のぶたです。
今年に入り30ラウンドで23ラウンドが90切りを達成しています。アベレージ87弱なので、ある程度安定してスコアが出せているのではないかと思います。
そんなアマチュアゴルファーであるのぶたが、どんなコースでもある程度90切りができるのか?それは、「マネージメント」をある程度できているからかなという風に思っています。
テクニックやゴルフスイングというのもスコアを作るうえで大事な要素だと思いますが、それよりも「判断」とか「選択」といった部分がゴルフというスポーツでは、大事になってくるのではないかと思います。
プロは、当然ながら「コースマネージメント」をしていると思いますが、アマチュアの場合、あまり考えていないことが多く、感性任せのゴルフになることが多いのではないでしょうか?
「どうせ考えても思った通りに打てないから」とか考えずにコースマネージメントについて考えてみたらいかがでしょうか?
ゴルフマネジメントとは?基本の考え方

まずは、ゴルフにおけるマネージメントとは何か?というのを考えてみたいと思います。
■コース攻略の戦略を立てること
ゴルフ場には、OBやワンペナなど打ってしまうとペナルティが課せられる場所や池やバンカーなどのハザードがあったりして、ゴルファーは、打つ場所を想定しながら打つ必要があります。
PAR3であれば、ティーショットの段階でワンオンを狙うわけですが、ピンが右にあるのか?左にあるのか?また、バンカーがどこに配置されているのか?など1打打つ前にも色々と考えることがあるわけです。
■リスク管理・距離感・風向き・自分の得意不得意を考慮
マネージメントいう言葉には、色々な要素が含まれているのではないかと思います。
一つ目は、リスク管理です。これは、ペナルティがどこにあるのか?次のショットに邪魔にならないのか?などグリーンオンしてカップインする前の間に沢山あるリスクを見てそれを回避する方法を頭に浮かべます。
二つ目は、距離感です。自分のクラブの飛距離を考慮してそのコースをどう戦略を立てていくのか?を決めていきます。PAR4のホールで距離が300ヤードもないホールであれば、ドライバーを持たないという選択もできます。
三つ目は、風向きやライの状況です。アゲインストとフォローでは距離というのは当然違ってきますし、ライも左足下がりとかつま先上がりとかでも距離や方向性も違ってきます。そういうのをすべて判断して選択していくのがマネージメントです。
四つ目は、自分の得意と不得意を考慮するという事です。のぶたは、どちらかというとスライス系のボールが多いので、この辺はマネージメントに組み込んでいきます。左がOBの場合は、それほどプレッシャーになりませんが、右がOBの場合は、とてもプレッシャーになったりするので、マネージメントの中に左に打とうってのを強く持つ事を入れていくこともあります。
■「攻め」と「守り」のバランスがカギ
ひと口にマネージメントと言っても、全て守っていくという事ではありません。先ほどの例でPAR4で300ヤードのホールでも、ペナルティが少なくハザードも問題ないのであれば、ドライバーでティーショットをしても良いのです。
確実に言えることは、自分の腕と相談したうえで選択をすることが大事と言う事です。
具体的なマネジメント術【5選】

