のぶたです。
2026年は、ドライバーを中心に飛距離アップをかなり意識してラウンドしてきました。
ただコース内へ運ぶだけではなく、しっかり振り切って飛ばしたい。セカンドでも、以前より積極的にグリーンを狙いたい。
そんな気持ちでラウンドしていたこともあり、自分の感覚としては、昨年よりナイスショットが増えています。
実際、パーオンするホールや、納得できるショットも増えてきました。
その一方で、トリプルボギー以上の大叩きについては、減っている感覚がありませんでした。
むしろ、「良いショットは増えているけれど、大叩きも増えているのでは?」という感覚がありました。
普通に考えれば、ゴルフが上達すれば大叩きも減っていきそうなものです。ところが、今年の自分は良いホールと悪いホールの差が、昨年より大きくなっている気がします。
そこで今回は、2025年と2026年にラウンドした全85ラウンド、合計1,530ホールの記録から、トリプルボギー以上を叩いたホールをすべて抜き出して比較してみました。
これは上達なのか。それとも退化なのか。
自分でも少し怖い集計でしたが、実際に調べてみると、感覚どおりの結果が出てきました。
今回はトリプルボギー以上を「大叩き」とする
今回の集計では、トリプルボギー以上を「大叩き」としました。
対象となるデータは、次の85ラウンドです。
- 2025年:54ラウンド、972ホール
- 2026年:31ラウンド、558ホール
- 合計:85ラウンド、1,530ホール
2026年は8月24日までの途中経過なので、2025年よりラウンド数が少なくなっています。
そのため、大叩きの総数だけではなく、主に「1ラウンド当たり何回発生したか」で比較します。
なお、この記事で扱うのは自分一人のラウンドデータです。すべてのアマチュアゴルファーに当てはまる結果ではありませんが、アベレージ86前後のゴルファーの一例として見ていただければと思います。
大叩きは昨年より約24%増えていた
まずは、2025年と2026年の大叩きの回数を比べてみます。
※表は横にスクロールできます。
| 年 | ラウンド数 | ホール数 | 大叩き | 1R当たり | 大叩きゼロ | 大叩き2回以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 54 | 972 | 49回 | 0.91回 | 20R(37.0%) | 11R(20.4%) |
| 2026年 | 31 | 558 | 35回 | 1.13回 | 10R(32.3%) | 8R(25.8%) |
2025年は54ラウンドで49回。1ラウンド当たりにすると、大叩きは0.91回でした。
一方、2026年は31ラウンドで35回。1ラウンド当たり1.13回です。
ラウンド数が違うため1ラウンド当たりで比較すると、2026年の大叩きは昨年より約24%増えていました。
大叩きゼロで回れたラウンドの割合も、2025年の37.0%から2026年は32.3%へ低下しています。
反対に、大叩きを1ラウンドで2回以上記録した割合は、20.4%から25.8%へ増えていました。
つまり、今年は大叩きを完全に避けられたラウンドが減り、複数回叩いたラウンドが増えているということです。
自分でも増えている感覚はありましたが、数字にしてみると、やはり昨年より大叩きの発生率は高くなっていました。
パーは増え、ボギーとダボは減っていた
ここまでの数字だけを見ると、「2026年はゴルフが下手になったのでは?」と思われるかもしれません。
ところが、ホールごとのスコアを比べると、そう単純な話ではありませんでした。
※表は横にスクロールできます。
| 1R当たり | 2025年 | 2026年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| バーディー以上 | 0.96個 | 0.68個 | -0.28個 |
| パー | 6.56個 | 7.45個 | +0.89個 |
| パー以上 | 7.52個 | 8.13個 | +0.61個 |
| ボギー | 7.44個 | 6.81個 | -0.63個 |
| ダブルボギー | 2.13個 | 1.94個 | -0.19個 |
| トリプルボギー以上 | 0.91個 | 1.13個 | +0.22個 |
2026年は、1ラウンド当たりのパーが6.56個から7.45個へ増えています。
バーディー以上は減っていますが、パー以上で上がったホール全体では、7.52ホールから8.13ホールへ増加しました。
