のぶたです。
「ゴルフは体で覚えろ!」
「いや、理論を理解しないとダメだ!」
──そんな意見、聞いたことありませんか?
ゴルファー仲間の中で、練習場でもラウンドでも、ゴルフの上達を目指す人たちがぶつかるこの永遠のテーマ。
果たして、どちらが正解なのでしょうか?
この記事では、「体で覚える」「頭で考える」それぞれのメリットとデメリット、そして両者をどう活かすべきかを分かりやすく解説します!
「体で覚える」ゴルフのメリットと限界
ゴルフはスポーツ。まずは“体で覚える”という考えには、大きな意味があります。反復練習を重ねることで、意識しなくても同じスイングができるようになる「無意識の習得」が可能になります。

■メリット
・毎回同じ動きが再現できる=安定したショットに繋がる
体が覚えていれば、再現性の高いショットが打てるという事になりますので、安定したショットが打てます。
・プレッシャーのかかる場面でも“体が動く”
右がOBや左が池というプレッシャーがかかる場面でも体が勝手に動けばミスは少なくなります。
・動作の一貫性が高まり、ミスが減る
体が覚えてるので、ミスが減ります。プロがちょっと失敗したような顔をしてもグリーンには乗ってるというのは体が覚えてるからではないでしょうか。
■限界
・感覚に頼りすぎると原因分析ができなくなる
体で覚えていれば良いのですが、一旦歯車が狂った場合に原因分析が難しくなるという事があります。
・誤った動きを繰り返すと“悪癖”になるリスク
体で覚えるという事は、悪いことも覚えてしまうというデメリットがあります。それでもある程度までは上達するかもしれませんが、本当にもっと上を目指すといった場合には、悪い癖になってしまうかもしれません。
・状況に応じた修正が難しくなる
体で覚えていますが、練習場は平坦であり、コースは状況が違います。そのため、コースで前上がりや左足下がりなどのライが変わったりする場合の修正能力がどうなのか?という問題があります。
「なんとなく当たるようになってきた…でもなぜ?」という状態が続いてしまうのは、体で覚えるだけの練習に偏りすぎているサインかもしれません。
また、そもそもの話として、身体に覚え込ませるという事はかなり練習を積んでいく必要があり、プロゴルファーでもないアマチュアゴルファーが毎日球を打つのは実際にはかなりハードルが高い事が考えられます。
「頭で考える」ゴルフのメリットと限界

一方で、スイング理論や戦略を“頭で理解”することもゴルフの上達には欠かせません。特に中級者以上になると、「なぜこの球が出たのか」を説明できるようになることが、レベルアップの大きなカギになります。
■メリット
・ショット結果を分析して改善点が見つけられる
のぶたも自分でラウンドメモを取ったり、練習中に意識したことなどをメモしたりこちらで記事を書いたりすることで冷静に分析したり改善するポイントをしっかりと考えることができていますが自分のミスの傾向などを知ることはとても大事です。
・コースマネジメントに活かせる
頭で考える癖をつけておけば、実際のラウンドでコースマネージメントする際にもとっても役に立ちます。風やピンの位置、ライの状況などゴルフでは考える事がたくさんありますので、頭で考えないでただ打つだけでスコアが伸びる事は絶対にありません。
・「調子が悪いとき」に対応力がつく
練習でもしっかりと考えて練習しているので、ラウンド中に調子が悪い際に、「練習中にこれを意識したら良い結果が出たな」とか思い出せるので、修正能力が高くなります。全部がナイスショットだったら良いのですが、そうでないショットが出た後にどう修正するか?というのもゴルフでは大事なポイントになります。
■限界
・考えすぎてスイングがぎこちなくなる
頭で考えすぎても実際にやるのは体ですので、あまり考えすぎてスイングがスムーズにならないことも考えられます。
・ラウンド中に頭が混乱して迷いが出る
ラウンド中に色々と考えすぎて迷ってしまうのが一番よくありません。練習中にやったポイントを思い出してシンプルにショットをしていかないと逆に悪い結果になってしまいます。
・知識ばかり増えて、実行が伴わない場合も
よくラウンド毎に、この前YouTube見てさ~って言って、取り入れていく方がいますが、そう簡単に自分のものになりませんよね!?また、レッスンプロが言う事は、同じことを言っていても表現が違ったり、またまったく別の事を言ってる場合もありますので、自分に合うか合わないかをチョイスするのも大事です。
また、スイングなどを考えすぎてイップスになったりすることも考えられます。また、自分ができると思っていたスイングがラウンド中にうまくいかない場合は、スイングが崩壊して、何をして良いのか?わからなくなるという事も考えられます。
上達の秘訣は「順番とバランス」

