のぶたです。
ゴルフをしていると、「なぜ、あの流れでミスをするかな」と、自分に突っ込みたくなることがあります。
先日の季美の森ゴルフ倶楽部でのラウンドでも、まさにそんな一打がありました。
しかも、ミスが出たのはティーショットを曲げたあとではありません。
自分でも納得できるナイスショットを打った直後でした。
ナイスショットの次に9番アイアンでグリーンを外した
そのホールでは、ティーショットが自分でも驚くくらい良い当たりになり、思っていた以上に飛んでいました。
セカンドショットは残り120ヤード。手にしたクラブは9番アイアンです。
「ショートアイアンだし、ここからならグリーンに乗るでしょう」
正直、そんな気持ちになっていました。
ティーショットがうまくいった分、セカンドショットは少し楽な気持ちで打てると思っていたのです。
ところが結果は、グリーンを大きく右へ外すミスショット。
良いティーショットを打ったあとの絶好の位置から、なんとも締まらない結果になってしまいました。
なぜ残り120ヤードで大きく右へ外したのか
残り120ヤードを9番アイアンで打つこと自体は、自分にとって特別に難しいショットではありません。
それでも、大きく右へ外しました。
スイングに技術的な問題があったことは間違いないと思いますが、今振り返ると、その動きを引き起こした「気持ちの変化」もあったのではないかと感じています。
ティーショットが良かったことで、次のショットにも自然と期待してしまったのです。
「次も良いショットが打てそう」
「この距離ならグリーンに乗るだろう」
「良いティーショットをスコアにつなげたい」
目の前の9番アイアンを打つ前に、気持ちはすでにグリーンへ向かっていたのかもしれません。
同伴者の「ナイスショット」が次の期待に変わる
良いティーショットを打てば、同伴者から「ナイスショットだったね」と声をかけてもらうことがあります。
もちろん、同伴者は良いショットを褒めてくれているだけです。次の一打にプレッシャーをかけようとしているわけではありません。
ただ、褒められて悪い気はしません。
そこで少しその気になってしまうのも、アマチュアゴルファーにはよくあることではないでしょうか。
「今日は良い感じかもしれない」
「次も良いところを見せたい」
「もう一度、同じようなショットを打ちたい」
そうして、前のナイスショットが次の一打への期待に変わっていきます。
同伴者からプレッシャーをかけられたわけではないのに、自分で勝手に次のハードルを上げてしまうのです。
残り120ヤードが「乗せて当然」の一打になった
冷静に考えれば、残り120ヤードからグリーンに乗せられたら、それは十分にうれしい結果です。
しかし、良いティーショットを打ったあとだったことで、自分の中の基準がいつの間にか変わっていました。
「乗れば成功」ではなく、「ここからなら乗せて当然」。
そして、乗らなければティーショットを無駄にしてしまうような気持ちになっていました。
距離が短くなったことで、技術的な難易度は下がったはずです。
ところが、期待や欲が加わったことで、心理的な難易度は逆に上がっていました。
良い位置から打てるという安心感よりも、「ここからは失敗できない」というプレッシャーのほうが強くなっていたのかもしれません。
良い結果を早く見たかったのかもしれない
もう一つ、今回のミスの原因として考えたのが、グリーンに乗ったかどうかを早く確認したかったのではないか、ということです。
「ここからなら乗るだろう」と思っているからこそ、その結果を早く見たくなります。
その気持ちによって、顔が早く上がったり、上体が早く目標方向を向いたりして、普段とは違う動きが出ていた可能性があります。
もちろん、実際に右へ外した原因がこれだけだったと断定することはできません。
ただ、今振り返ると、ボールを打ち終わる前に、気持ちだけが結果を見にいっていたようにも思います。
ボールより先に、自分の気持ちがグリーンへ向かっていた。
それが、残り120ヤードからのミスにつながった一つの要因だったのかもしれません。
ナイスショットのあとに起こる3つの変化
今回の一打を振り返ると、ナイスショットのあとには、次の3つの変化が起こりやすいのではないかと感じました。
次のショットにも期待する
良い感触が残っているため、「次も同じように打てる」と思ってしまいます。
しかし、クラブも距離もライも違います。前のショットが良かったからといって、次のショットまでうまくいくとは限りません。
「成功させて当然」というプレッシャーが生まれる
絶好の位置からショートアイアンを持つと、「ここからなら乗せなければ」と考えてしまいます。
チャンスを生かしたいという気持ちが、自分で自分を苦しくさせることがあります。
結果を早く確認したくなる
グリーンに乗る場面を期待しているため、ボールの行方を早く追いたくなります。
そのわずかな焦りが、顔や体の動きを変えてしまう可能性もあります。
ナイスショットのあとにミスが出るのは、単に気が緩んだからとは限りません。
むしろ、期待しすぎることで普段どおりに打てなくなる場合もあるのだと思います。
ナイスショットのあとに試したい3つのこと
同じようなミスを繰り返さないために、次のラウンドでは以下の3つを試してみようと思います。
前のショットの評価は、その場で終わらせる
ナイスショットを打てたことは自信にしても、その感触や結果を次の場所まで引きずらないようにします。
セカンド地点へ着いたら、クラブも状況も違う、新しい一打として考え直します。
「乗るだろう」ではなく、どこへ打つかを決める
グリーンに乗るかどうかは、打ったあとの結果です。
打つ前には結果を予想するのではなく、どこを狙い、どの方向へ打ち出すのかを具体的に決めます。
ショットの結果ではなく、自分が決めた狙いに対して打てたかを評価したいと思います。
結果はフィニッシュを取ってから見る
グリーンに乗ったかどうかを早く確認しようとせず、まずは最後まで振り切ることに集中します。
ボールの行方は、フィニッシュを取ってからでも十分に確認できます。
再現すべきなのはショットではなく準備
前のショットがどれだけ良くても、次の一打はまたゼロから始まります。
ナイスショットは自信にしても、次のショットへの義務にはしない。
これが、今回の反省から自分なりに出した結論です。
「もう一度、同じナイスショットを打とう」と考えるのではなく、打つ前の準備をもう一度最初から行う。
狙いを決め、状況を確認し、目の前の一打に集中する。
再現しようとするなら、良いショットの感触ではなく、そのショットを打つまでに行った準備のほうなのだと思います。
良いティーショットを、本当に良いスコアへつなげるためには、その次の一打ほど冷静になる必要がありそうです。
53歳、まだまだ発展途上のメタボゴルファーですが、こうした小さな気づきを一つずつ次のラウンドへ持っていきたいと思います。
皆さんも、ナイスショットのあとに「次も決めなければ」と力が入ってしまった経験はありませんか。
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