のぶたです。
以前、「18Birdiesをラウンド前に触ってみた!Premiumで南総ヒルズを予習してみる」という記事を書きました。
また、その後は、実際に南総ヒルズカントリークラブでのラウンドで使ってみました。
18Birdiesの第3弾です。
ただし今回は使い方の紹介ではなく、実際に1ラウンドで記録されたショットデータを使って、ちょっと真面目に、そして少し恥ずかしい検証をしてみようと思います。
テーマはシンプルです。
「自分が思っている飛距離と、実際に記録された飛距離は、どれくらい違うのか?」
なぜ今回、飛距離を調べようと思ったのか
きっかけは単純で、ゴルフ用アプリの18Birdiesを使い始めたことで、ショットごとの距離を記録して振り返れるようになったからです。
これまでの私は、レーザー距離計とGPSのショットナビW1を使いながらも、ショットごとの飛距離を細かく記録していたわけではありませんでした。
「今日は7番でピッタリだった」
「今日はUTが全然届かなかった」
そんな感覚としての記憶が中心でした。
でも今回、1ラウンド分とはいえショットごとの数字を並べてみると、「あれ? 思っていたのと違うぞ」と感じるところがいくつもありました。
せっかくなので、その結果をそのまま記事にしてみます。
普段、自分が考えている番手別飛距離
検証の前に、そもそも私が普段どれくらいの飛距離を「自分の基準」として考えているかを書いておきます。
- ドライバー:約230yd
- 21度UT:約200yd
- 7番アイアン:約150yd
これらは測定機で厳密に測って決めた数字というより、これまでのラウンド経験から「だいたいこれくらい」と考えている距離です。
今回は、この自分の感覚と実際のラウンドデータを突き合わせてみます。
今回の集計方法と「○」「×」のルール
今回使うのは、前回の南総ヒルズカントリークラブの1ラウンド分のショットデータのうち、基本的に「フルショットしたもの」だけです。
集計ルールは以下のようにしました。
- フルショットするつもりで打ったものが対象
- レイアップ目的でも、番手を落としてフルショットしていれば対象
- アプローチなどのハーフショット、スリークォーターショット、意図的に距離を抑えたショットは対象外
- OBになったショットは集計から除外
- OB後などの打ち直しは、フルショットであれば対象
- 明らかなダフリやトップも「実戦で起きた結果」として全体平均には含める
そのうえで、自分の打った感触をもとに「○」「×」も付けています。
○: 完璧なナイスショットに限りません。多少薄かった、芯を少し外したくらいでも、自分なりに「それなりに打てた」と感じたショット。
×: 明らかなダフリやトップなど、自分で「これは完全にミスった」と分かるショット。
つまり今回は、
1.ミスショットまで含めた「全ショット平均」
2.○判定だけの「それなりに打てたショット平均」
この2つを比較していきます。
②を「ナイスショット平均」や「完璧に当たった場合の平均」と呼ぶと少し違うので、この記事では単純に「○平均」と呼ぶことにします。
実戦データを表で見てみる
まず、今回のラウンドで記録された主なクラブの数字をまとめます。
| クラブ | 対象ショット数 | 全ショット平均 | ○平均 |
|---|---|---|---|
| ドライバー | 10 | 約211yd | 約211yd |
| 21度UT | 7 | 約167yd | 約189yd |
| 6I | 2 | 約144yd | 約153yd |
| 7I | 2 | 約138yd | 約138yd |
| 8I | 3 | 約110yd | 約128yd |
| 9I | 1 | 約121yd | 約121yd |
| PW | 2 | 約110yd | 約110yd |
| 50度 | 1 | 約86yd | 約86yd |
| 58度 | 2 | 約65yd | 約65yd |
※アイアン・ウェッジは対象ショット数がかなり少ない番手もあるため、参考程度に見てください。
ドライバー:230ydのつもりが、今回の平均は211yd
まずドライバーです。
私は普段「230ydくらい飛ぶ」と思っています。
