のぶたです。
現在53歳。メタボ体型で、腰の調子が気になる日もあります。
若い頃のように、練習すればするほどヘッドスピードが上がり、ドライバーがどんどん飛ぶようになるとは思っていません。むしろ、これから年齢を重ねれば、飛距離を維持するだけでも大変になるかもしれません。
それでも私は、ゴルフはまだ上手くなれると思っています。
ここでいう「上手くなる」とは、ドライバーが250ヤード飛ぶようになることでも、アイアンでプロのような球を打てるようになることでもありません。
平均スコアを縮めることです。
ベストスコアを一度だけ更新するのではなく、悪い日でも90を打たず、80台前半で回れる日を増やしていく。53歳から目指すなら、こちらのほうが現実的であり、本当の意味でゴルフが上手くなったといえるのではないでしょうか。
53歳から飛距離だけを追いかけるのは苦しい
ゴルフをしていると、どうしても飛距離が気になります。
同伴者より前にボールがあれば気分がいいですし、ドライバーが飛んだ日は、それだけでゴルフの調子が良かったような気になります。
私も飛ばしたい気持ちはあります。
しかし、強く振ろうとした結果、ボールが曲がってOBになれば、スコアは一気に苦しくなります。たとえフェアウェイに残っても、体勢を崩したスイングを繰り返していれば、アイアンやアプローチにも影響が出てきます。
53歳のメタボゴルファーが、若い人と飛距離で勝負しても仕方ありません。
もちろん筋力や柔軟性を保ち、飛距離を落とさない努力は必要です。ただし、それをスコアアップの中心に置く必要はないと思っています。
スコアカードに「ドライバーが飛んだので1打減らしておきます」という欄はありませんからね。
私が70台で回れた日に共通していたこと
私は2026年に入ってから、これまでに3回70台で回ることができました。
- 木更津東カントリークラブ 78
- 勝浦ゴルフ倶楽部 77
- 南総ヒルズカントリークラブ 77
この3ラウンドのデータを振り返ると、共通していたのは驚くような飛距離ではありませんでした。
主な共通点は次のとおりです。
- パット数が32以下
- 3パットが1回以内
- フェアウェイキープ率が55%以上
- OB・ペナルティがない
- パーオン率が50%以上
- ボギーオン率が90%以上
もちろん、3ラウンドだけのデータなので、これがすべてのゴルファーに当てはまるとはいえません。
それでも、自分が70台で回るために必要だったものは見えてきます。
ティーショットで致命的なミスをせず、グリーンを外してもボギーで収められる場所まで運ぶ。そして3パットをしない。
つまり、特別なスーパーショットよりも、スコアを壊すミスを減らしたことが70台につながっていました。
平均スコアを縮めるなら、ナイスショットより大叩きを見る
平均スコアを縮めるために最初に必要なのは、自分が何打損しているのかを知ることだと思います。
ラウンド後は、どうしてもナイスショットを思い出します。
「あのホールのドライバーは完璧だった」
「あのロングパットが入った」
「あのバンカーショットはプロみたいだった」
気持ちはよく分かります。私も同じです。
しかし、平均スコアを悪くしているのは、その反対側にあるミスです。
- OBやペナルティ
- 林から無理に狙って失敗
- グリーン周りでの往復
- 3パット
- ダブルボギーの後に焦ってさらに大叩き
- 難しいピンを狙ってショートサイドへ外す
88を84にしたいなら、バーディーを4個増やすよりも、こうした余計な4打を減らすほうが再現しやすいはずです。
ナイスショットの数は同じでも、トリプルボギーをダブルボギーに、ダブルボギーをボギーに変えられれば、平均スコアは少しずつ縮まります。
まず目指すのは「ボギーを打てる場所」
以前の私は、ティーショットを曲げると、すぐに取り返そうとしていました。
林の中から木の間を抜き、できるだけグリーンの近くまで運ぼうとする。成功すればパーが残ると思っているからです。
ただ、実際には木に当たり、さらに難しい場所へ行き、そこからダブルボギーやトリプルボギーになることが少なくありません。
ティーショットのミスは、もう取り返せません。
できるのは、その後の被害を小さくすることだけです。
グリーンを狙えないならフェアウェイへ戻す。長いクラブで無理をせず、得意な距離を残す。パーが難しくなった時点で、ボギーを取りにいく。
これだけでも、平均スコアは変わると思います。
ボギーを打てる場所へ運ぶことは、消極的なゴルフではありません。大叩きを防ぐための、立派なコースマネジメントです。
53歳から必要なのは、ミスをなくす練習ではない
ミスショットを完全になくすことはできません。
練習場で何球打っても、コースでは傾斜があり、風が吹き、プレッシャーもかかります。体調が悪い日もあれば、朝からスイングがしっくりこない日もあります。
だから必要なのは、ミスを一切出さないスイングではなく、ミスが出ても次の一打で立て直せるゴルフです。
私がこれから重点的に取り組みたいのは、次の3つです。
1.ボギーオン率を高める
パーオンできなくても、3打目でグリーンに乗ればパー4でボギーは狙えます。
無理にパーオンを狙って大きなミスをするより、アプローチしやすい場所まで運ぶ。まずは18ホールのうち、どれだけボギーオンできたかを見ていきます。
2.50ヤード以内とパッティングを磨く
飛距離は年齢の影響を受けますが、アプローチとパッティングは53歳からでも改善できます。
特に3パットを減らすことは、平均スコアを縮めるうえで大きな意味があります。ロングパットを入れるのではなく、次を確実に入れられる距離へ寄せる。その再現性を高めたいと思っています。
3.ミスの後の判断を変える
1打のミスを、2打、3打の損失へ広げないことです。
林へ入れたら横へ出す。難しいライならグリーン中央を狙う。ダブルボギーを打っても、次のホールで無理にバーディーを取り返そうとしない。
技術より先に、判断を変えるだけで防げる大叩きはあります。
ベストスコアより平均スコアを目標にする
ベストスコアは、ショットもパットもうまくかみ合った日に出るものです。
一方、平均スコアは、調子が悪い日にどう回ったかで変わります。
ドライバーが曲がった日。アイアンが芯に当たらない日。パットの距離感が合わない日。
そんな日に、どうやって大叩きを防ぎ、80台で収めるか。
平均スコアを縮めるには、好調な日の上限を伸ばすことよりも、不調な日の下限を引き上げることが必要です。
すべてがうまくいった日の78だけでなく、調子が悪い日の95を89にする。次は89を86にする。
その積み重ねが、本当の上達だと思います。
53歳からでもゴルフは上手くなれる
53歳から急に30ヤード飛距離を伸ばすのは、簡単ではないでしょう。
しかし、OBを1回減らすことはできます。
3パットを1回減らすこともできます。
林から無理にグリーンを狙わず、フェアウェイへ戻す判断もできます。自分の得意な距離を知り、そこから打てるように組み立てることもできます。
こうした部分には、まだまだ伸びしろがあります。
年齢を重ねたから上達できないのではなく、若い頃とは上達の方法が変わるだけなのかもしれません。
飛距離ではなく、判断と再現性でスコアを作る。
私もベストスコアだけではなく、年間の平均スコアを縮めることを目標に、これからのラウンドを振り返っていきます。
皆さんは、ナイスショットを増やす練習と、大叩きを減らす練習のどちらに多くの時間を使っているでしょうか。
平均スコアを縮めるヒントは、会心の一打よりも、スコアカードに残ったダブルボギーやトリプルボギーの中にあるのかもしれません。
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