のぶたです。
クラブセッティングを紹介する記事は、世の中にたくさんあります。私もこれまでに何度か、自分が使っているクラブについて書いてきました。
でも、バッグに入っている14本を、実際のラウンドでどれくらい使っているのかは、きちんと調べたことがありませんでした。
「このクラブはよく使っている」
「このクラブは、ほとんど出番がない」
という感覚はあります。しかし、本当にその感覚と実際の使用回数は一致しているのでしょうか。
この半年で、私のクラブセッティングはかなり変わりました。そこで今回は直近10ラウンドを振り返り、パターを除く13本の使用回数を数えてみました。
実際に集計してみると、予想とほぼ一致していた部分もあれば、今後もう少し試してみたいクラブも見えてきました。
現在のクラブセッティング
まずは、現在バッグに入っている14本を紹介します。
| クラブ | モデル | ロフト |
|---|---|---|
| ドライバー | テーラーメイド Qi35 | 9度 |
| UT | ロマロ Ray UT TYPE R Black IP | 18度 |
| UT | ロマロ Ray UT TYPE R Black IP | 21度 |
| UT | PING G410 ハイブリッド | 26度 |
| アイアン | HONMA T//WORLD TW757 B(5I~PW) | 25~45度 |
| ウェッジ | タイトリスト VOKEY SM11 | 50度 |
| ウェッジ | タイトリスト VOKEY SM11 | 54度 |
| ウェッジ | タイトリスト VOKEY SM10 | 58度 |
| パター | PING SCOTTSDALE ANSER 4 | 3度 |
ドライバー1本、UT3本、アイアン6本、ウェッジ3本、パター1本の合計14本です。
見ての通り、フェアウェイウッドは1本も入っていません。
各クラブを購入したときの詳しい経緯は、過去記事で紹介しています。
各クラブの基準となる距離
現在、クラブを選ぶときの基準にしている距離は、おおよそ次の通りです。
| クラブ | 基準となる距離 |
|---|---|
| ドライバー | 230~240ヤード |
| 18度UT | 210ヤード想定 |
| 21度UT | 190~200ヤード |
| 26度UT | 180ヤード |
| 5I | 170ヤード |
| 6I | 160ヤード |
| 7I | 150ヤード |
| 8I | 135~140ヤード |
| 9I | 120~130ヤード |
| PW | 110ヤード |
| 50度 | 100ヤード前後 |
| 54度 | 90ヤード前後 |
| 58度 | 80ヤード前後 |
ただし、これはあくまでもクラブを選ぶときの目安です。
実際のラウンドでは、ボールのライ、風向きと強さ、打ち上げや打ち下ろし、砲台グリーンかどうかなど、いろいろな条件を考えます。
同じ残り距離でも、ピンの手前に落としたいのか、奥までしっかり打ちたいのか、グリーン周辺のどこが安全なのかによって選ぶクラブは変わります。
そのため、「この距離なら必ずこのクラブ」というわけではありません。
8番アイアンを140ヤードで使うこともあれば、9番アイアンを130ヤードで使うこともあります。今回紹介している距離は、そのくらいの目安として見てもらえればと思います。
半年間でクラブセッティングを変えた理由
2026年2月時点では、現在とは違って3番ウッドと5番ウッドをバッグに入れていました。
しかし、実際に使ってみると、
- 期待しているほど距離が出ていない
- 芝の上から打つことに不安がある
- 結果として、ほぼティーショット専用になっている
という状態でした。
バッグには入っているものの、ラウンドではほとんど使っていなかったわけです。
一方、21度のロマロUTは10年以上使っている信頼度の高いクラブです。残り190ヤードだけでなく、200ヤードある場面でも使っています。
それなら、同じモデルの18度を入れれば、芝の上からでも安心して振れて、21度より距離を出せるのではないか。
そう考えて、3Wと5Wを外して18度UTを導入しました。
