のぶたです。
先日、レンタルしたコブラ KING CB/MBを房州カントリークラブで実戦投入してきました。
しかも、練習場で1球も打たずに、いきなりラウンドで使用するという、なかなか大胆な試みです。
ラウンドの時の記事は下記をがご覧ください。
ところが、これが思いのほか好印象だったんですよね。
特に感じたのが、球の高さと直進性の良さでした。
普段使っているHONMA TW757 Bと比較して、コブラのほうが球が高く上がるように感じたんです。
シャフトの重量感にも大きな違和感がなく、打感も良好。
正直、もう少し使ってみたいと思わせてくれるアイアンでした。
ただし、ここで一つ疑問が生まれました。
本当にコブラのほうが球が高いのか?
ラウンド中は風も強く、打った場所も状況も違います。
感覚だけでクラブの性能を判断するのは難しいところです。
そこで翌日、インドアゴルフでHONMAとコブラを直接打ち比べてきました。
今回は、その30球の計測結果を詳しく紹介します。
今回の比較検証の条件
比較するのは次の2モデルです。
- HONMA TW757 B(普段使用しているアイアン)
- コブラ KING CB/MB(今回レンタルしたアイアン)
番手はPW・9番・8番・7番・6番の5種類。
それぞれ3球ずつ打ちました。
つまり、HONMA15球、コブラ15球の合計30球です。
同じ番手を交互に打ち、できるだけ同じ感覚でスイングすることを意識しました。
そして今回も、基本的には打ち直しなし。
多少薄く当たったり、ダフリ気味になったりしても、そのまま計測結果に残しています。
ミスショットもゴルフのうちですからね。
ただし、各クラブ3球という少ないサンプルです。
これだけで性能の優劣を断定するものではなく、あくまで私が実際に打ったときの比較結果としてご覧ください。
まずは30球の平均キャリーを比較
最初に、5番手の平均キャリーをまとめてみました。
| 番手 | HONMA | コブラ | 差(コブラ基準) |
|---|---|---|---|
| PW | 103.3yd | 103.9yd | +0.6yd |
| 9番 | 111.8yd | 111.0yd | -0.8yd |
| 8番 | 120.8yd | 118.1yd | -2.7yd |
| 7番 | 128.5yd | 129.3yd | +0.9yd |
| 6番 | 138.6yd | 142.4yd | +3.8yd |
※各番手3球の平均。小数点以下の丸めにより差にわずかな誤差があります。
この数字、なかなか面白くありませんか?
PW、9番、7番では平均キャリーの差が1yd以内。
8番ではHONMAのほうが約3yd長く、6番では逆にコブラのほうが約4yd長い結果になりました。
つまり、コブラに替えたからといって、すべての番手で飛距離が伸びるわけではないということです。
むしろ、ショートアイアンでは驚くほど似た数字になっています。
では、ラウンドで感じた球の高さはどうだったのでしょうか。
球の高さは本当に違ったのか?
今回、最も注目していた最高到達点を比較します。
| 番手 | HONMA | コブラ | 差 |
|---|---|---|---|
| PW | 25.9yd | 25.8yd | -0.1yd |
| 9番 | 25.4yd | 26.6yd | +1.2yd |
| 8番 | 28.0yd | 27.0yd | -1.0yd |
| 7番 | 27.8yd | 29.3yd | +1.5yd |
| 6番 | 22.9yd | 28.9yd | +6.0yd |
これは予想以上に興味深い結果でした。
PWではほとんど同じ高さ。
9番と7番ではコブラが少し高く、8番では逆にHONMAのほうが高くなっています。
ところが、6番アイアンになると大きな違いが出ました。
最高到達点で約6ydの差。
今回の検証で、最も印象に残った数字です。
ラウンド中に感じたコブラの高弾道は、少なくとも6番アイアンでは数値としても確認できました。
PWは平均飛距離がほぼ同じ!でも安定性に大きな違い
まずはPWから詳しく見ていきます。
今回のPWは、平均値だけを見るとHONMAとコブラにほとんど違いがありませんでした。
| 項目 | HONMA | コブラ |
|---|---|---|
| 平均キャリー | 103.3yd | 103.9yd |
| ボール初速 | 39.4m/s | 39.2m/s |
| 打ち出し角 | 28.2° | 28.1° |
| バックスピン | 8,458rpm | 8,191rpm |
| 最高到達点 | 25.9yd | 25.8yd |
| 落下角度 | 48.3° | 47.8° |
ここまで数字が似ているとは思いませんでした。
キャリー差はわずか0.6yd。
最高到達点も0.1yd差です。
ところが、3球のキャリーを並べてみると、まったく違う一面が見えてきました。
| 球数 | HONMA | コブラ |
|---|---|---|
| 1球目 | 102.2yd | 99.4yd |
| 2球目 | 104.5yd | 102.5yd |
| 3球目 | 103.2yd | 109.7yd |
| 最大・最小の差 | 2.3yd | 10.3yd |
なんと、HONMAは3球のキャリー差がわずか2.3yd!