ところが、今回記録された10ショットの距離はこうでした。
191yd/192yd/201yd/205yd/206yd/210yd/216yd/224yd/229yd/236yd
10ショットすべて、自分の中では○判定。
つまり、明らかなダフリやチョロなどはなく、「それなりには打てた」と感じたショットです。
それでも平均すると約211ydでした。
正直、最初にこの数字を見たときは、「あれ? 俺のドライバー、そんなに飛んでない……?」と一瞬へこみました(笑)。
ただ、よく見ると236yd飛んだショットもあります。
つまり、230yd以上飛ばすことがないわけではありません。
ここで大事なのは、「230yd飛ばせる」ことと「平均230yd飛んでいる」ことは別の話ということです。
今回のラウンドでは平均211ydだった。
まずは、それが今回記録された事実です。
だからといって「私のドライバー飛距離は211yd」と、この1ラウンドだけで決めてしまうのも違うと思っています。
21度UT:○平均と全平均で大きな差が出た
今回、個人的に一番面白かったのが21度UTです。
普段の感覚では「200ydくらい」と考えています。
7ショットの内訳はこうでした。
○判定:199yd/200yd/178yd/177yd/190yd
×判定:79yd/145yd
○だけの平均は約189yd。
自分が考えている200ydよりは少し短いものの、大きくかけ離れているというほどでもありません。
ところが、×判定の79ydと145ydを含めると、全体平均は約167ydまで下がります。
これには結構驚きました。
つまり、「それなりに打てたときの飛距離」と「実戦でそのクラブを選んだ結果としての平均距離」は、かなり違う数字になることがあるということです。
「21度UTなら200ydくらい」と考えていても、実際のラウンドでは当然ミスもします。
今回だけを見れば、21度UTをフルショットした7回の平均距離は約167ydでした。
もちろん7ショットだけなので、これをそのまま21度UTの実力値とするつもりはありません。
ただ、この違いは今後も追いかけてみたくなる数字でした。
アイアンも確認。ただしサンプル数の少なさには注意
アイアン・ウェッジについても、同じように全平均と○平均を出してみました。
6Iは全平均約144yd・○平均約153yd、7Iは全平均・○平均ともに約138yd、8Iは全平均約110yd・○平均約128yd。
9Iは約121yd、PWは約110yd、50度は約86yd、58度は約65ydという結果でした。
ただし、表を見ても分かる通り、1~3ショットしかデータがない番手もあります。
これで、「私の7番アイアンは138ydです!」と宣言するのは、さすがに早すぎます(笑)。
あくまで今回は、「この1ラウンドでは、こういう数字が出た」という参考データです。
そもそも「自分の飛距離」とは何を指すのか
ここまでのデータを見ていて、あらためて疑問に思ったことがあります。
私たちアマチュアが、
「7番アイアンは150yd」
「ドライバーは230yd」
と言うとき、その数字はいったい何を指しているのでしょうか。
- 一度出た最大飛距離なのか
- ちゃんと当たったときの飛距離なのか
- 普通に打てたショットの平均なのか
- ミスショットまで含めた実戦での平均なのか
実は、全部意味が違います。
今回のドライバーなら、最長は236yd。
一方、10ショットの平均は211ydでした。
どちらも実際に記録された数字です。
だから、「236ydと211yd、どちらが本当の飛距離なの?」と聞かれると、そもそも「飛距離」という言葉をどう定義するかによって答えが変わってくる気がします。
普段なんとなく口にしている「自分の飛距離」が、実は何を基準にした数字なのか。
私自身、結構あいまいだったことに今回気づきました。
「平均211ydだから、前のカートが240yd先ならOK」ではない
ここで一つ、はっきり書いておきたいことがあります。
今回のドライバー平均は211ydでした。
だからといって、「じゃあ前のカートが240yd先にいるなら、打っても大丈夫だな」という話には絶対になりません。
今回だって236yd飛んだショットがあります。
