のぶたです。
前回の記事では、2026年の24ラウンドで記録したパーオン142回について、使用クラブと残り距離を集計しました。
集計してみると、最も多く使っていたのは9番アイアンでした。
ウェッジが一番多いと思っていたので、自分の中では意外な結果でしたが、数字を見ていくと納得できる部分もありました。
使用クラブを調べ終えると、今度は別のことが気になり始めました。
そのパーオンは、どんなライから打っていたのか?
パーオンと聞いて最初に思い浮かぶのは、Par3のティーショットです。
Par4やPar5では、ティーショットをフェアウェイへ運び、そこからグリーンを狙ってパーオンする。そんな形が大勢を占めているのではないかと思っていました。
ラフやバンカーからのパーオンは、それほど多くないはずです。
自分でも「まあ、そうだろうな」という軽い気持ちで調べ始めたのですが、結果は少し違っていました。
パーオン142回のライを調べてみた
今回集計した条件は、次のとおりです。
- 対象期間:2026年3月1日~8月24日
- 対象ラウンド:24ラウンド
- パーオン回数:142回
- 分類したライ:ティー、フェアウェイ、ラフ、バンカー
- 傾斜地から打ったショットは「ラフ」に含める
- Par3はティーショットを集計
- Par4・Par5は規定打数以内でグリーンに乗せたショットを集計
ここで一つ、先に断っておきたいことがあります。
今回調べたのは、パーオンに成功したショットのライです。
各ライからグリーンを狙った全ショットは調べていないため、「フェアウェイとラフでは、どちらがパーオンしやすいのか」という成功率を比較したものではありません。
あくまでも、パーオンに成功した142回が、どのライから打ったショットだったのかを調べたものです。
全142回ではフェアウェイからのパーオンが最多
まずは、142回すべての集計結果です。
| ライ | パーオン回数 | 割合 |
|---|---|---|
| フェアウェイ | 66回 | 46.5% |
| ラフ | 40回 | 28.2% |
| ティー | 32回 | 22.5% |
| バンカー | 4回 | 2.8% |
| 合計 | 142回 | 100.0% |
全体で最も多かったのは、フェアウェイからの66回でした。
全142回に占める割合は46.5%です。パーオンは良いライから生まれることが多いという点では、予想どおりの結果です。
一方、ラフからのパーオンも40回ありました。
全体の28.2%なので、パーオンしたショットの4回に1回以上はラフから打っていたことになります。
Par3のティーショットが32回だったことを考えると、それよりもラフからのパーオンの方が多かったのは、少し意外でした。
Par4では約3回に1回がラフからのパーオン
続いて、Par4のパーオン73回をライ別に分けてみます。
| ライ | パーオン回数 | 割合 |
|---|---|---|
| フェアウェイ | 47回 | 64.4% |
| ラフ | 25回 | 34.2% |
| バンカー | 1回 | 1.4% |
| 合計 | 73回 | 100.0% |
Par4では、フェアウェイからのパーオンが47回で最も多くなりました。
割合にすると64.4%ですから、およそ3回に2回はフェアウェイからグリーンを捉えていたことになります。
ここは、調べる前の予想に近い結果でした。
ただし、ラフからのパーオンも25回あります。割合は34.2%でした。
つまり、Par4でパーオンしたショットの約3回に1回は、ラフから打っていたことになります。
思っていたより、かなり多い数字です。
ラフからの方が平均残り距離は長かった
Par4でパーオンしたショットの平均残り距離も比較してみました。
- フェアウェイ:106.8ヤード
- ラフ:121.1ヤード
- バンカー:100.0ヤード
ラフからパーオンしたショットの平均残り距離は、フェアウェイより約14ヤード長くなっていました。
これだけを見ると、ラフからの方が長い距離でもパーオンできているように見えます。
ただし、これは成功したショットだけの平均です。
ラフからグリーンを狙って外したショットは今回の集計に入っていないため、ラフからの方がパーオンしやすいという意味ではありません。
それでも、ラフからのパーオンが短いウェッジの距離だけではなかったことは分かります。
Par4でラフからパーオンした最長距離は195ヤードでした。
- ゴルフ場:南総ヒルズカントリークラブ
- コース:東コース
- ホール:7番
- 使用クラブ:21度UT
- 残り距離:195ヤード
- 結果:パーオンしてパー
ラフから195ヤードを21度UTでパーオンできていたのは、自分でも少し意外でした。
ほかにも、ラフから26度UTを使い、170~180ヤード前後でパーオンした例が複数あります。
ラフであっても、ボールの沈み方や前方の状況によっては、長い距離からグリーンを狙える場面があったようです。
Par5ではフェアウェイ以外からのパーオンがほぼ半分
次に、Par5でパーオンした37回をライ別に分けました。
| ライ | パーオン回数 | 割合 |
|---|---|---|
| フェアウェイ | 19回 | 51.4% |
| ラフ | 15回 | 40.5% |
| バンカー | 3回 | 8.1% |
| 合計 | 37回 | 100.0% |