一方、ボギーは7.44個から6.81個へ減少。ダブルボギーも2.13個から1.94個へ減っています。
つまり、今年はすべての悪いスコアが増えているわけではありません。
むしろ、
- パーは増えた
- ボギーは減った
- ダブルボギーも減った
- それなのにトリプルボギー以上だけが増えた
という結果でした。
これが、今回の集計で最も面白かったところです。
今年は18ホール全体が悪くなったのではありません。普段のホールは昨年よりまとめられるようになった一方で、一部のミスが大叩きまで拡大していました。
これなら、「ナイスショットや良いホールは増えている」という自分の実感と、「大叩きも増えている」という感覚が、同時に成立します。
平均スコアがほとんど変わらない理由
2025年と2026年の平均スコアは、次のとおりです。
- 2025年:85.69
- 2026年:86.06
差はわずか0.37打。ほとんど変わっていません。
パーが1ラウンド当たり約0.9個増え、ボギーとダブルボギーが減っているのであれば、平均スコアが良くなっていてもおかしくありません。
それでも平均スコアがほぼ変わっていないのは、増えた大叩きが、良くなったホールの貯金を使ってしまったからではないかと思います。
昨年ならボギーだったホールをパーにできるようになった。それだけなら1打の改善です。
しかし、別のホールでダブルボギーをトリプルボギーにすれば、その1打はすぐに消えます。さらに、+5や+6、+7といった大きなスコアになれば、いくつかのパーで作った貯金も一気になくなります。
今年のゴルフは、良いホールが増えた一方で、悪いホールの破壊力も大きくなった。
そんな状態なのかもしれません。
大叩きの多くにOB・ペナルティが絡んでいた
では、2026年の大叩きは、どのようなときに発生しているのでしょうか。
大叩きしたホールにOBまたは池などのペナルティが記録されていた割合を調べました。
※表は横にスクロールできます。
| 年 | 大叩き | OB・ペナルティあり | 割合 | 1R当たりOB | 1R当たりペナルティ |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 49回 | 41回 | 83.7% | 1.06発 | 0.44回 |
| 2026年 | 35回 | 32回 | 91.4% | 1.29発 | 0.74回 |
2025年は、大叩き49回のうち41回、83.7%にOBまたはペナルティが記録されていました。
2026年は35回のうち32回。割合にすると91.4%です。
今年の大叩きは、ほとんどがOBやペナルティ絡みという結果になりました。
1ラウンド当たりのOBも、昨年の1.06発から今年は1.29発へ増加。池などのペナルティも0.44回から0.74回へ増えています。
大叩きを減らすためには、パットやアプローチを改善することも大切です。
ただ、現在の自分に限っていえば、グリーン周りで1打を縮めることより、OBやペナルティを伴う大きなミスを防ぐことの方が、大叩き対策としては直接的に効きそうです。
飛距離アップを意識したことも関係しているのか
2026年にOBやペナルティが増えた理由として、自分の中で思い当たるのが、飛距離アップを強く意識していたことです。
今年はドライバーでしっかり振り切ることを課題にしてきました。
飛距離を伸ばしたい。セカンドを少しでも短いクラブで打ちたい。ロングホールでは、できれば2オンも狙いたい。
そんな気持ちが、昨年より強くなっていました。
その結果として、良いショットが増えた実感はあります。パーが増え、パー以上で上がったホールが増えていることからも、少なくとも良い結果につながったホールは増えています。
ただし、しっかり振ろうとしたぶん、左右への大きなミスも増えたのかもしれません。
もちろん、今回のデータだけで、「飛距離アップを意識したから大叩きが増えた」と断定することはできません。
その日のコース、天候、ティー位置、体調、狙い方など、スコアに影響する条件はほかにもあります。
それでも、自分自身には「今年は飛ばそうとして振った結果、大きなミスも増えた」という感覚があります。実際にOBとペナルティが増えていることを考えると、まったく関係がないとも思えません。
飛距離を求めたことは間違いだったのか
では、飛距離を求めず、安全に打つゴルフへ戻した方がよいのでしょうか。
自分は、そうは思っていません。
53歳になった今でも、飛距離を伸ばしたいという気持ちはあります。
飛距離が伸びれば、セカンドで短いクラブを持てます。長いPar4でもパーオンの可能性が高まり、Par5では2オンや、グリーン近くまで運べるチャンスも増えます。
