のぶたです。
先日、レンタルしたPING i240(6I〜PW)を、普段使っている本間(HONMA)TW757 Bと入れ替えてラウンドしてきました。
ラウンドの詳細については、以下の記事で書いています。
本当は、ラウンド前にインドアでTW757 BとPING i240を比較計測してから臨むつもりでした。データを取ってから打つ方が、両者の違いも分かりやすいだろうと思っていたからです。
ところが、まさかの停電。インドアでの事前計測ができないまま、詳しいデータを取らずに鴨川カントリークラブで実戦投入することになりました。
そして、このラウンドで気になったのは、実はPING i240そのものの出来不出来だけではありませんでした。
普段から使っているウェッジで、最近はあまり記憶になかったトップが3回ほど出たのです。しかも、グリーンを大きくオーバーするようなミスもありました。
これには自分でもかなり戸惑いました。
替えたのはアイアンなのに、なぜいつものウェッジでこんなミスが出るのか。
そこでふと、昔クラブ工房の方に言われた、「クラブはフローだよ」という言葉を思い出しました。
替えたのはアイアンだけ。それでも他のクラブに影響する?
今回、普段使っているウェッジは何も変えていません。
それなのに、最近のラウンドではあまり出ていなかったトップが3回ほど出ました。
もちろん、ウェッジでトップが出ること自体はあります。
ただ、グリーンを大きくオーバーするようなトップは最近あまり記憶になかったので、自分の中では「あれ、今日は何かおかしいぞ」という違和感が残りました。
このとき考えたのが、「アイアンをPING i240に替えたことで、クラブを持ち替えたときの感覚に何らかのズレが出たのではないか?」ということです。
ただし、これはあくまで自分の体感からの推測に過ぎません。
その日のスイングだったのかもしれませんし、ライや疲労、単なる偶然だった可能性もあります。新しいクラブへの慣れや、シャフト、総重量などの違いが関係していた可能性もあります。
今回の1ラウンドだけで、原因を特定することはできません。
翌日のインドア比較では、思ったほど大きな差はなかった
ラウンドの翌日、改めてインドアへ行き、TW757 BとPING i240を比較計測してきました。
正直に言うと、実際のデータではそこまで大きな違いが出たという印象はありませんでした。
「PING i240が圧倒的に良かった」とも、「TW757 Bの方が圧倒的に良かった」とも言えない。
これが自分の率直な印象です。
ただ、番手によって感じ方には違いがありました。
6番、7番アイアンあたりでは、PING i240のヘッドに安心感がありました。構えたときに「これなら打てそう」と思わせてくれるような感覚です。
一方、ショートアイアンになると、普段使っているTW757 Bの小ぶりなヘッドの方が、自分としては操作しやすく感じました。
つまり、単純に「PING i240が自分には合わなかった」という話ではありません。
PING i240を否定するつもりもありませんし、TW757 Bの方が圧倒的に良かったという話でもありません。
むしろ今回気になったのは、アイアン単体で比べたときにはそこまで大きな差ではなかったのに、実際のラウンドではセット全体として違和感があったことです。
ここが、今回の記事で一番考えてみたかったところです。
そもそも「クラブの流れ」って何だろう
ゴルフクラブには「重量フロー」という考え方があります。
一般的には、ドライバーからフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジへと、クラブが短くなるにつれて総重量が重くなっていくように組んでいく考え方です。
ただ、今回自分が気になった「クラブの流れ」は、総重量だけで考えればいいものでもないように思います。
総重量だけでなく、シャフト重量、クラブの長さ、バランス、シャフトの特性、ヘッドの違いなど、振り心地に関係する要素はいくつもあります。
自分はプロでもクラブフィッターでもないので、ここを専門的に解説することはできません。
ただ今回の経験で、クラブ単体のスペックだけではなく、14本の中で持ち替えたときにどう感じるのかも大事なのではないかと考えるようになりました。
インドアでは1本を続けて打てる。でもコースは違う
今回改めて気づいたのが、インドアでの比較と実際のラウンドの違いです。
インドアでは、同じクラブを何球も続けて打つことができます。