もう一つ空いた枠は、ウェッジを増やすために使いました。
以前はPWの下が52度と58度でしたが、現在は50度・54度・58度という4度刻みの構成です。
PWで約110ヤード飛ぶため、その下を100ヤード、90ヤード、80ヤードと、できるだけスイングの加減だけではなく、クラブを替えることで対応したいと考えました。
私は、もともと飛距離が出るタイプではありません。
だからこそ、長いクラブで無理に距離を稼ぐより、自信を持って打てるクラブをそろえ、ショートゲームでスコアを作りたい。
これが、現在の14本を選んだ基本的な考え方です。
集計前に予想していた使用頻度
実際の使用回数を数える前、私は次のように予想していました。
- ドライバーは、ティーショットで使えるホールの8割くらいで使っている
- 長い距離が残ったときは、最も信頼している21度UTを多用している
- 5番アイアンは、実戦ではほとんど使っていない
- 最近はピンまでの距離が短いアプローチを練習したいため、58度を積極的に使っている
- 現在の14本から1本抜くなら、5番アイアンを選ぶ
自分としては、おそらくこのような結果になるだろうと思っていました。
実際の数字は、どうだったのでしょうか。
直近10ラウンド・499ショットを集計
今回の集計条件は、次の通りです。
- 直近10ラウンドを対象
- パターを除く13本を集計
- 実際にボールを打った回数をカウント
- ティーショット、セカンド、アプローチ、トラブルショットを含む
- 素振りやペナルティとして加算された打数は含まない
なお、10ラウンドの条件は統一されていません。
距離があまり長くないコースをレギュラーティーから回ったラウンドもあれば、月例競技などでバックティーからプレーしたラウンドも含まれています。
使用するクラブは、コースの距離、パー3の設定、パー5のレイアウト、使用ティーによって変わります。
そのため、条件を厳密にそろえた比較実験ではありません。あくまでも、直近10ラウンドの実戦でどのクラブを選んでいたのかを見るための集計です。
結果は次のようになりました。
| 順位 | クラブ | 使用回数 | 1ラウンド平均 | 使用したラウンド |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ドライバー | 128回 | 12.8回 | 10/10 |
| 2 | 58度 | 96回 | 9.6回 | 10/10 |
| 3 | 21度UT | 57回 | 5.7回 | 10/10 |
| 4 | PW | 41回 | 4.1回 | 10/10 |
| 5 | 50度 | 30回 | 3.0回 | 10/10 |
| 6 | 54度 | 29回 | 2.9回 | 9/10 |
| 7 | 7I | 26回 | 2.6回 | 9/10 |
| 8 | 9I | 25回 | 2.5回 | 9/10 |
| 9 | 8I | 22回 | 2.2回 | 9/10 |
| 10 | 6I | 20回 | 2.0回 | 9/10 |
| 11 | 26度UT | 16回 | 1.6回 | 7/10 |
| 12 | 18度UT | 7回 | 0.7回 | 4/10 |
| 13 | 5I | 2回 | 0.2回 | 2/10 |
総使用回数は499回でした。
結果を見ると、集計前の予想はほぼ当たっていました。
ドライバーが1位、58度が2位、長いクラブでは21度UTが最多。そして、1本抜くなら候補になると考えていた5番アイアンが最下位でした。
感覚と数字がここまで一致したことには少し驚きましたが、実際に数えたことで、それぞれのクラブの使用回数に想像以上の差があることも分かりました。
ドライバーは1ラウンド平均12.8回
最も使用回数が多かったのは、予想通りドライバーでした。
10ラウンドで128回。1ラウンド平均は12.8回です。
集計前には、ティーショットで使えるホールの8割くらいで使用していると予想していましたが、思っていた以上にドライバーを持っていたようです。
コースによってパー4とパー5の数は異なりますが、短いホールでも刻まずにドライバーを選ぶことが多い、自分のプレースタイルが数字に表れています。
