のぶたです。
2026年6月4日に、「80台ゴルファーがダブルボギーを分析したら意外な事実が見えてきた」という記事を書きました。
あのときは、1月から6月1日までの18ラウンドで記録した45個のダブルボギーを原因別に分類しました。
調べる前は、正直なところ「OBやワンペナが一番多いんだろうな」と思っていました。
ところが、実際にはパット、アプローチ、バンカーというグリーン周りのミスだけで、全体の7割近くを占めていました。
自分でも「あっ、そっちだったのか」と、少し驚いた記憶があります。
あれから約3か月。
感覚的には「最近は良いスコアで回れる日が増えてきた」と思っていました。
ただ、本当にゴルフの内容が良くなっているのか。それとも、たまたま調子の良いラウンドが続いただけなのか。
そこで今回は、2026年の1〜5月と6〜8月を比較し、スコアやダブルボギーがどのように変わったのか、もう一度データを調べてみました。
1〜5月と6〜8月を比較する
今回比較したのは、以下の2期間です。
| 比較期間 | ラウンド数 |
|---|---|
| 2026年1月1日〜5月29日 | 17ラウンド |
| 2026年6月1日〜8月24日 | 14ラウンド |
前回の記事では、1月1日から6月1日までの18ラウンド、45個のダブルボギーを対象にしていました。
今回は暦どおりに期間を分けたため、6月1日のラウンドで記録したアプローチミスによるダブルボギー2個は、6〜8月側に入れています。
そのため、1〜5月のダブルボギーは43個です。
前回の45個と数が合わないように見えますが、期間の分け方が違うだけで、ダブルボギーを二重に数えたり、見落としたりしているわけではありません。
また、比較するラウンド数が17ラウンドと14ラウンドで異なるため、単純な総数だけでなく、1ラウンド平均を中心に比較していきます。
平均スコアは88.6から83.0へ
まずは、スコアそのものを比較してみます。
| 指標 | 1〜5月 | 6〜8月 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 平均スコア | 88.59 | 83.00 | −5.59打 |
| 中央値 | 87 | 82 | −5打 |
| ベストスコア | 78 | 77 | −1打 |
| ワーストスコア | 103 | 91 | −12打 |
平均スコアは88.59から83.00へ、約5.6打改善していました。
中央値も87から82へ、ちょうど5打良くなっています。
平均だけでなく中央値も同じように改善しているので、たまたま1〜2ラウンドだけ良いスコアが出て、平均を押し下げたわけではなさそうです。
個人的に一番印象に残ったのは、ワーストスコアでした。
1〜5月には103という、自分でも少し目を背けたくなるスコアがありました。それが6〜8月では、最も悪いスコアでも91に収まっています。
もちろん、91を打って喜んでいる場合でもないのですが、100を超えるところまで崩れなくなったのは大きな変化です。
スコアのばらつきも以前より小さくなっていました。
ベストスコアが出るようになったこと以上に、悪い日でも大きく崩れずに回れるようになったことが、平均スコアの改善につながっているように感じます。
ダブルボギーは平均2.53個から1.21個へ
このスコア改善の要因の一つとして見えてきたのが、ダブルボギーの減少です。
ここでいうダブルボギーは、パーより2打多いスコアに限定しています。トリプルボギー以上は含めていません。
| 指標 | 1〜5月 | 6〜8月 | 変化 |
|---|---|---|---|
| ダブルボギー総数 | 43個 | 17個 | −26個 |
| ダブルボギー/1ラウンド | 2.53個 | 1.21個 | −1.32個 |
| ダボ以上/1ラウンド | 4.00個 | 1.93個 | −2.07個 |
| トリプル以上/1ラウンド | 1.47個 | 0.71個 | −0.76個 |
ラウンド数が17と14で異なるため、総数だけで単純に比較することはできません。
しかし、1ラウンド平均で見ると、ダブルボギーは2.53個から1.21個へ減っています。
以前の半分以下です。
ダブルボギーの出現数だけで、1ラウンド平均1.32個減っています。さらにトリプルボギー以上も、平均1.47個から0.71個へ減りました。
