ゴルフ上達

アプローチが劇的に上達!“距離感の定規”を作り自信を持ってラウンドで番手選びをしましょう!

のぶたです。

アプローチの練習は、皆さんしっかりとしていますか?

初心者~中級者のレベルのアマチュアですとアプローチがうまくいかないとすぐにスコアを崩してしまいますよね?のぶたもその中に入っているので、アプローチがうまくいかないとその日のスコアは良くないものになります。

それでは、アプローチを上達するにはどうすれば良いのか?

それは、感覚に頼らず「自分の中の定規(基準)」を作ることが大事だと思います。

そんな話をしていきたいと思います。

距離の“定規”とは?ゴルファーに必要な距離基準の考え方

アプローチを打つ際に残りの距離で番手を選ぶと思いますが、同じ50ヤードだとしてもピッチングウェッジでハーフショットする方もいれば、52度でスリークォーターショットする方もいたりと千差万別だと思います。

「振り幅 × 番手(ウェッジ)」で距離をコントロールするという考え方をしっかりと身に付ける事が大事だと思います。

のぶたの例で行きたいと思います。

1)グリーン周り

転がせるときは、ピッチングウェッジの転がしが第一候補です。障害物がある場合は、52度や58度の選択肢が出てきますが、グリーン周りの距離であれば、ある程度は、ピッチングウェッジで転がします。

ただ、ラフが深い場合は、58度で打つことが多いです。

2)30ヤード

52度のアプローチか58度のアプローチが選択肢になります。

3)50ヤード

58度のハーフショットで打ちます。

4)80ヤード

52度のスリークォーターショットか58度のフルショットの選択肢になります。

ラウンドで残り距離が上記のようになった場合は、こんな選択肢を持ってプレーしていました。

それでは、実際にどうなのか?インドアゴルフラウンジにて計測をしてみました。

インドアゴルフラウンジで計測してみた

インドアゴルフラウンジのTHE CLUB HOUSE18へ行ってアプローチの計測をしてきました。

インドゴルフラウンジ(練習場)で練習するメリット

1)自分のスイングを冷静にチェックしたい

個室空間で練習ができるので、周りの目を気にせずにしっかりと練習することができます。また、カメラが設置されていて、自分のスイングを撮影してくれていますので、スイングを見て直すことができます。

2)弾道解析ができるので、飛距離などのチェックが可能

色々な弾道解析のデータを見ることができますので、スライス系だったのか?フック系だったのか?等々のチェックをしながら練習できるので、とても貴重がデータを取ることができます。

3)天候に左右されない

関東も梅雨入りしましたが、雨や風などに影響されずに練習できるのは、大きなポイントです。天候に関係なくたくさん練習して上達しましょう。

残り27ydのアプローチを打ってみる

OKONGOLFのアプローチモードで27ヤードから練習していきます。

58度のウェッジで練習してみます

58度のウェッジで計測してみたデータ

Club SpeedSmash FactorSide SpinCarry DistTotal Dist
111.7 m/s1.05◀66 RPM14.2 yd21.9 yd
212.2 m/s1.04◀119 RPM15.4 yd23.0 yd
311.7 m/s1.07▶272 RPM15.0 yd22.4 yd
415.3 m/s0.96◀200 RPM20.5 yd28.1 yd
514.4 m/s1.01◀37 RPM20.8 yd29.8 yd

ウェッジでのアプローチと言う事でクラブスピード(Club Speed)が結構差がつく結果になりました。ある程度最初のうちは、ショート目が多く、何球か打っているうちに距離感も合わせるような事ができて最後の方は、良い感じで打つことができました。
ただ、キャリーの距離(Carry Dist)とトータル距離(Total Dist)で約7ヤード~8ヤードくらいの差があるので、止まるアプローチにはなっていないのがわかります。

続いて52度のウェッジで練習してみます

52度のウェッジで計測してみたデータ

Club SpeedSmash FactorSide SpinCarry DistTotal Dist
111.9 m/s1.11◀39 RPM16.4 yd26.6 yd
211.5 m/s1.10▶108 RPM14.6 yd22.6 yd
39.7 m/s1.30▶20 RPM15.0 yd22.4 yd
411.8 m/s1.12◀173 RPM15.9 yd27.0 yd
511.2 m/s1.08▶50 RPM13.6 yd20.9 yd

58度のウェッジとそん色ないデータになりました。若干58度の比べるとランが出るのが長くなる傾向が強いので、それを考えてクラブ選択をすれば、この数値ですと、どちらのクラブでも問題ないかなという感じがしました。

