90切りを考える

“ゴルフ90切り”を邪魔する5つのミス行動とは?【アマチュアゴルファーの現実】

1.はじめに 90切り目前で届かないのはなぜ!?

90切り目前なのに、あと数打足りない…100切りは、大体できるようになってきたけど、もう一段階上の90切りは中々できないという方も多いと思います。

その原因は、ショットの技術でしょうか?それとも…

今回は、スコア90を目指しているけど、中々達成できないアマチュアゴルファーにありがちな”5つのミス行動”をご紹介していきます。

ミス行動①:ティーショットで無理にドライバーを使う

“90切り”を邪魔する5つのミス行動とは?

・フェアウェイキープより飛距離を優先しがち
・OBやトラブルショットでスコアを崩す典型パターン

100切りを達成していて、90切りを目指すようなアマチュアゴルファーですから、ある程度のショットは打てるようになっているはずです。ただし、打てるようになっているので、ドライバーの飛距離を欲しがるという一因にもなってくるのではないでしょうか?

特にフェアウェイが狭いホールやスライサーで右にOBやワンペナのペナルティがあるホールなど、自分にとって嫌だなと思うホールでは、ドライバーを持たないという選択肢も持ってプレーすることが大事です。

90切りは、全てのホールボギーで90ですから、どこか一つでもパーが取れれば達成できるので、パーオンできない可能性があっても着実にボギーで上がれるというマネージメントをするホールがあっても良いと考えましょう。

改善策: 安定したクラブ選択(例えば3WやUT)で確実にプレー

ミス行動②:グリーン周りで寄せを雑に打つ

“90切り”を邪魔する5つのミス行動とは?

・アプローチを“勘”で打ってミス連発
・トップ・ダフリでダブルボギーになることも

90切りを目指すアマチュアゴルファーにとってアプローチはとても大事な要素となります。
パーオンは、のぶたの場合では、約30%ほどになっていて、70%はグリーン周りの寄せを行う事になりますので、このアプローチを寄せてパーとなるのか?大きなミスをしてしまい、ダブルボギー以上になってしまうのか?によって18ホールのトータルスコアは大きく変わってしまいます。

改善策: 距離感と打点を意識した1パターンの“得意な寄せ”を持つ

ミス行動③:パーオン狙いにこだわる

“90切り”を邪魔する5つのミス行動とは?

・無理にグリーンを狙って池・バンカーへ
・リカバリー失敗でスコアが大崩れ

90切りを目指すアマチュアゴルファーにとって、一番やってはいけないことが”大たたき”です。ボギーが基本線なので、グリーン上が2パットで行くと仮定すると、ほとんどのホールでボギーオンでOKと言う事になります。

ティーショットを曲げてしまった際に、無理をして木の間を抜くようなショットをしようとしてしまったり、200ヤード以上残っていて池が絡んでいるのに無理に3番ウッドで狙ったりしてしまって大きなミスを招いてしまい”大たたき”をしてしまうと、取り戻すのにパーが複数個必要になってしまいます。

1つミスをしてしまった場合は、無理にパーを狙うのではなく、ボギーをしっかりと狙っていくマネージメントを心掛けましょう。

改善策: 3オン狙いでボギーOKのマネジメントに徹する勇気

ミス行動④:状況判断をせずにルーティン通り打つ

“90切り”を邪魔する5つのミス行動とは?

・風、ライ、傾斜を無視していつも通りのクラブ選択
・“ナイスショットなのにトラブル”が起こる原因に

ゴルフというスポーツは、一つのミスが1打では終わらないスポーツです。
常に状況判断をすることが求められていて、コースの状況はもちろんのこと、風やライ、傾斜など色々な情報をもとにクラブを選択しショットをしていく必要があります。

ルーティンを大切にするのは、とても大事な事ですが、そういった状況判断をしっかりと行って一つのミスを起こさないようにすることが90切りを手繰り寄せる秘訣です。

改善策: 一呼吸置いて状況を確認→番手やスイング強度を柔軟に変える

ミス行動⑤:悪い流れを断ち切れないメンタル

“90切り”を邪魔する5つのミス行動とは?

・連続ミスのあとに冷静さを欠いた攻めをしてしまう
・感情にまかせたプレーがスコアを台無しに

90切りを目指すアマチュアゴルファーにとっては、ここが一番大事ではないかと思うのがメンタルです。どうしても1回のミスはラウンド中に何回かは起こりえます。逆に言えば、全てがパーフェクトショットできるというのは、プロゴルファーでも中々難しいものではないでしょうか。

”大事なのは、ミスをした後”

例えば、ティーショットはナイスショットでフェアウェイをキープし、セカンドショットはパーオンが狙える残り100ヤード!よし!と意気込んだセカンドショットは、大ダフリで20ヤード…

こんな経験ありますよね?

ここで冷静に残り80ヤードをしっかりとグリーンオンできて2パットであれば、ボギーで上がれますが、冷静さを欠いてしまい更にミスをしてしまうとダブルボギーの危険性は一気に高まります。

その他、3パットをしてしまいダブルボギーをしてしまったホールの次のホールのティーショット等々…メンタルが試される場面はゴルフでは多々あります。

改善策: 1ホールごとにリセット思考。深呼吸やルーティンの見直しで切り替えを習慣化

まとめ

レッスンのYouTubeを見たりゴルフ番組を見たりして技術を習得したいと考えているゴルファーは多いと思いますが、90切りを目指すアマチュアゴルファーにとっては、技術だけではなく今回挙げたミスを少なくすることがスコアアップの近道ではないでしょうか?

スコアを崩す原因の多くは、「自分の行動や選択」かもしれません。

今回ご紹介した5つのミスが90切りを目指すアマチュアゴルファーにとって少しでも参考になってスコアが劇的に安定する事を願っています。

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のぶた

昔は痩せていた!という典型的なメタボ体型(ウエスト100㎝)のアマチュアゴルファーで、1973年生まれ千葉県木更津市在住。 年間約50ラウンドのゴルフを楽しんでいます。主に千葉県木更津市から車で1時間以内で行けるゴルフ場を中心にラウンドしています。 目標は、パープレーで回る事! メタボなオジサンでもゴルフうまくなれる!と信じてアマチュア目線でゴルフについて色々と綴っていきます。

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