ダブルボギーだけでなく、大叩き全体が少なくなったことが、平均スコア改善の要因の一つになっている可能性は高そうです。
ただし、平均スコアが5.59打良くなった理由のすべてを、ダブルボギーの減少だけで説明できるわけではありません。
あくまで、いくつかある改善要因の一つとして考えています。
ダブルボギーの原因はどう変わったのか
前回の記事の続きとして一番気になっていたのが、「どのミスによるダブルボギーが減ったのか」という点です。
原因別のダブルボギーを1ラウンド平均で並べると、次のようになりました。
| 主原因 | 1〜5月・1R平均 | 6〜8月・1R平均 |
|---|---|---|
| パット(3パット・4パット) | 0.82個 | 0.29個 |
| アプローチ | 0.53個 | 0.57個 |
| ペナルティ(OB・ワンペナ) | 0.71個 | 0.21個 |
| バンカー | 0.35個 | 0.07個 |
| シャンク・その他 | 0.12個 | 0.07個 |
| 合計 | 2.53個 | 1.21個 |
こうして並べると、パット、ペナルティ、バンカーによるダブルボギーが大きく減っていることが分かります。
一方、アプローチミスによるダブルボギーだけは、ほとんど変わっていませんでした。
3パットによるダブルボギーが減った
パットを主原因とするダブルボギーは、1ラウンド平均0.82個から0.29個へ減りました。
ラウンド全体のパット数も比較してみます。
| 指標 | 1〜5月 | 6〜8月 |
|---|---|---|
| 平均パット数 | 33.06 | 31.07 |
| 平均3パット数 | 2.06回 | 0.86回 |
平均パット数は約2打減り、3パットも1ラウンド平均2.06回から0.86回へ減っています。
3パットが減ったことは、ダブルボギーが少なくなった大きな要因の一つだと思います。
ただし、これだけで「パットが上手くなった」と断定することはできません。
ファーストパットの距離感が良くなったのかもしれませんし、アプローチでカップに近い場所へ寄せられる回数が増えた結果かもしれません。
パーオンした場所や、その日のグリーンの難しさも影響します。
おそらく、いくつかの要素が重なった結果なのだと思います。
ペナルティによるダブルボギーが減った
ペナルティを主原因とするダブルボギーは、1ラウンド平均0.71個から0.21個へ減っています。
関連する数字も並べてみます。
| 指標 | 1〜5月 | 6〜8月 |
|---|---|---|
| 平均OB数 | 1.59個 | 0.93個 |
| 平均ペナルティ数 | 1.06個 | 0.36個 |
| FWキープ率 | 55.5% | 55.1% |
ここで意外だったのは、フェアウェイキープ率がほとんど変わっていないことです。
ドライバーが急にまっすぐ飛ぶようになったわけではなさそうです。
それでもOBやワンペナは減っています。
多少曲がっても、次のショットを打てる場所に収まるケースが増えたのかもしれません。
フェアウェイを外しても、ラフなどからプレーを続けられれば、OBやワンペナになった場合と比べて、ダブルボギー以上を回避できる可能性は高くなります。
実際の曲がり幅までは、このデータから確認できません。
それでも、フェアウェイキープ率が変わっていない一方でペナルティが減っているのは、今回の興味深い結果の一つでした。
バンカーミスによるダブルボギーも減った
バンカーを主原因とするダブルボギーは、1ラウンド平均0.35個から0.07個へ減っていました。
1〜5月には6個あったバンカー由来のダブルボギーが、6〜8月には1個だけになっています。
バンカーに入る回数自体が減ったのか、それともバンカーに入っても1回で出せるようになったのかは、このデータだけでは判断できません。
それでも、少なくともバンカーミスをきっかけにダブルボギーとなったホールは、明らかに減っています。
私はバンカーに入ると、出すことだけを考えればよいのに、少しでもピンへ寄せようとして余計なことをしがちです。
その結果、1回で出なかったり、出ても次のアプローチが難しい場所へ行ったりします。
今回の期間では、そのようなバンカーから始まる大叩きが少なかったようです。
アプローチミスだけは減っていなかった
ここが今回、最も気になったところです。
アプローチを主原因とするダブルボギーは、次のようになりました。
- 1〜5月:9個、1ラウンド平均0.53個