Par5でも、フェアウェイからの19回が最も多い結果でした。
ただし、その割合は51.4%にとどまっています。
ラフからの15回とバンカーからの3回を合わせると18回。Par5でパーオンした37回のうち、48.6%がフェアウェイ以外から打ったショットでした。
ほぼ半分です。
これは、今回の集計で最も意外だった結果です。
Par5では、ティーショットをフェアウェイへ運び、2打目もしっかり前へ進め、3打目を良いライからグリーンへ乗せる。
そんな形でパーオンしていることが多いと思っていました。
しかし実際には、ラフやグリーン周辺のバンカーからパーオンしたケースもかなりありました。
Par5のラフからは最長155ヤード
Par5でパーオンしたショットの平均残り距離は、次のとおりです。
- フェアウェイ:88.4ヤード
- ラフ:93.3ヤード
- バンカー:33.3ヤード
Par5でも、ラフからパーオンしたショットの平均残り距離は、フェアウェイより約5ヤード長くなっています。
ラフからの最長距離は155ヤードで、使用クラブは6番アイアンでした。
また、バンカーからの3回は、いずれも残り30~40ヤードです。グリーン周辺のバンカーから、規定打数以内にグリーンへ乗せたケースになります。
Par5はPar4よりも規定打数に余裕があります。
ティーショットや2打目でフェアウェイを外しても、次のショットをグリーンが狙える場所まで運ぶことができれば、パーオンの可能性は残ります。
Par5では、完璧なショットを3回続けなくてもパーオンできる場合があるということなのかもしれません。
Par4・Par5では40%がフェアウェイ以外だった
Par4とPar5を合わせると、パーオンは合計110回です。
| ライ | パーオン回数 | 割合 |
|---|---|---|
| フェアウェイ | 66回 | 60.0% |
| ラフ | 40回 | 36.4% |
| バンカー | 4回 | 3.6% |
| 合計 | 110回 | 100.0% |
フェアウェイからのパーオンは66回で、全体の60.0%でした。
ラフとバンカーを合わせると44回。110回中44回なので、ちょうど40.0%になります。
調べる前は、Par4とPar5のパーオンはフェアウェイから打ったショットが大勢を占めると思っていました。
実際にフェアウェイが最も多いことは間違いありませんが、残りの4割はフェアウェイ以外からです。
「フェアウェイからでなければパーオンできない」というほど、厳しい世界ではなさそうです。
フェアウェイを外してもパーオンの可能性は残っている
今回の結果は、フェアウェイキープが重要ではないという話ではありません。
全体でも、Par4でもPar5でも、フェアウェイからのパーオンが最も多くなっています。
良いライからグリーンを狙える方が、距離や方向を合わせやすいのは間違いないでしょう。
ただ、ティーショットを曲げた瞬間に「このホールのパーオンはもう無理だ」と決めつけてしまうのは、少しもったいないのかもしれません。
大切なのは、フェアウェイかラフかという分類だけで判断しないことだと思います。
同じラフでも、ボールが浮いているのか、深く沈んでいるのかによって難しさは変わります。
残り距離、グリーン手前のハザード、クラブがボールまで届きそうかという点も確認しなければなりません。
もちろん、悪いライから無理にグリーンを狙うことを勧めるつもりはありません。
狙えるラフと、素直に刻むべきラフを見極めることが、最も大切なのだと思います。
次のラウンドで意識したい3つのこと
今回の集計から、次のラウンドで意識したいことを3つにまとめます。
- フェアウェイを外しても、すぐにパーオンを諦めない
- ラフではボールの沈み方とグリーン手前の危険を確認する
- 狙えるライでも、ピンではなくグリーン中央を狙う
ティーショットを曲げたことは、変えることができません。
その後に無理をするのか、最初から諦めるのか、それともライを確認して冷静に判断するのか。
スコアを左右するのは、ティーショットの結果だけでなく、その次の判断なのかもしれません。
まとめ
今回、2026年の24ラウンドで記録したパーオン142回について、ショットしたライを調べました。
全体では、フェアウェイからのパーオンが66回で最も多い結果でした。やはり、良いライからグリーンを狙えることが有利なのは間違いなさそうです。
一方、Par4とPar5に絞ると、パーオン110回のうち44回、ちょうど40%がラフかバンカーからのショットでした。
特にPar5では、フェアウェイ以外からのパーオンが48.6%と、ほぼ半分を占めています。
もちろん、今回調べたのはパーオンに成功したショットだけです。この数字から、ラフでもパーオンしやすいとは言えません。
それでも、アマチュアゴルファーのパーオンは、フェアウェイからだけ生まれているわけではありませんでした。
ティーショットを曲げたとしても、その時点でパーオンを諦める必要はありません。
ボールの沈み方や残り距離、グリーン手前の危険を確認し、狙えるライなのかを冷静に判断することが大切なのだと思います。
みなさんは、ティーショットをフェアウェイから外したとき、すぐにパーオンを諦めてしまうでしょうか。
それとも、ボールのライを確認してから次の一打を決めているでしょうか。
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