のぶたです。
パーオン率を上げたい。これはたぶん、スコアアップを目指すアマチュアゴルファーなら誰もが思っていることではないでしょうか。
パーオンすればバーディーパットのチャンスがあるし、2パットで収めればパーです。スコアを良くするために、パーオン率を高めることが重要なのは間違いありません。
ただ、仕事をしながら月に数回ゴルフをしている一般アマチュアにとって、18ホールで次々とパーオンを重ねるのは正直かなり難しいです。
練習時間は限られているし、ラウンドのたびに調子も違います。「パーオン率を上げよう」という目標はもちろん持っていますが、そう簡単に数字を伸ばせないのも現実です。
そこでふと思ったのが、「パーオンじゃなくて、ボギーオンまで広げて考えたらどうだろう?」ということです。
そもそもボギーオンとは
念のため説明しておくと、パーオンは規定打数より2打少ない打数でグリーンに乗せることです。
Par3なら1打、Par4なら2打、Par5なら3打で乗せればパーオン。
一方のボギーオンは、パーオンより1打多い打数でグリーンに乗せることです。
Par3なら2打、Par4なら3打、Par5なら4打で乗ればボギーオン達成になります。
こう考えると、急に「100%」という数字が現実的に見えてこないでしょうか。
パーオン100%は私にとってほぼ不可能に近い数字ですが、ボギーオンなら基準が1打分増えます。
もちろん簡単ではないんですが、目標としては手が届きそうな感じがしてきます。
85ラウンドのボギーオン率とスコアを調べてみた
というわけで、2025〜2026年の自分の85ラウンド分のデータから、ボギーオン率とスコアの関係を実際に調べてみました。
ボギーオン率別の平均スコアは次のような結果でした。
- ボギーオン率60%未満(1ラウンド):平均103.0
- 60%以上70%未満(8ラウンド):平均92.4
- 70%以上80%未満(34ラウンド):平均87.2
- 80%以上90%未満(32ラウンド):平均83.5
- 90%以上(10ラウンド):平均81.8
数字を並べただけでも、かなり分かりやすい結果になりました。
70%以上80%未満では平均87.2なのに対して、80%以上90%未満では83.5。さらに90%以上になると81.8まで良くなっています。
ボギーオン率が高くなるにつれて、平均スコアも段階的に良くなっていました。
相関係数を計算してみると、約-0.67でした。
今回の自分のデータでは、ボギーオン率が高いほどスコアが良くなる傾向が、かなりはっきり出ています。
回帰で見ても、ボギーオン率が10ポイント高くなるごとに、スコアが約3.6打良くなる関係が出ました。
ただし、ここは誤解のないようにしておきたいところです。
「ボギーオン率を10ポイント上げれば、必ず3.6打縮まる」という意味ではありません。あくまで85ラウンドという自分のデータの中で見られた傾向であって、相関関係があるからといって因果関係まで証明できるわけではありません。
調子が良い日だからボギーオン率も自然と高くなり、結果としてスコアも良かった、という可能性も十分あります。
それでも、もう一つ興味深い数字がありました。
ベストスコア10ラウンドとワーストスコア10ラウンドの比較です。
- ベスト10ラウンド:平均スコア78.0、平均ボギーオン率89.4%
- ワースト10ラウンド:平均スコア95.7、平均ボギーオン率67.8%
平均ボギーオン率の差は約21.6ポイント。
これだけ差が出ているのを見ると、少なくとも自分のゴルフでは、ボギーオン率とスコアには無視できない関係がありそうだと感じました。
「ボギーオン100%」なら目標にできないだろうか
ここで改めて考えたいのは、「パーオンよりボギーオンの方が大事」という話ではないということです。
パーオン率を高めることは、今後も自分にとって大きな目標です。パーオンできるなら、もちろん狙いたい。
ただ、パーオンが難しくなった瞬間の「次の一手」として、ボギーオンという基準を持っておくと違うんじゃないか、というのが今回の気づきでした。
例えばPar4でティーショットを曲げたとします。