- 6〜8月:8個、1ラウンド平均0.57個
数字としては、ほぼ横ばいです。
ダブルボギー全体に占める割合を見ると、アプローチミスは20.9%から47.1%へ増えています。
これだけを見ると、「以前よりアプローチが悪くなった」と思ってしまいそうです。
しかし、アプローチミスによるダブルボギーの発生頻度は、1ラウンド平均0.53個から0.57個なので、ほとんど変わっていません。
アプローチが大幅に悪化したのではなく、パット、ペナルティ、バンカーによるダブルボギーが大きく減ったため、残ったダブルボギーの中でアプローチの占める割合が高くなった、というのが実態に近いと思います。
裏を返すと、これまでアプローチミスは、3パットやOBといった他の大きなミスの陰に隠れていて、あまり目立っていなかったのかもしれません。
他のミスが減ったからこそ、次に向き合うべき課題としてアプローチがはっきり見えてきました。
これが、今回の分析で一番大きな発見でした。
ダブルボギー以外にも改善している部分がある
平均スコアが5.59打改善した理由は、ダブルボギーが減ったことだけではなさそうです。
| 指標 | 1〜5月 | 6〜8月 | 変化 |
|---|---|---|---|
| パーオン率 | 29.1% | 37.3% | +8.2ポイント |
| ボギーオン率 | 75.5% | 85.7% | +10.2ポイント |
| 寄せワン率 | 22.6% | 30.4% | +7.9ポイント |
| FWキープ率 | 55.5% | 55.1% | ほぼ同じ |
パーオン率、ボギーオン率、寄せワン率はいずれも上がっています。
特に、ボギーオン率が75.5%から85.7%まで伸びたことは大きいと思います。
ボギーオンできれば、そこから2パットでもボギーです。
グリーン周りまで大きく崩れずにボールを運べるホールが増えたことで、パーやボギーで収められる可能性が高くなったのではないでしょうか。
一方、フェアウェイキープ率はほぼ同じです。
スコアを良くするためには、何が何でもフェアウェイをキープしなければいけないと思いがちです。
しかし今回の私のデータでは、フェアウェイキープ率が変わっていなくても、パーオン率やボギーオン率は上がり、ペナルティは減っていました。
ティーショットが多少曲がっても、そこから大きく崩れずにホールアウトすることの方が、今の私にはスコア改善につながっていたのかもしれません。
次の課題はアプローチ
今回のデータから、次に取り組むべき課題はアプローチだと分かりました。
次のラウンドでは、以下の3つを意識してみようと思います。
- 寄せワンだけを狙わず、まずは2パットで上がれる場所へ乗せる
- 難しいライではピンを狙いすぎず、トップやダフリによる「もう一度」を減らす
- 改善した3パット、ペナルティ、バンカーミスを再び増やさない
ダブルボギーをいきなりゼロにするのは、今の私には現実的ではありません。
まずは現在の1ラウンド平均1.21個から、1ラウンド1個以内に減らすことを目標にしてみます。
そのためには、アプローチでスーパーショットを打つことよりも、トップやダフリでグリーンに乗らず、もう一度アプローチを打つ状況を減らす方が大切なのかもしれません。
まとめ
1〜5月と6〜8月を比較すると、平均スコアは88.59から83.00へ改善していました。
ダブルボギーも、1ラウンド平均2.53個から1.21個へ半減しています。
その背景には、3パット、OBやワンペナ、バンカーミスによるダブルボギーの減少がありました。
一方、アプローチミスによるダブルボギーだけは、この3か月でほとんど減っていません。
スコアが良くなり、他の大きなミスが減ったからこそ、次に取り組むべき課題がアプローチであることが、はっきり見えてきたのだと思います。
自分では、なんとなく「最近はスコアが良い」と感じていました。
しかし、こうして数字で振り返ってみると、良くなった部分と、実はあまり変わっていない部分の両方が分かります。
次は、アプローチミスによるダブルボギーをもう少し詳しく分けて、トップ、ダフリ、距離感、判断のどこに問題があるのか調べてみたいと思います。
皆さんがダブルボギーを打ったホールを振り返ると、最も多い原因は何でしょうか。
OBだと思って調べてみたら、私のように意外な弱点が見つかるかもしれません。
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