例えば7番アイアンを何球も続けて打てば、少しずつそのクラブの振り心地に合わせていくこともできます。
しかし、実際のラウンドはそうはいきません。
ドライバーを打ち、ユーティリティを打ち、アイアンを打ち、ウェッジを打つ。
18ホールを通して、長さも重さも特性も違うクラブを次々に持ち替えながらプレーします。
そう考えると、新しいクラブを評価するときに見るべきなのは、「そのクラブ単体が打ちやすいかどうか」だけではないのかもしれません。
「今使っている14本の中に入れたとき、違和感なく持ち替えられるかどうか」という視点も必要なのではないでしょうか。
今回、アイアン単体の比較では大きな差を感じなかったのに、ラウンドではセット全体として違和感があった。
だからこそ、「クラブの流れ」というものが気になりました。
14本でひとつの道具と考えた方がいいのかもしれない
今回、替えたのはアイアンです。
それなのに、印象に残ったミスの一つが、普段使っているウェッジでのトップでした。
もちろん、それがアイアンを替えたことと関係していたのかは分かりません。
ただ、この経験を通じて、「ゴルフクラブは14本の別々の道具ではなく、14本でひとつの道具として考えた方がいいのかもしれない」と感じました。
昔、クラブ工房の方に言われた「クラブはフローだよ」という言葉。
当時も何となく意味は分かったつもりでいましたが、今回アイアンを替えてラウンドしたことで、改めてその言葉を思い出しました。
1本ずつ見ればいいクラブでも、自分が普段使っている他のクラブと組み合わせたときにどう感じるのか。
クラブ選びには、そんな視点もあるのかもしれません。
全然ダメだと思った。でもスコアは89
今回の鴨川カントリークラブでのラウンドは、自分の体感としては「今回は全然ダメだった」という印象が強く残りました。
ウェッジのトップも3回ほど出ましたし、いつものクラブセッティングとは違う感覚がありました。
しかし、終わってみればスコアは89。
平均スコア86の自分からすると、わずか3打多かっただけです。
数字だけを見れば、大崩れしたわけではありません。
ここは、自分でも面白いところだと思っています。
体感としてはかなり違和感があった。でも、スコアは平均から3打しか違わなかった。
だから、「クラブの流れが変わったからスコアが悪くなった」と結論づけることはできません。
感覚ではかなり気になったのに、結果としてはそこまで大きく崩れていない。
この感覚と結果のギャップも、今回のラウンドで分かったことの一つでした。
次はシャフト条件を揃えてアイアンを替えてみたい
今回のPING i240は、ヘッドだけでなくシャフトも普段使っているTW757 Bとは違うものでした。
そのため、今回感じた違いが、
- ヘッドによるものなのか
- シャフトによるものなのか
- 総重量などセット全体の流れによるものなのか
- それとも単純に慣れていなかっただけなのか
今回だけでは切り分けることができません。
何ラウンドか使っていれば慣れていた可能性もありますが、この「新しいクラブにはどのくらいで慣れるのか?」という話は、また別の機会に考えてみたいと思います。
そこで、次にアイアンをレンタルするなら、できるだけ普段のTW757 Bと同じ、または近いシャフト条件で、ヘッドだけ違うアイアンを試してみたいと考えています。
そうすれば今回よりも、ヘッドを替えたことで何が変わるのかを見やすくなるはずです。
毎回違うクラブを借りて「打ちやすかった」「難しかった」で終わるのではなく、前回出てきた疑問を次のレンタルで一つずつ試していく。
そんな企画にしていくのも面白そうです。
まとめ
今回のウェッジのトップが、クラブの流れと関係していたのかどうかは分かりません。
ただ、アイアンを替えたことで、替えていないはずのクラブまでいつもと違って感じたという経験は確かにありました。
そして翌日にアイアン単体で比較してみると、PING i240とTW757 Bには、思っていたほど大きな差を感じませんでした。
だからこそ、「14本の流れ」という考え方が、自分の中で気になり始めました。
これからクラブをレンタルするときは、そのクラブだけを見て終わるのではなく、ドライバーからウェッジまで、普段の14本の中に入れたときにどう感じるのか。
クラブを持ち替えたときの感覚も含めて、試していきたいと思います。
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