飛距離を意識してきたからこそ、以前より良いショットが打てるようになった部分もあるはずです。
問題は、飛距離を求めたことではなく、すべての場面で同じように飛ばそうとしていなかったかということだと思います。
広いホールなら、思い切って振る。
OBが浅いホールでは、飛距離よりも打ち出す方向を優先する。
長いクラブでグリーンを狙うときも、成功した場合だけでなく、左右へ曲がったときに何があるのかを確認する。
飛距離を捨てるのではなく、飛距離を狙ってよい場面と、大きなミスを避ける場面を分ける必要があるのだと思います。
これは上達なのか、退化なのか
今回の結果を見て、最初に思ったのがこれです。
これは上達なのか。それとも退化なのか。
大叩きだけを見れば、昨年より増えているので退化です。
しかし、パーは増え、ボギーとダブルボギーは減っています。良いホールを作る力は、昨年より上がっているように見えます。
そう考えると、単純に上達、退化のどちらか一つでは表せません。
自分なりに言葉にするなら、良いショットをスコアにつなげる力は上がったが、大きなミスを止める力が追いついていない。
現在は、そんな段階なのかもしれません。
ゴルフが上手くなれば、すべてのミスが同時に減るわけではありません。
今まで届かなかった場所まで届くようになれば、新しいミスも出ます。狙えると思う場面が増えれば、失敗したときのダメージも大きくなります。
安全にボギーを並べるゴルフから、パーを増やすゴルフへ変わる途中では、こうした振れ幅が一時的に大きくなることもあるのかもしれません。
ただし、いつまでも「挑戦しているから仕方ない」で済ませていたら、平均スコアは縮まりません。
次の段階では、増えたパーを残しながら、大叩きだけを減らしていく必要があります。
次のラウンドで意識したい3つのこと
今回の結果から、次のラウンドでは3つのことを意識したいと思います。
1.飛ばしてよいホールを選ぶ
すべてのティーショットで最大飛距離を狙うのではなく、左右の広さやOBまでの距離を見て、しっかり振れるホールを選びます。
飛距離を伸ばす挑戦は続けますが、ホールの状況に関係なく振り回すことは避けたいと思います。
2.ミスした直後に取り返そうとしない
OBやペナルティを打ったあとに、無理な一打で取り返そうとすると、トリプルボギーが+4、+5へ広がる可能性があります。
一度大きなミスが出たら、そのホールはダブルボギーやトリプルボギーで止めることを優先する。
大叩きを完全になくすのではなく、傷口をそれ以上広げないことも大切です。
3.ナイスショットではなく、ミスの幅も確認する
練習では飛距離や良い球だけでなく、ミスしたときに左右へどのくらい曲がるのかも確認したいと思います。
最高の1球が何ヤード飛んだかだけではなく、10球打ったときに何球がコース内へ残るのか。
飛距離を実戦のスコアにつなげるためには、こちらの方が大切なのかもしれません。
まとめ
2025年と2026年の全85ラウンドを比較した結果、トリプルボギー以上の大叩きは、1ラウンド当たり0.91回から1.13回へ増えていました。
増加率は約24%です。
その一方で、2026年はパーが増え、ボギーとダブルボギーは減っていました。
つまり、今年は18ホール全体が悪くなったわけではありません。
良いホールは増えた。しかし、一部のミスが昨年以上の大叩きになっていた。
これが、平均スコアがほとんど変わっていない理由の一つだと思います。
今年は飛距離アップを意識し、しっかり振ることに取り組んできました。その挑戦によってナイスショットが増えた一方で、OBやペナルティも増えています。
これは上達なのか、退化なのか。
おそらく、どちらか一つではありません。
良いショットを増やす段階から、増えた良いショットを残しながら、大きなミスを管理する段階へ進む必要があるということなのでしょう。
飛距離を求めることはやめない。
ただし、飛ばしてよい場所と、絶対に大きなミスを避ける場所を分ける。
これができるようになれば、今年増えたパーを残したまま、大叩きだけを減らせるかもしれません。
皆さんも、昨年よりナイスショットは増えているのに、スコアが思ったほど良くならないと感じることはありませんか。
そんなときは、平均スコアだけでなく、パーが増えているのか、ボギーが減っているのか、そして大叩きだけが残っていないかを見てみると、自分のゴルフがどの段階にあるのかが見えてくるかもしれません。
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