ゴルフあれこれ話

アマチュアは、長いPAR4は、スコアを落とすのか?距離別データから見えたゴルフ上達のコツ

のぶたです。

ゴルフのスコアメイクにおいて、PAR3ホールの安定はスコア全体に大きく影響します。
今回は、PAR4を距離別に分析し、どの距離帯でスコアが崩れやすいのか、またその改善策についてまとめました。まだまだ上手くなりたいゴルファーのためにのぶた的に「スコアアップのヒント」になればと思います。

距離別のPAR3スコアデータ分析

距離平均スコアバーディー率パー率ボギー率ダブルボギー以上率
300ヤード以下(24)4.58.3%45.8%37.5%8.3%
301ヤード~330ヤード(46)4.810.9%21.7%47.8%19.6%
331ヤード~360ヤード(54)4.95.6%31.5%38.9%24.1%
361ヤード~390ヤード(72)5.00.0%30.6%50.0%19.4%
391ヤード~420ヤード(26)4.93.8%34.6%38.5%23.1%
421ヤード以上(8)5.380.0%25.0%37.5%37.5%

のぶたの2025年1月~5月までのラウンド23ラウンドのPAR4の230ホールにおけるスコアの集計です。

全体の傾向

・距離に関わらずダブルボギーの確率がそれなりに高い
・バーディーも出るが大たたきも多いのが特徴
・PAR4に関しては、ボギーおじさん


スコアが悪化しやすい理由と対策

1)300ヤード以下:距離が無いのでバーディーも出るが…

【平均スコア/バーディー率】
4.5/8.3%

【課題】
300ヤード以下というPAR4としては、短い部類なのにダブルボギーが8%と高い。

【対策】
・ティーショットを刻むことも考えるべき
・ショートアイアンの精度を上げる

PAR4としては、かなり短いのでバーディーもしくはパーは必須と思えるようなホールではあるもののティーショットのペナルティなども一気にダブルボギーになってしまうので、ティーショットをある程度の所に置くという意識が必要。ティーショットが成功したらセカンドショットは、ショートアイアンなので、そこは精度を高める事でスコアアップにつながる。

2)300ヤード~330ヤード:バーディー率はナンバー1

【平均スコア/バーディー率】
4.8/10.9%

【課題】
この距離はバーディー率が高いのに平均スコアが良くない。

【対策】
・ティーショットのペナルティを無くす
・ショートアイアンの精度を上げる

バーディー率が10%以上あり、一番高いものの平均スコアがイマイチなのは、やはりティーショットのペナルティが原因と考えられる。距離が短いホールでティーショットがペナルティなのは、もったいないのでティーショットの精度を高めるのは必須。

3)331ヤード~360ヤード:ダボの危険がプンプンの距離

【平均スコア/ダブルボギー率】
4.9/24.1%

【課題】
ダブルボギーが距離としては多い。

【対策】
・ティーショットの精度を上げる
・7番アイアンを中心にアイアンの精度を高める

この距離になるとティーショットが飛んでくれればショートアイアン、ティーショットが失敗すると7番アイアン以上になる可能性が高い距離帯なので、7番アイアンの精度を高める事で少しでもダブルボギーを無くしたい。

4)361ヤード~390ヤード:平均5を超えてしまうので、少しでもスコアを減らしたい

【平均スコア】
5.0

【課題】
平均がボギーなので、少しでも改善したい。

【対策】
・ティーショットの精度を上げる
・ミドルアイアンとユーティリティの精度を高める

少し距離を感じるので、どうしても力が入ってしまう距離帯です。ティーショットの距離も欲しいですし、セカンドショットが油断すると200ヤード残る事もあるので、その場合は、しっかりとセカンドショットでグリーン周りに寄せられるようなショットを心掛けたい。

5)391ヤード~420ヤード、421ヤード以上:とにかくティーショット次第

【課題】
スコアメイクするには、しっかりとボギー

【対策】
・ティーショットの精度を上げる
・ユーティリティをしっかりと精度を高める

390ヤード以上になるとティーショットの成功の可否でセカンドショット以降の戦略が変わります。ティーショットが成功すれば、しっかりとセカンドショットでグリーンを狙う事ができますが、ティーショットが失敗した場合は、セカンドショットは、グリーン周りとの相談になります。あまり自分の力を過信しすぎないでセカンドショット以降の戦略を決めて、悪くてもボギーで上がれるマネージメントが必須です。

PAR4を攻略するためのゴルフ上達のコツ

1.ティーショットは「フェアウェイに置く」意識を最優先
PAR4でスコアを崩す最大の要因はティーショットのミス。特に短いホールでは「欲をかいてドライバーで突っ込む」よりも、確実にフェアウェイをキープする選択が有効です。

✔ コツ:
・OBやバンカーが視野に入るときは、3Wやユーティリティで「次が打てる場所」を狙う
・右にミスしやすいなら、左サイドを狙って安全マージンを確保

  1. セカンドショットはグリーンを「狙う」より「外していい場所を選ぶ」
    多くのPAR4はセカンドショットが100~160ヤード前後。ここでピンを狙いすぎてミスをするとボギー・ダボに直結します。

✔ コツ:
・ピンが奥なら手前に外す、バンカーが左にあるなら右寄りを狙う
・「外しても寄せやすい場所」を事前にイメージして打つ

  1. グリーン周りの対応力がスコアを左右する
    セカンドがグリーンを外れるのは当たり前。そこからいかに「寄せて1パット」や「2パットで収める」かが、PAR4攻略の真骨頂です。

✔ コツ:
・アプローチは“転がし”の選択肢を増やす
・10〜30ヤードの寄せを集中練習しておく

グリーン周りで焦らないために、PW〜SWの距離感を把握する

  1. ミスを引きずらないメンタルも武器になる
    PAR4では「2オン2パットのパー」が理想ですが、パーオンしなくても落ち着いてボギーでまとめるマネジメント力が重要です。

✔ コツ:
・パーが取れなくても落胆せず「次で取り返す」気持ちを持つ
・1つのミスを次のショットに引きずらない

同伴者より自分のプレーに集中する

  1. よく出る距離のクラブ精度を上げておく
    PAR4では、ティーショット後に残る距離が「自分の得意・不得意」をハッキリさせます。たとえば残り120ヤードが多いなら、その距離の精度アップがスコアに直結します。

✔ コツ:
・100〜150ヤードの間のクラブを重点的に練習
・ティーショットの番手を調整して「得意な残り距離」に持ち込むのも戦術

まとめ:PAR4攻略は“賢いゴルフ”がカギ
PAR4はドライバーで大きく稼ごうとするよりも、「確実にパーかボギーでまとめる」堅実なマネジメントが大切です。
飛距離ではなく、自分の得意な距離から寄せるゴルフを目指すことで、スコアは自然と安定していきます。

ラウンドしていて一番多いのがPAR4のホールです。PAR4を攻略できないと全体のスコアをよくすることはできません。なので、しっかりとマネージメントをして自分のスコアアップに役立ててください!

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のぶた

昔は痩せていた!という典型的なメタボ体型(ウエスト100㎝)のアマチュアゴルファーで、1973年生まれ千葉県木更津市在住。 年間約50ラウンドのゴルフを楽しんでいます。主に千葉県木更津市から車で1時間以内で行けるゴルフ場を中心にラウンドしています。 目標は、パープレーで回る事! メタボなオジサンでもゴルフうまくなれる!と信じてアマチュア目線でゴルフについて色々と綴っていきます。

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