残り50ヤードのアプローチを打ってみる

続いて残り50ヤードに設定を変えて同じように58度と52度で打ってみたいと思います。本番ラウンドでは、この距離であれば58度のウェッジを選択してハーフスイングで打つイメージですが、今回は、58度と52度の2本をハーフスイングで計測してみて、その差を確認してみます。

58度のウェッジで計測してみたデータ

Club SpeedSmash FactorSide SpinCarry DistTotal Dist
124.2 m/s0.87◀32 RPM41.1 yd50.2 yd
220.7 m/s0.94◀789 RPM35.5 yd45.4 yd
322.7 m/s0.93▶212 RPM40.9 yd51.1 yd
421.6 m/s0.94▶478 RPM38.7 yd48.1 yd
523.5 m/s0.87▶2,049 RPM38.8 yd48.8 yd

52度のウェッジで計測してみたデータ

Club SpeedSmash FactorSide SpinCarry DistTotal Dist
123.4 m/s0.95▶548 RPM44.6 yd54.8 yd
222.6 m/s0.96▶1,017 RPM42.4 yd54.1 yd
323.9 m/s1.01▶568 RPM50.7 yd61.1 yd
423.4 m/s0.99◀136 RPM47.7 yd57.9 yd

残り50ヤードの距離になると58度のハーフショットが実践でも使っていたため、結果も良い数値になりました。52度のハーフショットで打つと50ヤードは超えることになり、どちらかというと60ヤードの時に使う事ができるという事がわかりました。

残り80ヤードのアプローチを打ってみる

続いて残り80ヤードに設定を変えて同じように58度と52度で打ってみたいと思います。本番ラウンドでは、最近一番悩みが多い距離で、58度のフルショットで打つ事が多いのですが、思いっきりトップしてOBしてしまったり、先日のラウンドでもややトップ目に入ってオーバーを経験してしまっているので、ちょっと悩ましい距離です。

58度のウェッジで計測してみたデータ

Club SpeedSmash FactorSide SpinCarry DistTotal Dist
129.8 m/s1.00◀374 RPM71.2 yd76.4 yd
228.6 m/s0.94▶265 RPM61.8 yd71.6 yd
331.1 m/s0.90◀676 RPM65.1 yd69.8 yd
432.0 m/s0.99▶579 RPM77.5 yd80.2 yd

52度のウェッジで計測してみたデータ

Club SpeedSmash FactorSide SpinCarry DistTotal Dist
129.8 m/s1.13▶587 RPM85.2 yd89.9 yd
231.5 m/s0.98◀247 RPM75.4 yd80.3 yd
330.7 m/s1.01◀290 RPM75.6 yd82.1 yd
428.5 m/s1.02▶67 RPM69.4 yd76.2 yd
530.4 m/s1.03◀475 RPM77.0 yd83.3yd

残り80ヤードの距離については、58度のフルショットよりも52度のスリークォーターショットの方が安定していることがわかりました。
それでも52度のウェッジでのショットでは、大きくなることもあるので、ピンの位置も確認して、やや奥でも大丈夫な場合は、確実に52度のウェッジのスリークォーターショットにして、オーバーは厳禁という場合は、58度のショットの方が良いという結論になりました。

あなたの中の「距離感の定規」を作れば、アプローチは武器になる!

アプローチは、自分なりの定規をしっかりと作ることが大事で、それをラウンド中の風やピン位置などを考慮して使い分けていくことである程度のショットの結果を得ることができると思います。

のぶたの場合は、こんな感じになりました。

残りヤードクラブ選択とショット内容
グリーン周りピッチングウェッジの転がしor52度or58度(ライによって)
30ヤード52度or58度
40ヤード58度のハーフショット以下
50ヤード58度のハーフショット
60ヤード52度のハーフショット
70ヤード58度のフルショット近く
80ヤード52度のスリークォーターショット

今回ちょっと40ヤードをやってなかったので、これは次回の練習時に再度計測しようと思いますが、それ以外はこの数値を見る限りでは、これで大丈夫かと思います。

自分が気持ちよく振れるスイングで、番手を変える事で、距離が変わることが理解できて定規が完成されてくると本番のラウンドでもアプローチで迷わずに番手を選ぶことができますので、皆さんもこんな感じでアプローチの距離感を得るために計測をするのはとても良い事だと思います。

また、ゴルフをさらに楽しめるように頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。

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のぶた

昔は痩せていた!という典型的なメタボ体型(ウエスト100㎝)のアマチュアゴルファーで、1973年生まれ千葉県木更津市在住。 年間約50ラウンドのゴルフを楽しんでいます。主に千葉県木更津市から車で1時間以内で行けるゴルフ場を中心にラウンドしています。 目標は、パープレーで回る事! メタボなオジサンでもゴルフうまくなれる!と信じてアマチュア目線でゴルフについて色々と綴っていきます。

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