のぶたです。
フォーティーンTB-5が予約済みだったため、急きょ5,500円でレンタルすることになったPING i240。
青い専用ケースに入り、ヘッドが1本ずつ緩衝材で保護された状態で届いたところまでは、以前の記事で書いた通りです。
実物を単体で見たときは、想像していたよりもトップブレードが厚くなく、バックフェースもすっきりしていました。
ただ、7番アイアン同士を本間TW757 Bと並べてみると、やはりPING i240の方が一回り大きく見えます。フェースの上下方向にも高さがあり、ソールも広い印象です。
そして、ラウンド前日にはインドアゴルフへ行きました。
本間TW757 BとPING i240を打ち比べ、飛距離や弾道の違いを確認しておこう。
そのつもりで、計測するクラブも絞っていました。
ところが、打ち始めて約10分。
突然、インドア施設の電源が落ちました。
まさかの停電です。
インドア試打は開始10分で強制終了
停電が起きたときは、まだ普段使っている本間TW757 Bでウォーミングアップをしている途中でした。
つまり、計測データが十分に取れなかったどころではありません。
PING i240は、まだ1回も振っていません。
打感も分かりません。
飛距離も分かりません。
球の高さも、左右のブレも、ミスヒットしたときにどのくらい距離が落ちるのかも、何一つ確認できませんでした。
インドアである程度打ってからコースへ持っていく予定でしたが、完全に予定が狂いました。
ただ、考え方を変えれば、これはこれでレンタル企画として面白い展開なのかもしれません。
練習場で何球も打ち、ある程度クラブに慣れてからの実戦投入ではありません。
PING i240の記念すべき1球目が、鴨川カントリークラブでの本番ショットになる可能性があります。
まさに、ぶっつけ本番です。
本番は今日、鴨川カントリークラブ。
インドアでの先入観すらない状態で、PING i240をいきなりコースで使ってみます。
今回は5番アイアンを抜いて6番から比較する
普段使用している本間TW757 Bは、5番からP(ピッチングウェッジ)までのセットです。
一方、今回レンタルしたPING i240は、6番・7番・8番・9番・W(ピッチングウェッジ)の5本セットです。
今回は2つのアイアンをできるだけ同じ番手構成で比較したいため、本間TW757 Bはキャディバッグから外し、PING i240の6番からWまでを入れてラウンドします。
レンタルセットには5番アイアンがないため、本間TW757 Bの5番も今回は持っていきません。
5番アイアンの代わりに使用している26度のユーティリティは、そのまま残します。あれは今の自分にとって、手放せない安心クラブなので。
今回の変更を整理すると、次のようになります。
| クラブ | 今回の扱い |
|---|---|
| 本間TW757 B | 5番~Pをすべて外す |
| PING i240 | 6番~Wを投入 |
| 26度ユーティリティ | これまで通り使用 |
ここで一つ、明記しておきたいことがあります。
今回は、同じ場所から2セットを交互に打つような直接比較ではありません。
これまで使ってきた本間TW757 Bの感覚と、初めて実戦投入するPING i240の感覚を、ラウンドを通して比較する企画です。
しかも今回は、インドアでPING i240を1球も打てませんでした。
いきなりコースで使うため、単純な性能差だけでなく、クラブに慣れていないことによるミスも出ると思います。その点も理解したうえで、一打一打を確認してみます。
PING i240と本間TW757 Bの基本スペックを比較
まだPING i240を1球も打てていないため、現時点で比較できるのは、見た目とメーカー公表スペックだけです。
まずは、今回比較する2つのアイアンの基本的な仕様です。
| 項目 | PING i240 | 本間TW757 B |
|---|---|---|
| 今回使用する番手 | 6番~W | 5番~Pをすべて外す |
| 比較する番手 | 6番~W | これまで使用した6番~P |
| ヘッド構造 | キャビティ | マッスルバック |
| シャフト | MODUS³ TOUR 115 | Dynamic Gold HT |
| フレックス | S | S200 |
| レンタル料金 | 5,500円 | 現在使用中 |
シャフトの違いも確認してみます。
| 項目 | i240 | TW757 B |
|---|---|---|
| シャフト重量 | 118.5g | 129.0g |
| トルク | 1.6度 | 公表値なし |
| キックポイント | 元調子 | 元調子 |
※PING i240は今回のレンタルクラブに装着されているシャフト、本間TW757 Bはメーカー公表の標準仕様を記載しています。実際の組み上がりや個体によって異なる可能性があります。
数字だけを見ると、シャフト重量の差が目を引きます。
