練習しないほうが好スコア!?ゴルフのあるあるは本当なのか?
「なんで今日はこんなに調子いいんだろう…?」
「そういえば、今日は全然練習してなかったな…」
こんな経験、ゴルファーなら一度はあるのではないでしょうか?
「練習してないと調子がいい」「逆に、前日に打ち込みすぎるとスコアが悪い」── そんな“ゴルフあるある”の真相について、今回は徹底的に掘り下げていきます。
果たしてこれは本当なのか?それともただの気のせい?
練習と本番の不思議な関係、そしてスコアアップのヒントを探っていきましょう!
あるある!?「練習してない日の方がスコアがいい」現象

「練習してない日の方がスコアがいい」
ゴルフ歴が長くなるほど、こうした不思議な現象に遭遇するもの。SNSやYouTube、ゴルフ仲間の会話でも、
- 「前日は飲み会だったのに、なぜか好スコア!」
- 「フォーム気にしないで振ったらドライバー絶好調だった」
- 「練習ラウンドでダメだったのに、本番で急に爆発!」
といった声が少なくありません。
一見、理屈に合わないようですが、じつはこの現象にはいくつかの“納得できる理由”が存在するような気がします。
なぜ練習していないとスコアが良くなるのか?考えられる5つの理由

「練習してない日の方がスコアがいい」現象が出るのか?その理由を5つほど考えてみたいと思います。
① リラックス効果で身体の力が抜ける
練習していない分、「気合い」や「気負い」がないため、自然体でスイングできます。
余計な力が抜けることで、本来のスイングが出やすくなるのです。
練習してないんだからうまくいかなくて当たり前だと考えて、ある意味リラックスできているというのが一つの要因ではないでしょうか。練習して頑張ってるんだから結果を出さないと!という気持ちでラウンドすると逆にスムーズにスイングができないという事も考えられます。
② 頭で考えすぎず“感覚”で打てる
練習後は「フェース角」や「トップの位置」など、テクニカルな意識が強くなりがち。
逆にノー練習だと、感覚頼りの“ナチュラルスイング”で打てることがあります。
練習するとどうしても頭で色々と考えてしまいます。練習をしてないとそれらのことを考えることがなく感覚で打てるというメリットがあります。とはいえ、ベースとしてある程度ゴルフスイングができるという条件がついてきてしまいますが、まったくの初心者がいきなりラウンドしてうまくいくという事はありません。
③ フォームを崩すリスクがない
直前の練習でフォームが迷走すると、本番でその修正が間に合いません。
ノー練習なら、今の自分のフォームを信じて打つことに専念できます。
②の頭で考えすぎず”感覚”で打てるというのと共通する部分でもありますが、特にラウンド直前の練習でスイングを考えすぎてしまうと本番で悩んでしまうという事がありますので、考えモノです。
④ 期待値が低く、メンタルが安定する
「今日はダメでも仕方ない」と思うことで、逆にプレッシャーが少なくなり、結果として安定したプレーにつながることも。
ここがアマチュアゴルファーの場合、一番の肝ではないかと思いますが、練習してないから自分に期待をかけすぎないでプレーできるので、リラックスできるのではないかと思います。
特にミスショットしてしまっても、練習してなからしょうがないよ~って次のショットに集中できますし、練習をガッツリしてラウンドに望んだ方は、あんだけ練習したのになんでミスしちゃったんだって思うので、次のショットも引きずってしまうのではないでしょうか。
⑤ コースに集中できる
練習なしで臨んだときほど、1打1打に集中する傾向があります。
プレーフローが良くなり、結果的にミスも減るという好循環に。
練習してないので、とりあえずという気持ちが先行してコースを見ることができるのではないでしょうか?練習をしてラウンドしていると自分のスイングばかりに気を取られてしまいコースを確認する余裕もなくなるという事が考えられます。
本当に練習しない方が良いのか?注意点と落とし穴

もちろん「練習しない=正義」ではありません。
たまたまうまくいった“偶然の好スコア”を鵜呑みにしてしまうと、以下のような落とし穴にはまる可能性も。
● 再現性がない
練習しないで出たナイススコアは、偶然であることがほとんど。再現性がなく、安定性に欠けます。
● 成長が止まる
ノー練習でプレーを続けていると、ミスショットの原因やスイングの課題に気づけず、ゴルファーとして成長が鈍化します。
● 体の感覚が鈍る
特に中高年ゴルファーにとっては、スイング維持や可動域の保持のためにも、適度な練習は必要不可欠です。
練習を全くしないでラウンドに行くだけという方も多いと思いますが、その方は、たまたま良いスコアが出ることはあるかもしれませんが、継続して良いスコアを出していきたいのであれば、やっぱり練習が大事です。
理想は“考えすぎない練習”と“感覚を活かすプレー”

つまり、練習しない方が良いのではなく「考えすぎない練習」と「感覚に委ねたプレー」のバランスが大切で、特にラウンド直前の練習では、あまりも考えすぎる練習をしてしまうと逆効果になってしまうという事も考えられますので注意が必要です。
● 練習ではルーティンを重視
ただ球数を打つだけでなく、コースを想定したルーティン練習を。
例:1球ごとに番手とターゲットを決め、ルーチンを毎回同じにする。
● スイング調整は軽めに
直前にフォームを大きく変えると、本番で迷いが出ます。前日練習では感覚の確認程度にとどめましょう。
● コースでは「引き算のゴルフ」を
「パーを取ろう」よりも、「大叩きしない」ゴルフを意識。練習の成果は“過信”せず、リズムと流れを大切に。
まとめ|ゴルフあるあるは真実?練習と本番のベストバランスとは
「練習してない方が調子が良い」──
これは多くのゴルファーが経験する、実に“リアルなあるある”です。
しかし、それを真に受けて練習をやめてしまうのは危険。
大切なのは、練習と本番で「考えすぎない状態」を作る工夫です。
- 練習では感覚を磨く
- 本番では力まず流れに乗る
この“逆説的ゴルフメンタル”を理解すれば、あなたのスコアもさらに安定するかもしれません。
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