100切りを考える

100切りのためのメンタル戦略|80切りを狙う私が大切にしているコースマネジメント

100切りは“技術”より“考え方”で達成できる

100切りのためのメンタル戦略|80切りを狙う私が大切にしているコースマネジメント

多くのアマチュアゴルファーが最初に目指す目標、それが「100切り」。
でも、ドライバーが曲がる、アイアンが安定しない、パットが入らない——。
そんな悩みを抱える方にこそ知ってほしいのが、「メンタルとコース戦略」です。

私自身、現在は80切りを目指してラウンドしていますが、スコアが安定しはじめたきっかけは“技術”ではなく“考え方”でした。
100切りを狙うなら、**「大叩きをしないゴルフ」**を徹底することが最短ルートです。

100切りのためのメンタル基本3原則

100切りのためのメンタル戦略|80切りを狙う私が大切にしているコースマネジメント

ある程度のショットを打てるようになってコースでも50台では回れるようになってきてるのに、なぜか100切り達成することができないという方は、こんな風にメンタルを考えてみてください。

「ダブルボギーでOK」マインドを持つ

全ホールダブルボギーの場合、トータルで108。
つまり「ダブルボギー9ホール、ボギー9ホールで回れたら27オーバーなので、100切りを達成することができます」。
毎ホール「パーを狙う」より「ボギーで良い」「ダボでもOK」と思えると、力みもミスも減ります。
とはいえ、もちろんパーが取れそうなときは、パーを取りに行くのは良いと思います。

ミスを恐れず“リスクを減らす”選択を

「当てにいく」より「曲げない」。
「届かせようとする」より「次を残す」。
欲張らないことが最大のメンタル安定剤です。

意外にミスを恐れて当てに行く動きをすると球は曲がりますので、しっかりと振り切ることが大事です。ただし、無理して届かせようと考えてはいけません。クラブを選んだ時点でクラブを信じて振り切ることが大事です。

“切り替え力”を持つ

ミスショットをしても引きずらず、「次の1打で整える」意識。
1ホールで終わるゴルフではありません。
“1ホールごとにリセット”できる人が、最終的にスコアをまとめます。

失敗した際に切り替えると簡単に言いますが意外に難しいものです。ただし、切り替えができないとミスが連鎖してしまい、目標のボギー、ダブルボギーも達成することができません。

1ホール大たたきをしてしまったとしても、18ホールあるので大丈夫!という気持ちで切り替えていきましょう。

PAR別コースマネージメント戦略

100切りのためのメンタル戦略|80切りを狙う私が大切にしているコースマネジメント

PAR3、PAR4、PAR5でそれぞれどんなマネージメントを意識してラウンドすることが100切りに繋がるのかを考えてみましょう。

【PAR3】 花道狙いで安全に1オンを目指さない

  • グリーンを外してもOK。花道に残ればアプローチで十分寄せられる。
  • 池やバンカーが見える方向は避け、「外しても安全なサイド」を狙う。
  • 1番手大きいクラブで軽く打つのも効果的。

メンタルキーワード: “ショートは怖くない。大ケガしない位置へ。”

PAR3は、1打でバーディーも狙えますし、グリーンを外す場所によっては、大たたきもしてしまうホールです。まずはハザードの位置を確認してバンカーや池などを確実に避けるマネージメントが必要です。
特にピン位置も一緒に確認して奥目のピンの場合には、オーバーするとアプローチが難しくなるのでグリーン手前でも良いという気持ちで、ピンが手前の場合は、グリーン奥に乗ってもOKという気持ちでクラブ選択をすると間違いがありません。

【PAR4】 OB回避が最優先。フェアウェイを広く使う

  • ティーショットはドライバーよりも「曲がらないクラブ」を選ぶ勇気を。
  • 2打目でグリーンを狙うより、「次のアプローチが打ちやすい場所」に置く。
  • 無理にパーオンを狙わず、3オン2パットのボギーで十分。

メンタルキーワード: “フェアウェイに残す=成功。”

PAR4は、OBやワンペナが一番の難敵となります。ドライバーでないクラブを持つ選択肢も必要になる場合があります。とはいえアマチュアゴルファーは、ドライバーの方が安心という事もありますので、そこは自分の心に正直にクラブ選択をするべきでしょう。
ティーショットが成功した場合は、セカンドショットで大ダフリなんて事がよくありますが、しっかりとグリーンに乗らなくてもグリーンの周りにあればOKくらいの気持ちでショットをしましょう。

【PAR5】 3打目勝負でリスクゼロマネジメント

  • 距離を稼ぐより「フェアウェイをつなぐ」意識で。
  • 2打目でグリーンを狙わない。100Y前後を残す刻みが安定します。
  • 3打目を得意クラブでグリーンオンさせるのがベストパターン。

メンタルキーワード: “ボギーでOK、パーはおまけ。”

PAR5は、100切りを目指すゴルファーにとっては、グリーンに到着するまでに3打や4打を要しますので、どうしてもミスショットの確率が高くなりスコアを崩しやすいホールになります。
ティーショットから3打目までベストショットを期待しすぎずにある程度の場所に置ければOKという気持ちでショットしていくことが重要です。
最終的には、4打目では確実にグリーンを捉えることができていれば100切りへの道は容易いです。

まとめ:100切りは「冷静さ」と「割り切り」で叶う

100切りを目指すなら、飛距離よりも方向性、攻めよりも守り。
そして、どんなにミスしても「次で取り返す」前向きな気持ちを忘れないこと。

実際、80切りを目指す今でも私が意識しているのは、
“欲張らず、冷静に、リスクを取らない” という100切りマインドそのものです。

100切りは、メンタルと戦略で誰でも到達できます。
ぜひ次のラウンドで「攻めない勇気」を試してみてください。

また、私は100切りを達成する為に、以前は160ヤード以上残った場合は、グリーンを狙わずにアプローチを残すというラウンドをやっていました。特に180ヤード、200ヤード残った場合は、大きなクラブを持たずに、7番アイアンなどで刻んでアプローチするというものです。
これをやったおかげで現在でもアプローチは好きな部類のショットになりましたし、安定して80台を出すことができていると思います。

皆さんも100切りを目指して楽しいゴルフを!

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のぶた

昔は痩せていた!という典型的なメタボ体型(ウエスト100㎝)のアマチュアゴルファーで、1973年生まれ千葉県木更津市在住。 年間約50ラウンドのゴルフを楽しんでいます。主に千葉県木更津市から車で1時間以内で行けるゴルフ場を中心にラウンドしています。 目標は、パープレーで回る事! メタボなオジサンでもゴルフうまくなれる!と信じてアマチュア目線でゴルフについて色々と綴っていきます。

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