初心者のうちは「体で覚える」ことに集中した方がスイングが固まりやすいですが、ある程度打てるようになったら、「頭で考える」ことを組み合わせていくべきです。
■初心者~中級者はまず「体で覚える」が重要
クラブを握ったこともないような初心者がいきなり、YouTubeばかり見てスタートしてもうまくいくはずがありません。
最初は、やっぱり打ちっぱなしの練習場やインドアゴルフ練習場に通って実際にボールを打つことが必要です。
いきなりドライバーを打っても空振りするかもしれませんが、ショートアイアン当たりで打っていくと何回かやってるうちにボールに当たるようになると思います。
このレベルの場合は、とにかくゴルフのスイングをすることが大事ではないかと思います。
■中級者以降は「頭で理解して調整」が効果的
ある程度ゴルフをするようになり、コースにも出ていくようになると、やはり頭で考えることが重要になってきます。
単純に練習場に行って、沢山球を打てばよいというレベルではなくなり、頭で考えながらスイング練習をした方が効率的です。
ボールの位置、スイングテンポ、バックスイングの上げ方等々、考えたら無限に考えることはありますので、自分でどこを意識してこうしたら良いショットが打てたというような成功体験を続けることで、本番でも強いスイングが出来上がってきます。
■理想的なステップ
- まずはシンプルな反復練習で基本動作を体に覚えさせる
- 動画やデータを使ってスイングを客観的に分析する
- その分析を元に、再び“体で修正”していく
この“行き来”が、結果として一番効率の良い上達法になります。
のぶたは、毎回ラウンドに行き、失敗したことをしっかり記録していますので、反省点がわかります。
前回のラウンドでもショートアイアンが良くなかったので、これを練習場で修正します。
その際には、なぜ?悪かったのか?動画を撮ってもらっていれば動画をチェックしたりして、自分なりにスイングを修正してから次のラウンドに向かうようにできるのが理想です。
その際には、色々なゴルフ関連のTV番組やYouTubeを見たりして、ヒントをもらうようにしています。
練習例:「体と頭」を両方使ったトレーニング

では、実際にどんな練習をすればスコアが伸びていくのか?考えてみたいと思います。
■体で覚える練習法
- 毎回同じテンポでの素振り10回 → 実打5球
- 「1つの課題に絞った反復」(例:インパクト音だけ意識)
- 同じ番手で10球連続ショット、左右のブレを体感で把握
これは、ほんの一例ですが、反復練習をすることが一番大切ですね。
■頭で考える練習法
- スマホでスイング撮影 → 直後にチェック&メモ
- TrackManや弾道測定器のデータを見て改善点を発見
- スコアカードを見返して「どこで崩れたか」を分析
たとえば週2回練習するなら、「1回は体の使い方に集中」「もう1回は頭で分析&戦略練習」など、テーマを分けるのもおすすめです。
今は練習方法などはYouTubeなどで色々と見ることができる時代なので、色々と試していくことができますし、自分のショットをアプリで分析する事もできます。
また、ラウンド中にどんなミスが出たのか?を自分で記録しておくことで、ラウンド後の練習で、どこを重点的に練習すれば良いのか?がわかるので、ラウンドメモを取るのもおススメです。
結論:あなたに合ったスタイルを見つけよう
ゴルフの上達において、「体で覚える」と「頭で考える」はどちらも欠かせません。
どちらが大事か?ではなく、「どのタイミングでどちらに重きを置くか」が大事なのです。
- 初心者:体重視(反復で感覚を養う)
- 中級者:思考とのバランス(分析→修正)
- 上級者:試合中は感覚、練習は思考的
あなた自身の性格やプレースタイル、伸ばしたい部分に応じて、この2つのバランスをうまく取りながら練習してみてください。
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