さらに追い風、打ち下ろし、フェアウェイの硬さなどの条件が重なれば、普段以上に飛ぶことだってあります。
前方の安全確認に、今回のような平均飛距離を使うべきではありません。
平均飛距離と、自分が飛ばせる上限側の距離は用途がまったく違う。
今回の平均値は、あくまで自分のゴルフを振り返るためのデータです。
「平均を出したから安全マージンが分かった」という話ではありません。
最大飛距離・○平均・ミス込み平均、それぞれ意味が違う
今回データを調べてみて、飛距離には少なくともいくつかの見方があると感じました。
最大、または上限側の飛距離
自分が条件次第でどこまで飛ばす可能性があるのかを見る数字。
○平均
完璧なショットだけではなく、自分なりにそれなりに打てたショットが、実戦でどのくらい飛んでいるのかを見る数字。
ミスまで含めた実戦平均
そのクラブをフルショットした結果として、実際には平均でどのくらいの距離になっているのかを見る数字。
私が普段「ドライバーは230yd」「7番は150yd」と考えていることも、完全に間違っているとは思いません。
アマチュアゴルファーが「ちゃんと当たったらこれくらい」という距離を基準に番手を考えるのも、ごく普通のことだと思います。
ただ、「その数字は何を基準にした飛距離なのか?」を知っておくと、自分のゴルフを見る角度が少し変わるかもしれません。
まだ1ラウンドなので、結論は出さない
ここまで色々書いてきましたが、今回はまだたった1ラウンド分のデータです。
しかも実際のゴルフ場なので、打ち上げ・打ち下ろし、風、気温、ライ、地面の硬さ、ラン、その日のスイング状態など、さまざまな条件が絡んでいます。
インドアの弾道測定器などで、同じ条件から測定する「純粋なクラブ飛距離」とは性質が違います。
そのため今回の数字だけで、「自分の正確な飛距離はこれだ」と断定するつもりはありません。
特にアイアンはサンプル数が少ないので、現時点では参考程度のデータです。
今後、3ラウンド・5ラウンド・10ラウンドと蓄積していきたい
とはいえ、今回と同じ基準でデータを取り続ければ、かなり面白くなりそうです。
3ラウンド、5ラウンド、10ラウンド。
データが増えていけば、打ち上げの日もあれば打ち下ろしもあり、追い風もあれば向かい風もあり、ナイスショットもあればミスショットもあります。
そうした実際のゴルフで起きるさまざまな条件を含めて、「自分が実戦でそのクラブを使ったとき、実際にはどのくらいの結果になっているのか」が少しずつ見えてくるのではないでしょうか。
今回は、その第一歩です。
飛距離だけなら、ラウンド中に細かくメモして後から計算することもできます。
ただ、18Birdiesではコース図を見ながら、「ここから打って、ここまで行った」とラウンドを振り返れるのも面白いところでした。
数字だけを見るのではなく、「ああ、このホールのこのショットか」と思い出しながら確認できるので、個人的にはこの作業自体が結構楽しいです。
まとめ
今回、18Birdiesのショットデータをもとに、自分の飛距離をいろいろな角度から見直してみました。
ドライバーは「230ydくらい」のつもりでしたが、今回の10ショット平均は211yd。
一方で236yd飛んだショットもあり、「230yd飛ばせる」と「平均230yd飛んでいる」は別の話だということが見えてきました。
21度UTでは、○平均が約189ydだったのに対し、明らかなミスまで含めると全平均は約167yd。
「それなりに打てたときの距離」と「実戦で起きた結果の平均」には大きな差が出ることがあるということも分かりました。
そして今回一番考えさせられたのは、「自分の飛距離って、そもそも何を指しているんだろう?」ということです。
最大なのか。
ちゃんと当たったときなのか。
それなりに打てたショットの平均なのか。
ミスまで含めた平均なのか。
どれか一つだけが正解という話ではなく、それぞれの数字には違った意味があるのだと思います。
今回はまだ1ラウンド。
ここから3ラウンド、5ラウンド、10ラウンドとデータを積み重ねたとき、今回の数字がどう変わっていくのか。
自分でもかなり楽しみになってきました。
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