PING i240に装着されているN.S.PRO MODUS³ TOUR 115のSは118.5g。本間TW757 Bの標準仕様となるDynamic Gold HT S200は129.0gです。
単純に引き算すると、i240のシャフトの方が10.5g軽いことになります。
「115」という数字だけを見ると重そうな印象を持つかもしれませんが、普段使用しているDynamic Gold系のシャフトよりは軽くなります。
これが振りやすさにつながるのか。それとも、普段とタイミングが変わり、かえって扱いにくくなるのか。
インドアではPING i240を1球も打てなかったため、コース上で答えを探すことになりました。
番手別のロフト角を比較
続いて、番手別のメーカー公表スペックを見てみます。
まずはロフト角です。
| 番手 | PING i240 | 本間TW757 B |
|---|---|---|
| 6番 | 28度 | 29度 |
| 7番 | 31.5度 | 33度 |
| 8番 | 35.5度 | 37度 |
| 9番 | 40度 | 41度 |
| W/P | 44.5度 | 45度 |
こうして並べてみると、すべての番手でPING i240の方がロフト角は少し立っています。
その差は、6番と9番が1度、7番と8番が1.5度、WとPが0.5度です。
特に7番と8番は1.5度の差があります。
PING i240は、極端にロフトを立てた飛び系アイアンとまではいえないものの、本間TW757 Bと比べれば明確にストロングロフトです。
そのため、PING i240の方が飛距離が出たとしても、それがヘッドの性能だけによるものとは判断できません。
ロフト角の違いに加えて、クラブの長さ、シャフト重量、ヘッド構造なども影響する可能性があります。
今回のラウンドでは、単純に「何ヤード飛んだか」だけでなく、球の高さや止まり方、ミスしたときの飛距離低下も合わせて確認する必要がありそうです。
クラブの長さはi240が0.25インチ長い
続いてクラブの長さです。
| 番手 | PING i240 | 本間TW757 B |
|---|---|---|
| 6番 | 37.5インチ | 37.25インチ |
| 7番 | 37インチ | 36.75インチ |
| 8番 | 36.5インチ | 36.25インチ |
| 9番 | 36インチ | 35.75インチ |
| W/P | 35.5インチ | 35.25インチ |
メーカー公表の標準仕様では、PING i240の方がすべての番手で0.25インチ長くなっています。
7番アイアン同士で比較すると、PING i240はロフト角が31.5度、本間TW757 Bは33度。さらにPING i240の方が0.25インチ長い設定です。
つまり、PING i240の方が飛距離を出しやすい条件がそろっています。
もしラウンドで飛距離に差が出ても、それを単純に「PING i240のヘッドが飛ぶから」と考えることはできません。
ロフト角、クラブの長さ、シャフトの重量や特性、ヘッド構造など、複数の違いを踏まえて判断したいと思います。
ライ角にも番手ごとの違いがある
ライ角も比べてみます。
| 番手 | PING i240 | 本間TW757 B |
|---|---|---|
| 6番 | 61.3度 | 61.5度 |
| 7番 | 62度 | 62度 |
| 8番 | 62.8度 | 62.5度 |
| 9番 | 63.5度 | 63度 |
| W/P | 64.1度 | 63.5度 |
7番アイアンのライ角は、どちらも62度です。
6番は本間TW757 Bの方が0.2度アップライトですが、8番以降はPING i240の方がアップライトな設定になっています。
ただし、これらはあくまでメーカーが公表している標準仕様です。今回レンタルしたPING i240や、現在使用している本間TW757 Bの実測値ではありません。
特にPINGは、ライ角などを細かくカスタムできるメーカーです。
公式スペック表に掲載されているライ角は、スタンダードとなるブラックの数値なので、今回レンタルしたクラブが同じ仕様とは限りません。
ロフト角や長さには明確な違いがありますが、まだPING i240を1球も打っていない段階です。
スペック表だけで性能差を決めつけず、実際のラウンドでどのような違いを感じるのか確認したいと思います。
ぶっつけ本番で確認したい5つのポイント
本来であれば、インドア試打で飛距離や打感を確認し、その結果を踏まえて実戦で確認する項目を絞る予定でした。
しかし、今回はPING i240を1球も打てないままコースへ持っていきます。
さらにスペックを比較すると、PING i240は本間TW757 Bよりもロフト角が0.5度から1.5度立っており、クラブの長さも0.25インチ長いことが分かりました。
同じ番手でも飛距離が変わる可能性があります。
そこで、ぶっつけ本番で確認したいことを5つにまとめました。
1.最初の数球で距離感をつかめるか
