のぶたです。
私はコースで「残り150ヤード」と表示されたら、ほぼ迷わず7番アイアンを持ちます。考えるより先に手が伸びるので、もはや反射に近いです。
自分の中では「7番アイアン=150ヤード前後」。九九のようなものだと思っていました。
ところが最近、インドアゴルフで弾道計測をしていて、ふと疑問がわいてきました。
私は本当に、7番アイアンを150ヤード飛ばしているのだろうか?
以前の計測では、6番アイアンでもキャリーは約152ヤードでした。そうなると、7番アイアンのキャリーは140ヤード前後、もしかすると140ヤードに届いていない可能性もあります。
それなのに、コースでは残り150ヤードなら普通に7番を持っている。
この違和感を、今回は少し考えてみたいと思います。
「7番で150ヤード」の150ヤードは、何の距離なのか
ゴルフ仲間との会話では、こんなやり取りをよくします。
「7番アイアン、何ヤードくらい飛びます?」
「150ヤードくらいですね」
あまりに自然な会話ですが、よく考えると、この150ヤードは意外と曖昧です。
キャリーだけで150ヤードなのか。着弾してからのランを含めた150ヤードなのか。ナイスショットしたときの最大飛距離なのか。それとも普段の平均的な飛距離なのか。
私の場合は、おそらくキャリーではなく、ラン込みのトータル距離を基準にしていると思います。
もちろん、アマチュアには多少なりとも「飛ぶほうが格好いい」という気持ちもあるでしょう。ナイスショットしたときの距離を、そのまま自分の飛距離として覚えてしまうこともあると思います。
私にも心当たりがあります(笑)。
ただ、これは単純に「飛距離を盛っている」という話ではないと思っています。
もっと根本的に、アマチュアは自分のキャリーを正確に知る機会そのものが少ないのではないでしょうか。
普通の練習場では、キャリーは分かりにくい
弾道計測器を日常的に使っている人なら、各クラブのキャリーもある程度把握できると思います。
でも、一般的な屋外の練習場だとどうでしょう。
「150ヤードの看板付近まで飛んだ」ことは分かります。
しかし、「最初にボールが落ちた地点が何ヤードだったのか」まで正確に見るのは、かなり難しいです。
インドアゴルフやTrackManのような弾道計測器がある環境で練習しない限り、自分の正確なキャリーを知る機会は、実はそんなに多くありません。
すると、
7番で150ヤードの看板付近まで行く。
「じゃあ、自分の7番は150ヤードくらいだな」
となる。
この流れで「7番=150ヤード」と覚えてしまうのは、ある意味とても自然だと思うのです。
それなのに、コースでは残り距離だけでクラブを選んでいる
ここが、今回いちばん引っかかっているところです。
キャリーが正確には分かっていないのに、コースに出ると私はかなり機械的にクラブを選んでいます。
残り150ヤードだから7番。
残り140ヤードだから8番。
距離計やカートナビに「150」と表示されると、その数字の説得力に負けて、ほぼ反射的にクラブを抜きます。
でも冷静に考えると、「7番が実際に何ヤードキャリーするのか」を正確に知らないまま、「残り150ヤード=7番」と決めているわけです。
残り距離は「150ヤード」とハッキリしている。
なのに、それに対して選んでいるクラブの飛距離は意外と曖昧。
この矛盾に、私はいまさら気づきました。
ラン込みの距離で選ぶことにも、メリットはある
とはいえ、「キャリーを知らないのはダメ」「ラン込みで考えるのは間違い」と言いたいわけではありません。
私の7番が、ラン込みで150ヤード程度なのであれば、残り150ヤードで7番を持つことにはメリットもあると思っています。
普通にナイスショットして150ヤード程度なら、グリーン奥へ大きくオーバーする可能性は低くなるからです。
アマチュアの場合、ピンをキャリーで正確に狙い打つことよりも、「このクラブならだいたいこの辺まで」という経験則でクラブを選ぶことにも、十分意味があるのではないでしょうか。
少なくとも、私はそのやり方でここまでゴルフをしてきました。
さらに、トータル距離はグリーンの硬さでも変わる
もうひとつ難しいのが、アイアンのトータル距離は着弾してからのランでも変わることです。
柔らかいグリーンなら、着弾してほとんど止まるかもしれません。
逆に硬いグリーンなら、ファーストバウンドが大きく跳ねて、そこからさらに転がることもあります。
つまり、同じ7番アイアンで同じキャリーだったとしても、最終的に止まる場所は毎回同じではありません。
さらに、風、気温、打ち上げ・打ち下ろし、ライ、傾斜なども影響します。
こう考えていくと、「私の7番アイアンは正確に○○ヤード」と言い切ること自体、かなり難しいように思えてきます。
「7番=150ヤード」というのは、正確な飛距離というより、「普通に打てればだいたいこの辺」という実戦上の目安に近いのかもしれません。
私はこれからも、残り150ヤードなら7番を持つと思う
結論めいたものは、正直まだありません。
「7番アイアンで150ヤードは間違いだった」と言うつもりもありませんし、「だから弾道計測器でキャリーを測りましょう」と言うつもりもありません。
ただ、「自分では7番=150ヤードと思っていたけれど、その150ヤードって、そもそも何を基準にした数字なんだろう?」と疑い始めたのは確かです。
たぶん私は、次のラウンドでも残り150ヤードなら7番アイアンを持ちます。
習慣というのは強いものです(笑)。
でも一度、自分の本当のキャリーをきちんと調べてみたくなりました。
7番だけでなく、6番も8番も、自分が思っていた飛距離とは意外と違う数字が出てくるかもしれません。
調べてみたら、またこのブログで書いてみたいと思います。
皆さんが言う「7番アイアンで○○ヤード」。
その○○ヤードは、キャリーですか? それともラン込みですか?
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