木が邪魔していたり、ライが悪かったりして、2打目でグリーンを狙うにはかなり無理をしないといけない状況。
パーオンだけを考えていると、「何とかグリーン方向へ」と無理な一打を打ってしまいがちです。
でも、「このホールはボギーオンでいい」と切り替えられたらどうでしょうか。
2打目は安全な場所へ運ぶ。そして3打目でグリーンに乗せる。
これでもボギーオンは達成です。
3打目で乗せて2パットならボギー。うまく寄って1パットで入れば、パーの可能性だって残っています。
つまり、パーオンを諦めることと、パーを諦めることは同じじゃないんです。
こう考えられれば、無理な一打を減らすことにもつながるのではないかと思っています。
ボギーオンを意識するとコースマネジメントが変わるかもしれない
もう少し具体的に考えてみます。
Par4でティーショットを曲げて、残り170ヤード。木が少し邪魔をしていて、グリーンを直接狙うにはリスクがある場面です。
ここで無理に170ヤード先のグリーンを狙って、OBやワンペナ、林のさらに奥、難しいバンカーに入れてしまえば、一気にダブルボギーやトリプルボギーの可能性が高まります。
しかし、「3打目で乗ればボギーオン」と考えれば、2打目で無理をする必要がなくなります。
例えば安全な場所へ100ヤードほど運んで、残り70ヤードからグリーンを狙うという選択肢も出てきます。
これは「最初からボギーを狙う」という消極的なゴルフではありません。
パーオンできる状況なら当然パーオンを狙う。
ただ、パーオンが難しくなった時点で、「ボギーオン100%」という第二の目標に切り替える。
この二段構えの考え方が、今回のデータを見て改めて面白いと思いました。
ボギーオン100%も、実際には簡単じゃない
とはいえ、「ボギーオンなら100%簡単にできる」と言うつもりはまったくありません。
実際にはOBを打つこともあるし、ペナルティエリアに入れることもある。アプローチをミスすることもあれば、バンカーからうまく出せないことも、林から脱出するだけで一打を使うこともあります。
実際、今回の85ラウンドの中でも、ボギーオン率90%以上だったのは10ラウンドだけでした。
85ラウンド中10ラウンドなので、簡単に達成できている数字ではありません。
それでも、パーオン100%と比べれば、「次のラウンドではボギーオン100%を目標にしてみよう」と思える数字ではあります。
簡単ではない。でも、アマチュアが目標として掲げる数字としては面白いんじゃないかと感じています。
85ラウンドの数字から感じたこと
今回の結果で特に面白いと思ったのは、
ボギーオン率70%以上80%未満 → 平均87.2
80%以上90%未満 → 平均83.5
90%以上 → 平均81.8
と、段階的にスコアが良くなっていたことです。
もちろん「ボギーオンしたからスコアが良くなった」と単純に結論づけることはできません。
でも、自分の85ラウンドという実データでこれだけの差が出た以上、
「パーオンできなかったホールを、ボギーオンまでに収める」
という考え方は、80台で回るアマチュアにとってかなり重要なんじゃないか、と感じています。
まとめ
パーオン率を上げることは、これからも自分にとって大きな目標です。それは変わりません。
そのうえで、パーオンが難しくなった瞬間に、「まだボギーオンがある」と思えるかどうか。
パーオンが第一目標、難しくなったらボギーオンが第二目標。
この二段構えの考え方が、大叩きを減らす一つの方法になるんじゃないか、というのが今回の85ラウンドのデータを見て感じたことです。
次のラウンドでは、ちょっと「ボギーオン100%」を目標にして回ってみようと思います。
もちろん、パーオンを狙わなくなるという意味ではありません。パーオンできるホールでは当然狙います。
ただ、それが難しくなったときに「まだボギーオンがある」と考えられるだけで、無理な一打を減らせるんじゃないか。
実際に意識して18ホールを回ったらどうなるのか、自分でも試してみたいと思っています。
もしよければ、次のラウンドではスコアだけじゃなく、自分のボギーオン率も一度数えてみてください。
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