のぶたです。
ゴルフをしていると、こんな経験はありませんか?
スタート直後はショットが安定せず、右へ左へとボールが散らばる。
ドライバーが曲がったかと思えば、今度はアイアンが当たらない。
「今日はどうなっちゃうんだ?」
そんなことを考えながらプレーしているうちに、少しずつショットが安定してくる。
そして16番、17番ホールあたりになると、「あれ?今日のスイング、これで良かったんじゃない?」ようやく何かをつかんだ気がするのです。
ところが、そんなときに限って、残りはあと1ホール。
最終ホールでは、今日一番と思えるようなナイスショットまで飛び出す!
「なんで、それがもっと早く出てくれなかったんだよ!」
ゴルファーなら、一度や二度は経験しているのではないでしょうか。
私も、そんなことを何度も繰り返しています。
そこで今回は、2025年と2026年に記録した91ラウンドのデータを使って、ラウンド序盤と終盤のスコアを比較してみました。
すると、ゴルファーあるあるを裏付けるような、興味深い結果が出てきたのです。
ゴルフは慣れてきたころに終わってしまう?
ゴルフのスタート直後は、なかなか思うように体が動かないことがあります。
練習場では良いショットを打っていたはずなのに、コースに出るとタイミングが合わない。
ドライバーを振れば力が入り、アイアンでは距離感が合わない。
それでも、ホールを重ねていくうちに少しずつ感覚が戻ってきます。
「今日はこういうリズムで振れば良いのか」
「切り返しは、もう少しゆっくりで良かったんだ」
そんなことに気づいたころには、すでに後半の終盤。
せっかく良い感覚になってきたのに、あと数ホールしか残っていないのです。
では、実際にラウンド終盤の方がスコアは良くなっているのでしょうか?
91ラウンドを分析!最後の3ホールはスコアが良かった!
今回分析したのは、2025年54ラウンド、2026年37ラウンドの合計91ラウンドです。
スタートコースの違いを考慮して、実際にプレーした順番で、最初の3ホールと最後の3ホールを比較しました。
各ホールのパーが異なるため、スコアはパーに対するオーバー数で比較しています。
| 比較対象 | 1ホール平均 |
|---|---|
| 最初の3ホール | +0.86 |
| 最後の3ホール | +0.70 |
なんと、最後の3ホールの方が平均スコアが良かったのです。
3ホール合計に換算すると、
- 最初の3ホール:約2.59オーバー
- 最後の3ホール:約2.11オーバー
その差は約0.48打。
わずかな差に見えるかもしれませんが、91ラウンドの平均ですから、なかなか興味深い結果だと思います。
もちろん、ホールの難易度やコースの違いもありますので、単純に「体が慣れたからスコアが良くなった」と断定することはできません。
それでも、ラウンド序盤より終盤の方がスコアが良いというのは、私自身の感覚とも一致しています。
やっぱり、ゴルフは慣れてきたころに終わってしまうのでしょうか?笑
ところが最終ホールだけはスコアが悪い!
ここで、もう一つ気になることがあります。
最後の3ホールはスコアが良い。
それなら、最終ホールも良いスコアで終わっているのでしょうか?
そこで、18番目にプレーしたホールだけを取り出してみました。
| 年 | 最終ホールの平均 |
|---|---|
| 2025年 | +1.00 |
| 2026年 | +0.89 |
| 91ラウンド平均 | +0.96 |
あれ?
最後の3ホールは平均+0.70なのに、最終ホールだけを見ると+0.96。
むしろ、最終ホールでスコアを崩しているのです。
さらに、2026年の17番目と18番目のホールを比較してみると、
| プレー順 | 平均オーバー数 |
|---|---|
| 17番目 | +0.43 |
| 18番目(最終ホール) | +0.89 |
最終ホールでは、約2倍のオーバー数になっています。
もちろん、最終ホール自体が難しい可能性もあります。
それでも、最後の3ホール全体ではスコアが良いのに、最後の1ホールだけ悪くなるというのは、面白い結果ではないでしょうか。
では、なぜ最終ホールでスコアを崩してしまうのか?
ここからは、私自身の経験も踏まえて考えてみたいと思います。
「これが最後だから!」と気合いが入ってしまう!
まず考えられるのが、最終ホール特有の気合いです。
16番、17番と良いショットが続いていたら、最終ホールでも良いショットを打ちたいと思うものです。
特にドライバー。
「最後くらい、思い切り振ってやろう!」
そんな気持ちになったことはありませんか?
それまで無理をせずに振っていたのに、最後のティーショットだけ妙に力が入る。
結果は、右へプッシュアウト。
あるいは、左へ引っかけ。
さっきまで良かったのに、なんで最後だけそうなるの?
ゴルフではよくある話です。笑
ただ、これには逆のパターンもあります。
すでにスコアの大勢が決まってしまっている場合です。
目標スコアに届かないことが分かっていると、最終ホールではそれほど気合いが入らないこともあります。
「まあ、今日はこんなもんかな」
そんな気持ちでティーショットを打つこともあるわけです。
つまり、最終ホールだからといって、毎回気合いが入るとは限りません。
ただ、良いスコアで終われそうなときほど、最後の1ホールを意識してしまうことはあるのではないでしょうか。
「最後くらいバーディーを!」という欲が出る!