今回、最初に確認しなければならないのが距離感です。
PING i240は、本間TW757 Bよりもすべての番手でロフト角が立っています。
特に7番と8番は1.5度の差があり、PING i240の方がクラブの長さも0.25インチ長くなっています。
シャフトは10.5g軽く、ヘッド構造も違います。
そのため、同じ番手を選んでも、本間TW757 Bより飛距離が出る可能性があります。
問題は、練習場で距離を確認することなく、いきなりコースで番手を選ばなければならないことです。
たとえば、普段なら本間TW757 Bの8番アイアンを使う距離で、PING i240の8番をそのまま選んでよいのか。それとも、飛びすぎを考えて9番を持った方がよいのか。
最初から1番手違うほどの差が出るとは限りませんが、グリーン奥に外す危険も考えておく必要があります。
スタート前に練習場で打てたとしても、使用するボールはコースボールとは違います。正確な飛距離を把握するのは難しいでしょう。
実戦の最初の数球で、どのくらい飛ぶクラブなのかをつかめるのか。
今回は、ここが最初の難関になりそうです。
2.ミスヒットしたときの飛距離低下は小さいか
ナイスショットが気持ちいいのは当たり前です。
アマチュアゴルファーとして本当に知りたいのは、少し芯を外したときにどうなるかです。
本間TW757 Bはマッスルバックアイアンですが、見た目は小ぶりでシャープです。実際に使っていても、打点がずれると飛距離が大きく落ちることがあります。
それが今の自分の実力なので仕方ありませんが、PING i240なら同じようなミスでも、グリーン手前や花道付近まで運んでくれるのでしょうか。
「ミスしたのにグリーンへ乗った」
「薄く当たったのに、思ったほどショートしなかった」
そんな場面があるかどうかを確認したいと思います。
ただし、PING i240は本間TW757 Bよりロフト角が立ち、クラブも長くなっています。
ミスヒットしても飛距離を保てた場合、それがヘッドの寛容性によるものなのか、ロフト角やクラブの長さによるものなのかを、1打だけで判断することはできません。
さらに今回は、クラブにまったく慣れていない状態です。
スイングのタイミングが合わずに出たミスなのか、芯を外したときのクラブ性能による結果なのか。その違いを簡単に判断できない可能性もあります。
1回の結果だけで決めつけず、似たような場面が何度かあったときの傾向を見たいと思います。
3.グリーンを狙ったときに縦距離がそろうか
アイアンに求めたいのは、最大飛距離よりも縦距離の安定です。
よく当たった球だけが大きく飛びすぎないか。少し当たりが薄くても、極端にショートしないか。
グリーンを狙ったショットについては、
- ショート
- 想定した距離
- オーバー
のどれだったのかを、できるだけ記録しておこうと思います。
今回は事前に飛距離を計測できていません。
しかも、PING i240は本間TW757 Bよりもロフト角が立ち、クラブも0.25インチ長いため、普段と同じ番手選びがそのまま通用するとは限りません。
前半は、本間TW757 Bでの普段の飛距離を基準にしつつ、PING i240の方が少し飛ぶ可能性も考えて番手を選びます。
そして、実際にどのくらい飛んだのかを確認し、その結果を後半の番手選びへ反映してみます。
ラウンド中に距離感をつかみ、縦距離を合わせられるようになるのかも、今回の確認ポイントです。
もちろん、番手選びを間違えただけなのにクラブのせいにするのは違います。
風、高低差、ライ、ピン位置、ボールの当たり方なども考えながら、番手選びのミスとクラブによる飛距離の違いを混同しないように注意します。
4.ラフや傾斜地でもヘッドが抜けてくれるか
これは、仮にインドアで予定通り試打できていたとしても確認できなかった項目です。
PING i240は、本間TW757 Bよりもソールが広く見えます。この広さが、実際の芝の上でヘッドの抜けやすさにつながるのでしょうか。
確認したいのは、
- ラフに入ったときにヘッドが負けないか
- 左足下がりやつま先上がりでも扱いやすいか
- 少しダフリ気味に入ったときにソールが滑ってくれるか
- 芝が薄い場所でソール幅が気にならないか
といった部分です。
ソールが広ければ、必ずどのようなライからでも抜けやすいとは限りません。
入射角やフェースの入り方によっては、ソールの広さを助けに感じる場合もあれば、反対に扱いにくく感じる可能性もあります。
理想をいえば、毎回フェアウェイの平らな場所から打ちたいところです。
しかし、私のゴルフでそんな都合のいい展開が続くとは思えません。
おそらく、PING i240のソール性能を確認する機会は、こちらが頼まなくてもしっかり与えられるでしょう。笑
5.軽いシャフトと大きめのヘッドに違和感はないか
PING i240のN.S.PRO MODUS³ TOUR 115 Sは118.5g、普段使用しているDynamic Gold系のS200は129.0gです。