ドライバーで240ヤード前後飛んでくれれば、私としては十分です。
それ以上の一発を狙って大きく曲げるより、まずは次を打てる場所へ運ぶことが大切なのですが、分かっていても振りたくなるのがアマチュアゴルファーというものです。
ショートゲーム用4本で全体の39.3%
PW、50度、54度、58度の4本を合計すると196回でした。
全499回に対して、39.3%です。
パターを除く13本のうち、ショートゲームで使う4本だけで、全体の約4割を占めています。
これは、「長いクラブで無理をせず、ショートゲームでスコアを作りたい」という現在のセッティングの考え方が、そのまま数字に表れた結果だと思います。
特に58度は96回で、ドライバーに次ぐ2位でした。
今回集計したのは、芝がしっかり生えそろっている夏場のラウンドです。ボールの下に芝があるため、グリーン周りでも58度を比較的使いやすい時期でした。
それに加えて、最近はピンまでの距離が短いアプローチを練習したいという気持ちが強く、意識的に58度を選ぶ場面が増えていました。
ただし、これは年間を通じて58度が必ず2位になるという意味ではありません。
冬になって芝が薄くなれば、58度をまったく使わなくなるわけではありませんが、ミスの危険を減らすためにPWや50度で転がす割合が高くなると思います。
今回の58度の使用回数には、夏場の芝の状態と、現在取り組んでいる練習テーマの両方が反映されています。
21度UTの信頼性が数字に表れた
長い距離を担当するクラブの中では、21度UTが57回で圧倒的に多くなりました。
しかも、10ラウンドすべてで使用しています。
18度UTは210ヤード、21度UTは190~200ヤードを想定してセッティングしています。
しかし、実際のラウンドでは、この2本にそれほど明確な飛距離差を感じていません。
そうなると、10年以上使っていて安心感のある21度UTを選んでしまいます。
残り200ヤードでも210ヤードでも、私にとって確実にピンを狙える距離ではありません。グリーン周辺まで運べれば、あとはアプローチを頑張ろうという考えです。
18度UTで10ヤード余計に飛ばすことより、信頼している21度UTで大きなミスをせず、グリーンの近くまで運ぶ方を優先しています。
その心理が、18度UT7回、21度UT57回という大きな差につながったのだと思います。
クラブ選びは、ロフトや計算上の飛距離だけでは決まりません。
最終的には、実戦でどれだけ安心して振れるかが大きいのだと、今回の数字を見て改めて感じました。
5番アイアンは10ラウンドで2回
集計前の予想通り、最も使用回数が少なかったのは5番アイアンでした。
10ラウンドで使用したのは、わずか2回。使ったラウンドも2ラウンドだけです。
5番アイアンを購入した当初は、通常のショットで使う自信がありませんでした。
以前は、残り170ヤードを狙うクラブというより、木の下から低い球を転がして脱出するためのクラブでした。
しかし最近は、少しずつ普通のショットでも打てるようになってきました。現在は170ヤードなら5番アイアン、180ヤードなら26度UTという使い分けを考えています。
それでも、今回の10ラウンドでは、5番アイアンを使う距離やライの場面がほとんどありませんでした。
「打てるようになったこと」と「ラウンドで使う機会が多いこと」は、別の話だったようです。
現時点で、14本からどれか1本を抜くように言われたら、やはり5番アイアンを選ぶと思います。
ただ、使用回数が少ないからといって、すぐに不要なクラブだと決めるつもりはありません。特定の距離やトラブル時に必要になる可能性もあるからです。
18度UTも10ラウンドで7回だった
5番アイアンに次いで使用回数が少なかったのは、18度UTでした。
10ラウンドで7回。使用したのは4ラウンドです。
18度UTは、パターを除く13本の中で最も新しく加入したクラブです。
長く使っていて安心感のある21度UTと比べれば、実戦経験が少ないのは当然でもあります。
