヤード!とか池の上からドローで!とか考えてるだけで、実際にはできませんから、結果惰性になってしまう事が多いです。
スコアが悪い時ほど求められる「マネジメント力」
1)そのホールの最適解を探し続けることが成長につながる
練習という言葉で逃げてしまうのではなく、毎ホールパーやボギーを取る事を最優先に考えてラウンドする方が成長すると思います。レイアップしてしっかりとパーが取れた時の喜びをかみしめてラウンドしたいものです。
2)ボギーで収める力がゴルフ力
練習モードになって、ナイスショットが連発すれば良いですが、それってかなり可能性が低い話になりますよね?調子が悪いなりにボギーで収めることができることを目指す方が今後に繋がります。
3)常に80台を目指すには「崩れない技術」が重要
その日は、100オーバーしてしまうかもしれませんが、その後の目標として80台や70台を目指すのであれば、崩れない技術がとても重要になってきます。
調子が悪いなりのゴルフも身に付けるチャンスと考えてラウンドを無駄にしないようにできると良いと思います。
“練習モード”ではなく“実践モード”を貫くコツ
1)「目の前の1打を丁寧に」思考法
どんなに調子が悪くても1発良いショットが出れば、その後は調子が戻るかもしれません。なので、とにかく目の前の1打を大事にショットするという癖をつけることが重要です。
2)ホールごとの小目標(フェアウェイキープ・2パット死守など)を持つ
ホールごとに目標を持っていくことも良いと思います。距離が出なくてもフェアウェイをキープするとかボギーオンは、しっかりとするとか目標を作る事で、大崩れしない実践モードでプレーできます。
3)スコア以外の指標で自分を評価するクセをつける
寄せワンができた!とかパターをしっかりと打つことができた!とか自分ができる事をしっかりと出来た時にOK!という気持ちでプレーすることも大事です。
もちろんそこまでのスコアは崩れているので、トータルスコアではダメかもしれませんが、今後に活かせるゴルフが出来たというのがあれば、もっと上のレベルに行けると思います。
スコアが悪くても、最後まで“本気のラウンド”を
スコアが悪いラウンドは、必ずあるものです。ただ、気持ちさえ切れなければ、最終的にはスコアが大きく崩れることがないのも事実です。普段80台で回る方が、100超える時は、基本的には気持ちが切れているときでしょう。
マネージメント力=ゴルフIQを高める!
スコアが悪い日の行動が、次のベストスコアへ繋がる!
こういう気持ちを持ってラウンドを最後まで集中してやることで、同伴者も含めて気持ちよくラウンドできるのではないでしょうか?
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