もう一つ考えられるのが、最後のバーディーを狙いたくなる心理です。
例えば、17ホールを終えて、今日はまだバーディーがない。
そんなとき、最終ホールのティーショットがフェアウェイを捉えたらどうでしょうか。
「よし!最後くらいバーディーを取って帰ろう!」
そんな気持ちになるのではないでしょうか。
普段ならグリーンセンターを狙う場面でも、ピンを直接狙ってしまう。
無理に狙う必要がないのに、少し難しいショットを選択してしまう。
結果として、グリーンを外してボギー。
あるいは、アプローチまでミスしてダブルボギー。
これもゴルファーあるあるですよね。
実際、2025年と2026年の最終ホールで記録したバーディーを調べてみました。
| 年 | 最終ホールのバーディー |
|---|---|
| 2025年 | 0回 |
| 2026年 | 2回 |
| 合計 | 2回 |
91ラウンドで、最終ホールのバーディーはわずか2回。
割合にすると約2.2%です。
もちろん、最終ホールの難易度も関係しています。
それでも、最後にバーディーを取って気持ちよく終わるというのは、なかなか簡単ではないようです。
「最後くらいバーディーを!」と思っても、実際にはそう簡単に取れない。
これもゴルフの難しさですね。
最終ホールの約6割はボギー以下だった!
さらに、最終ホールでパー以上を取れた割合も調べてみました。
| 年 | パー以上 | 割合 |
|---|---|---|
| 2025年 | 19回/54回 | 35.2% |
| 2026年 | 15回/37回 | 40.5% |
| 合計 | 34回/91回 | 37.4% |
つまり、最終ホールでパー以上を取れたのは約37%。
残りの約63%はボギー以下だったということになります。
もちろん、普段のホールでもボギーを叩くことはあります。
それでも、最終ホールだからこそ、できればパーで締めくくりたいものです。
特に、最終ホールを迎えるまでに良いショットが続いていたら、なおさらです。
しかし、実際の数字を見ると、最後の1ホールをうまくまとめるのは簡単ではありません。
最終ホールのナイスショットは、なぜ記憶に残るのか?
ここまでスコアの数字を見てきましたが、今回のタイトルにある「今日のベストショット」については、スコアカードだけでは確認できません。
ナイスショットを打っても、必ずしも良いスコアになるわけではないからです。
例えば、最終ホールで今日一番のドライバーショットが出たとします。
ところが、セカンドショットでグリーンを外して、結局ボギー。
スコアだけを見れば、特別に良いホールではありません。
それでも、あのドライバーショットの感触は忘れられない。
「ようやく良いスイングができた!」
そう感じたままラウンドが終わるのです。
逆に、序盤に同じようなナイスショットを打っていたとしても、その後にミスが続けば印象が薄れてしまうことがあります。
しかし、最終ホールのナイスショットは、その後にプレーするホールがありません。
だからこそ、良い感触を残したまま帰ることができるのかもしれません。
18ホールかけて、ようやく今日のスイングが分かった!
ところが、分かったところでラウンド終了。
なんとも、もったいない話です。笑
最後のナイスショットが、次のラウンドへの期待になる!
今回、91ラウンドのデータを分析してみて、ラウンド終盤の方がスコアが良いという結果が出ました。
最初の3ホールよりも、最後の3ホールの方がスコアは良かったのです。
これは、ラウンドを重ねるうちにスイングの感覚が良くなってくるという、私自身の経験とも一致しています。
ところが、最終ホールだけを見ると、思ったほど良いスコアではありませんでした。
「これが最後だから!」と気合いが入る。
「最後くらいバーディーを!」と欲が出る。
そんな心理が影響している可能性もあります。
もちろん、スコアカードだけで原因を断定することはできません。
それでも、最終ホールには、ほかのホールとは少し違った気持ちで臨んでいるような気がします。
そして、たとえ最終ホールのスコアがボギーだったとしても、最後に今日一番のナイスショットが出れば、気分は悪くありません。
「次のラウンドでは、最初からあのショットが打てるかもしれない!」
そんな期待が膨らむわけです。
ところが、次のラウンドのスタートホール。
昨日の最後のナイスショットは、いったいどこへ行ってしまったのか?笑
また、スイングを探す18ホールが始まるのです。
ようやく調子が出てきたところでラウンド終了。でも、最後のナイスショットが忘れられないから、また次のラウンドが楽しみになる。
ゴルフって、そういうスポーツなのかもしれませんね!
※分析対象は2025年54ラウンド、2026年10月までの37ラウンド、合計91ラウンド。スタートコースを考慮した実際のプレー順で集計しています。ホールの難易度は調整していないため、スコア差の原因を心理やスイングの変化だけに求めることはできません。
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