シャフト単体では、PING i240の方が10.5g軽いことになります。
さらに、ヘッドは本間TW757 Bよりも一回り大きく見え、クラブの長さも0.25インチ長くなっています。
軽くなったことで振りやすく感じるのか。
それとも、普段とタイミングが変わり、振り急ぎや引っ掛けが出るのか。
特に6番や7番のような長めの番手で、タイミングを合わせられるかが気になります。
見た目の好みだけでいえば、正直なところ、小ぶりでシャープな本間TW757 Bに軍配が上がります。
PING i240の大きめのヘッドが、コースでは安心感につながるのか。それとも、ラフや傾斜地で構えたときに違和感が出るのか。
ロフト角が立っていても、低い球ばかりになるとは限りません。PING i240のヘッド構造によって十分な高さが出るのかも確認したいところです。
そして、53歳のメタボゴルファーとして無視できないのが、ラウンド後半の疲れです。
普段より軽いシャフトのおかげで最後まで振りやすいのか。反対に、後半になってタイミングが合わなくなり、左右のミスが増えるのか。
前半と後半で、振り心地やミスの傾向が変わるかも確認しておきたいと思います。
スコア以外に記録しておきたいこと
今日のラウンドでは、スコアだけでなく、次のようなことも記録する予定です。
- PING i240の最初のショットがどうなったか
- パーオン数
- アイアンでグリーンを狙った回数
- 使用した番手
- 想定より飛んだ、または飛ばなかった場面
- 大きく左右へ外した回数
- ショートとオーバーの回数
- 明らかなミスヒットでも距離を保てた回数
- ラフや傾斜地から使用した回数
- 前半と後半で振りやすさが変わったか
- 「本間TW757 Bならどうだったか」と感じた場面
ただし、1ラウンドでアイアンを使える回数は限られています。
ティーショットが曲がってグリーンを狙えなかったり、ユーティリティやウェッジを使う距離ばかり残ったりすれば、PING i240を使う機会そのものが少なくなる可能性もあります。
使用回数が少なければ、そこから何かを断定するのは無理があります。
あくまで、「事前に1球も打てなかったPING i240を、今回の1ラウンドで使ったらどうだったか」という記録として残したいと思います。
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今回はスコアだけでi240を評価しない
今回は、初めてコースで使うアイアンです。
しかも、インドアで事前に1球も打てないまま実戦投入することになりました。
当然ながら、ラウンドのスコアはアイアンだけで決まりません。ドライバーの調子、アプローチ、パッティングなどにも大きく左右されます。
スコアが良かったからといって、それがすべてPING i240のおかげとは限りません。
反対にスコアが悪かったとしても、それだけでPING i240が合わなかったと判断することもできません。
特に今回は、クラブに慣れるための時間がまったくありませんでした。
序盤にミスが出たとしても、クラブの性能ではなく、距離感やタイミングをつかめていないことが原因かもしれません。
今回見るべきなのは、スコアそのものよりも一打ごとの内容です。
初めて振ったときに、どんな印象を受けたか。
ナイスショットしたときに、想定した結果になったか。
ミスしたときに、そのミスをどこまで小さく抑えてくれたか。
そして、ラウンドが進むにつれて距離感やタイミングを合わせられたのか。
そこを丁寧に確認してみたいと思います。
まとめ|i240のやさしさはコースでも感じられるのか
今日はいよいよ鴨川カントリークラブで、本間TW757 Bから入れ替えたPING i240を実戦投入します。
本来なら前日にインドアで打ち比べる予定でした。
ところが、開始から約10分で停電。
まだ本間TW757 Bでウォーミングアップをしていたため、PING i240は1回も振れませんでした。
その結果、確認したいポイントも「インドアでの印象が芝の上でも通用するか」ではなく、次の5つになりました。
- 最初の数球で距離感をつかめるか
- ミスヒットしたときの飛距離低下は小さいか
- グリーンを狙ったときに縦距離がそろうか
- ラフや傾斜地でもヘッドが抜けてくれるか
- 軽いシャフトと大きめのヘッドに違和感はないか
練習場で何球も打ってからコースへ持っていくより、比較条件としては厳しくなりました。
しかし、レンタルクラブをいきなりコースへ持っていったらどうなるのかという意味では、より現実的な企画になった気もします。
果たして、PING i240の最初の1球はどのような結果になるのでしょうか。
そして、完全なぶっつけ本番でも、その大きさややさしさを感じられるのでしょうか。
ラウンド結果と、今回挙げた5つのポイントに対する答えは、翌日の記事で詳しく報告します。


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