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Par5 ボギー狙いはアリ?無理しないラウンド戦略とスコアメイク術【検証】

Par5 ボギー狙いはアリ? はじめに 

Par5ホールに立ったとき、多くのゴルファーが「ここはバーディーチャンスだ!」と意気込みます。確かにパーより1打多い設計のPar5は、スコアを縮めやすいホール…そう思われがちです。

しかし実際には、無理に攻めた結果スコアを崩してしまうケースも少なくありません。そこで今回は、あえて“ボギー狙い”をすることで安定したスコアメイクを目指す戦略について検証していきます。

のぶたのここまでのラウンドの数値を見てみるとPAR3、PAR4、PAR5別のアベレージは、以下の通りです。

PAR3 3.6
PAR4 4.9
PAR5 5.9

スコアが一番良いのがPAR3で、PAR4とPAR5は、ほぼボギーと言う事になります。アマチュアゴルファーの場合は、プロゴルファーと違ってボールを打つ回数が多い方がミスが出る可能性が高いのでスコアメイクが難しいという現実があります。

最初からボギー狙い?なんて面白くないよ~って思われている方も多いと思いますが、この記事を読んでみて、試してみる価値あるかも!?って思うかもしれませんよ。

【よくあるミス】Par5でスコアを落とす原因とは?

Par5 ボギー狙いはアリ?無理しないラウンド戦略とスコアメイク術【検証】

Par5でのスコアロスの原因として、以下のようなパターンが挙げられます。

  • ティーショットが曲がって林の中へ
  • セカンドで欲張って長いクラブを握り、ダフリ・チョロ
  • 3オン狙いがOBやバンカーにつかまり、結局5オン2パットのダボ…

「Par5=攻めホール」という意識が強すぎて、自分の実力を超えた無理なプレーになってしまうのです。

この状況ってゴルフやってる方であれば、あるある!って思ってもらえたと思います。

【新発想】Par5こそ“ボギー狙い”で安定感を!

Par5 ボギー狙いはアリ?無理しないラウンド戦略とスコアメイク術【検証】

実はPar5を「ボギーでいいや」と割り切ることで、かえってスコアが安定することがあります。

例えば、ティーショットをフェアウェイを狙い、とりあえずセカンドショットが打てる所に打っていきます。セカンドショットは、距離を欲しがらずにリスクを絶対に回避するショットを打つ。サードショットは、グリーンを狙える距離であれば狙いますが距離が長い場合は、自分の得意な距離を残します。そして4打目でグリーンを狙い2パットでボギーという狙いです。

100切りや90切りを目指すゴルファーにとっては、この堅実な“ボギー戦略”が結果的にベストスコアへの近道になることもあるのです。

【ケーススタディ】ボギー狙いが有効な状況とは?

Par5 ボギー狙いはアリ?無理しないラウンド戦略とスコアメイク術【検証】

とはいえ、短いPAR5などでもボギー狙いって考えるべきなのか?という疑問が湧いてきます。ボギー狙いという風に考えた方が良いと思うホールはこんなホールです。

  • ティーショットが飛ばず、2オンどころか3オンも厳しいとき
  • ラフや傾斜地からのセカンドで無理して距離を稼ごうとするのはリスキー
  • すでに前半でトリプルボギーがあり、これ以上のスコアロスは避けたいとき

ティーショットが飛ばなかったり長いPAR5の場合は、セカンド地点から残り350ヤード以上残る場合もあります。その場合は、無理に長いクラブを持たないでそこから3つでオンさせるつもりでセカンドショットをするとリスクは減ります。

【実例紹介】こんなボギープランで回ろう!

Par5 ボギー狙いはアリ?無理しないラウンド戦略とスコアメイク術【検証】

仮に、530ヤードのPar5だったとしましょう。ティーショットの飛距離に自信がないゴルファーや、ラフに入れたくない慎重派にぴったりな“ボギー狙いプラン”をご紹介します。

1打目 180ヤード(フェアウェイキープ最優先)
ドライバーでもOKですが、方向性を重視してスプーンやユーティリティでティーショット。とにかくラフやOBを避け、フェアウェイに置くのが第一目標。

2打目 160ヤード(安全に前進)
まだまだグリーンは遠いので、無理せず見えるところを目指す。フェアウェイウッドやユーティリティでコツコツ前進。

3打目:残り190ヤード → 110ヤード刻み
ここも無理してグリーンを狙わず、サンドウェッジや9Iの距離が得意なゾーンまで刻む。

4打目:残り80~100ヤード → グリーンオン
ピンを狙いすぎず、グリーンの安全な面を狙って乗せるのが基本。グリーンオンで目標達成。

4オン2パットのボギーとなります。

アマチュアのスコアを大きく崩す原因の多くは、ドライバーでのティーショットとセカンドショット以降の長いクラブでの大きなミスです。3番ウッドや5番ウッドである程度正確に打てるという方は、問題ないと思いますが、ここが自信がないという方は、このマネージメントはとても有効だと思います。

「攻めない=守り」ではない

この戦略は、「攻めない=守り」という考えではなく18ホールのトータルのスコアを考えるとしっかりとPAR5で大たたきをしないでスコアをよくするという攻めの姿勢です。

もちろんティーショットが広くドライバーをしっかりと振って行けるホールであれば、刻む必要もないですし、セカンドショットが300ヤード切っていた場合は、3オンを狙っていくというのは問題ないでしょう。

しかし、PAR5で大たたきをよくしてしまうというアマチュアゴルファーは、こういうマネージメントもあるんだという事を頭に入れてプレーするとトータルのスコアが変わってくるかもしれませんよ。

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のぶた

昔は痩せていた!という典型的なメタボ体型(ウエスト100㎝)のアマチュアゴルファーで、1973年生まれ千葉県木更津市在住。 年間約50ラウンドのゴルフを楽しんでいます。主に千葉県木更津市から車で1時間以内で行けるゴルフ場を中心にラウンドしています。 目標は、パープレーで回る事! メタボなオジサンでもゴルフうまくなれる!と信じてアマチュア目線でゴルフについて色々と綴っていきます。

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