102.2yd、104.5yd、103.2ydと、非常によくそろっています。
一方、コブラは99.4ydから109.7ydまで、10.3ydの差がありました。
もちろん、コブラの1球目は少し薄い当たりだったので、その影響も考慮する必要があります。
2球目は最高到達点28.4yd、バックスピン8,998rpmと、非常に良い数字も出ています。
ただ、PWで100yd前後を狙う場面を考えると、縦距離の安定性は重要です。
今回のPWでは、普段使っているHONMAの距離感の良さを改めて実感しました。
方向性には左右のズレもありましたが、少なくともキャリーの安定性は見事でしたね。
9番アイアンはほぼ互角
続いて9番アイアンです。
| 球数 | HONMA | コブラ |
|---|---|---|
| 1球目 | 107.6yd | 104.4yd |
| 2球目 | 115.1yd | 115.5yd |
| 3球目 | 112.8yd | 113.1yd |
| 平均 | 111.8yd | 111.0yd |
1球目はHONMAが少しダフリ気味、コブラはトウ寄りの当たりでした。
それでも、2球目と3球目は非常に近い数字になっています。
特に2球目はHONMA115.1yd、コブラ115.5yd。
3球目もHONMA112.8yd、コブラ113.1ydです。
これだけ似た数字が出ると、クラブを替えたからといって距離感が大きく変わるわけではないことが分かります。
平均最高到達点はHONMA25.4yd、コブラ26.6yd。
バックスピンはHONMA7,880rpm、コブラ8,221rpmでした。
コブラのほうが少し高く、スピン量も多い結果ですが、キャリーはほぼ互角。
今回の9番アイアンでは、どちらにも大きな優劣を感じませんでした。
8番アイアンはHONMAが飛ぶ!でもコブラは距離がそろった
8番アイアンでは、少し意外な結果になりました。
| 球数 | HONMA | コブラ |
|---|---|---|
| 1球目 | 125.1yd | 118.3yd |
| 2球目 | 117.6yd | 116.1yd |
| 3球目 | 119.6yd | 120.0yd |
| 平均 | 120.8yd | 118.1yd |
平均キャリーではHONMAが2.7yd長い結果に。
さらに最高到達点もHONMA28.0yd、コブラ27.0ydでした。
ラウンドではコブラの球が高いと感じていたのですが、8番ではその印象とは異なる結果になっています。
ただし、もう一つ注目したい部分があります。
それがキャリーのばらつきです。
HONMAは最大125.1yd、最小117.6ydで差が7.5yd。
一方、コブラは最大120.0yd、最小116.1ydで差が3.9ydでした。
今回の8番では、コブラのほうがキャリーがそろっていたんです。
しかも、コブラの2球目は少し当たりが悪かったと感じたショットでした。
それでもキャリーは116.1yd。
3球だけの結果なので安定性を断定することはできませんが、これは興味深い数字です。
アイアンに求めるのは、単純な最大飛距離だけではありません。
狙った距離を繰り返し打てることも大切です。
そう考えると、今回の8番はコブラにも魅力を感じる結果でした。
7番アイアンは飛距離も高さも接戦
続いて7番アイアンです。
| 球数 | HONMA | コブラ |
|---|---|---|
| 1球目 | 127.0yd | 131.2yd |
| 2球目 | 124.8yd | 125.8yd |
| 3球目 | 133.6yd | 131.0yd |
| 平均 | 128.5yd | 129.3yd |
平均キャリーの差はわずか0.9yd。
ほとんど同じ距離でした。
最高到達点はHONMA27.8yd、コブラ29.3yd。
コブラのほうが約1.5yd高くなっています。
また、バックスピン量もHONMA6,978rpmに対して、コブラ7,315rpmでした。
今回の7番では、コブラが少し高く、スピン量も多いという結果です。
ただし、方向性については注意が必要です。
コブラの3球目は目標から右18.8yd。
HONMAも2球目が右17.1ydでした。