今回は、一般例としてのマネージメントを書いていきたいと思います。もちろん場面によっては違うよって事もありますから、その辺は自身の判断でプレーしましょう。
■ティーショットは「最大飛距離」ではなく「次打が打ちやすい場所」へ
ティーショットが300ヤード飛んだ!なんて言うと格好良いですし、ドライバーは一番飛ぶクラブですから、飛ばしたい気持ちになるのは当然の事です。
ただし、コースマネージメントを考えると次のショットが打ちやすい場所に打つことが大事です。
今はわかっていてもティーイングエリアに立つと忘れちゃうって方多いと思いますが、しっかりと意識していきましょう。
■パーオンを無理に狙わない!ボギーOKの引き算マネジメント
100切りを目指している方については、このマネージメントも有効な一つです。例えばバンカーがどうしても苦手で入れたくないという場合は、届くかもしれませんが、刻むというのもマネージメントの一つです。
ちなみにのぶたは、100前後のスコアの際には、残り160ヤード以上の場合は、必ず刻んでいました。
これは、アプローチの練習をしたいという理由も一つにありましたし、160ヤード以上だと大きく曲がることが多かったので、ある程度の自信がつくまでは刻んでいったことで、今はアプローチが結構うまくなったと思います。
■グリーンの傾斜とピン位置から逆算する攻め方
アマチュアゴルファーの場合は、難しい部分ではありますが、グリーンの傾斜とピン位置を見てアプローチなどのグリーンを狙うショットができるのが一番です。
傾斜は、難しくてもピン位置に関しては、しっかりと把握して番手を選ぶことは意識した方が良いです。
■ハザードは“避ける”のではなく“巻き込まない”コース選択を
ハザードに関して、単純に「避ける」というのではなく「巻き込まない」という考え方が大事です。
「避ける」の例
「バンカーに入れたくないから、右を狙おう」
→ 結果、右ラフやOBに行くなど、リスクが増えるケースも。
「巻き込まない」の例
「バンカーの手前に刻んで、次打でグリーンを狙う」
→戦略としてとらえることができている。
要は、単純に怖いから逃げるという考え方ではなく積極的な考え方でハザードを回避していくことが重要です。
■メンタルもマネジメントの一部:冷静な判断ができる状態を作る
マネージメントをする際に大きなのがメンタルです。
冷静に判断をすることができなかったらコースを見ることもできませんし、ハザードの確認やピンの位置などを確認することもできません。
ゴルフを上達したいと考えてるのであれば、ラウンド中は冷静にプレーするという事も大事な事です。
よくあるマネジメントミスとその改善法

ここでマネージメントのミスについてよくあるものを挙げていきたいと思います。
■無理なクラブ選択
残り200ヤードあるからってハザードやペナルティを確認せずに3番ウッドを持ったりしてませんか?
そもそも3番ウッドの当たる確率とかを考えると残り200ヤードで持てる場面は限られていると思います。
自分の力量にあったクラブ選択をしっかりしましょう。
■成功体験に引っ張られた無謀な攻め
前にこのクラブでこの距離が乗ったので、大丈夫!とか木の枝が邪魔になるけど、前にこういう間を通したことがあるから大丈夫!という感じで無謀な攻めをしてしまいませんか?
自信を持ってプレーすることは大事ですが、ゴルフでは2回として同じシチュエーションはありませんので、その時その時の判断をしっかりとすることが大事です。
■決め打ちに頼りすぎる
どんなホールでもとりあえずティーショットをドライバーで打ってしまうとか150ヤード残っていたら必ず7番アイアンで打つとか決め打ちをしすぎてしまうと良くありません。
その日の自分の調子やライ、風の向きなどゴルフでは考えなければならないことが多々ありますので、決め打ちせずに柔軟に判断する癖を付けましょう。
ラウンド前にできるマネジメントの準備

ゴルフで良いスコアを出したいと思うのであれば、ある程度の予習をしたり自分の調子を事前にわかっていくことも大事な要素だと思います。
■コース攻略の予習
今は、ネットで事前にコースのコース図が見れたり距離なども把握することができます。なので、事前に軽くでもコースチェックをしておけると自分のマネージメントに役立ちます。
■自分の得意・苦手クラブの把握
朝、ショット練習する時間があれば、そこでは自分のショットの球筋を確認しておくと良いでしょう。スライス系が多いなとか引っ掛けが多いなというのがわかればコース戦略にもとても役に立ちます。
■スコアの目標設定:「全ホールパー」ではなく「ボギーペースでOK」など
自分の力量に合った目標設定は大事です。100切りを目指すのであれば、ボギーペースで問題ないわけですから、あまり高い目標を立てすぎないで自分のゴルフでできることを設定することが大事です。
まとめ
よくスイングがまだまだだからとか下手だからとか言う方がいますが、実際には練習をかなり積まないとショット力が向上することはありません。
それよりもラウンド時に大切なのは、マネージメントをすることではないでしょうか?
あの1打で、100切りできなかったという事は、その1打は、マネージメントでどうにかなったかもしれません。
バンカー超えのアプローチで無理をしてしまい、バンカーに入ってそこから3打かかったとか…もし、バンカー越えてピンの奥でも大丈夫というマネージメントをしていたら、100切りできたのかもしれません。
そういう1打1打の戦略と選択がマネージメントですので、スイングのレベルアップはもちろんのこと、同時にコースマネージメントを考えてラウンドするようにすれば、100切りはそう遠くない日に達成できると思います。
また、マネージメントに関しては、色々なケースもありますので、ケースによってどうすれば良いか?を含めて書いていきたいと思います。
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