残り200~210ヤードの場面では、つい21度UTを選んでしまいます。その結果、18度UTを試す機会そのものが少なくなり、両者の飛距離差も分からないままになっています。
そのため、今回の7回という数字だけで「18度UTは必要ない」と判断するのは早いと思っています。
次回以降は無理に使うのではなく、
- ライや状況に問題がない
- 200ヤード以上を運びたい
- 大きなミスの危険が少ない
という場面で、意識的に18度UTを使ってみるつもりです。
そのときの残り距離や結果も記録し、21度UTより本当に距離が出るのか、芝の上から安心して打てるのかを確認したいと思います。
使用回数を増やすこと自体が目的ではありません。
18度UTに、21度UTとは違う役割を持たせられるのか。それをもう少し実戦で試してから判断したいと思います。
3Wや5Wへ戻す選択肢はあるのか
18度UTの使用頻度が低い結果を見ると、再び3Wや5Wを入れるという選択肢も考えなくはありません。
ただ、以前この2本を入れていたときも、芝の上から自信を持って打てず、ほぼティーショット専用になっていました。
バッグへ戻したとして、本当に実戦で使うのかという疑問は残ります。
私の場合、ドライバーで240ヤード前後飛べば、ティーショットとしては十分です。
また、ロングホールでツーオンを狙う場面を考えても、ドライバーが240ヤード前後では、セカンドにかなりの距離が残ります。
3Wを入れれば簡単にツーオンできるというわけではありません。
それなら、信頼している21度UTでグリーン周辺まで運び、アプローチで勝負する方が、現在の自分のゴルフには合っていると感じています。
もちろん、3Wや5Wを完全に否定するつもりはありません。
今後スイングや飛距離が変われば、再びバッグへ入れることもあるかもしれません。ただ、現時点では積極的に戻す予定はありません。
使用頻度はコースやティーによっても変わる
今回の10ラウンドには、距離が短めのコースをレギュラーティーから回ったラウンドと、月例競技などでバックティーから回ったラウンドが含まれています。
レギュラーティーなら、セカンドで短いアイアンやウェッジを使う場面が増えます。
一方、バックティーではUTや長いアイアンの出番が増える可能性があります。
パー3の距離やパー5のレイアウトによっても、必要になるクラブは変わります。
そのため、今回の使用回数だけで、出番の少ないクラブは不要だと断定することはできません。
14本を均等に使う必要はなく、出番が少なくても、特定の距離や状況を担当するクラブにはバッグへ入れておく意味があるのだと思います。
14本の使用頻度を調べて分かったこと
今回、パターを除く13本の使用回数を数えて、一番強く感じたのは、クラブを均等に使っているわけではないということです。
ドライバー、58度、21度UTの3本だけで281回。
全499回の56.3%を、この3本が占めていました。
一方、5番アイアンは2回、18度UTは7回です。
ただし、使用回数が少ないことと、そのクラブが不要であることは同じではありません。
使用頻度を調べたことで、自分がどのクラブを信頼し、どのような考え方でコースを攻略しているのかが見えてきました。
私の場合は、
- ティーショットではドライバーを積極的に使う
- 長い距離は信頼する21度UTで運ぶ
- 100ヤード以内は複数のウェッジで対応する
- グリーン周りでは、現在58度を積極的に使っている
というゴルフをしていることが、数字にも表れています。
もともと飛距離が出る方ではないからこそ、無理に長いクラブで飛ばそうとせず、ショートゲームでスコアを作りたい。
現在のクラブセッティングは、その考え方に合った14本になっているようです。
まずは、まだ新参者である18度UTをもう少し実戦で使い、21度UTとの違いを確認してみます。
みなさんのバッグの中で、一番使用しているクラブは何でしょうか。
反対に、14本に入っているものの、ほとんど使っていないクラブはありませんか。
一度ラウンドを振り返り、実際の使用回数を数えてみると、自分のゴルフの特徴が見えてくるかもしれません。
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