どちらのクラブでも、フェースの向きやスイングによって大きなズレが出ています。
ラウンド中はコブラの直進性に好印象を持ちましたが、今回の計測だけで方向性が優れていると断定することはできません。
それでも、初めて使うコブラで普段のHONMAとほぼ同じ距離を打てたことは、個人的には高評価でした。
6番アイアンで明確な違い!コブラの球が高い
そして今回、最も注目したいのが6番アイアンです。
房州カントリークラブでコブラを使ったとき、特に好印象だったのがこの6番でした。
普通にスイングしているつもりなのに、球がしっかり上がる。
そして、前へ力強く飛んでいくように感じたんですよね。
今回のインドア計測では、その印象と一致する結果が出ました。
まずは3球のキャリーです。
| 球数 | HONMA | コブラ |
|---|---|---|
| 1球目 | 139.8yd | 141.9yd |
| 2球目 | 134.9yd | 141.9yd |
| 3球目 | 141.1yd | 143.3yd |
| 平均 | 138.6yd | 142.4yd |
キャリーではコブラが平均3.8yd長い結果になりました。
しかも、コブラの3球は141.9yd、141.9yd、143.3yd。
最大差はわずか1.4ydです。
今回の6番では、コブラのキャリーが非常によくそろいました。
そして、もっと大きな違いが出たのが球の高さです。
| 球数 | HONMA最高到達点 | コブラ最高到達点 |
|---|---|---|
| 1球目 | 20.7yd | 25.4yd |
| 2球目 | 25.0yd | 29.8yd |
| 3球目 | 23.1yd | 31.5yd |
| 平均 | 22.9yd | 28.9yd |
これは驚きました。
コブラは3球すべてでHONMAより高い弾道になっています。
平均では約6ydの差です。
1球目のコブラは少しトップ気味だったのですが、それでも最高到達点は25.4yd。
HONMAの1球目より4.7yd高くなっています。
そして、コブラの3球目。
このショットは自分でも非常に良い感触でした。
キャリー143.3yd、最高到達点31.5yd、バックスピン6,603rpm。
今回の計測でも、特に印象に残った1球です。
6番は落下角度も大きく違った
球の高さだけでなく、落下角度にも違いが出ました。
| 項目 | HONMA | コブラ |
|---|---|---|
| 平均キャリー | 138.6yd | 142.4yd |
| 最高到達点 | 22.9yd | 28.9yd |
| バックスピン | 5,293rpm | 6,167rpm |
| 落下角度 | 40.1° | 45.6° |
落下角度はコブラが約5.5°大きくなりました。
つまり、今回のコブラはHONMAより高く上がり、より急な角度で落ちているということです。
グリーンを狙うアイアンとして考えれば、これは魅力的な結果です。
もちろん、実際にグリーン上でどれだけ止まるかは、ボールや芝の状態、グリーンの硬さなどにも左右されます。
ただ、少なくとも今回の計測では、コブラの6番に高弾道という明確な特徴が見られました。
昨日のラウンドで感じたことは、単なる思い込みではなかったようです。
バックスピン量を5番手で比較してみた
ここまで各番手を見てきましたが、バックスピン量をまとめて比較すると、もう一つ面白い傾向が見えてきます。
| 番手 | HONMA | コブラ |
|---|---|---|
| PW | 8,458rpm | 8,191rpm |
| 9番 | 7,880rpm | 8,221rpm |
| 8番 | 7,769rpm | 7,835rpm |
| 7番 | 6,978rpm | 7,315rpm |
| 6番 | 5,293rpm | 6,167rpm |
PWではHONMAのほうが267rpm多くなっています。
一方、9番から6番では、すべてコブラのほうがスピン量が多い結果でした。
特に6番では874rpmの差があります。
スピン量が多ければ必ず良いというわけではありませんが、球の高さや落下角度を考えるうえでは重要な数字です。
今回のコブラ6番は、スピン量、最高到達点、落下角度のいずれもHONMAを上回っています。
このあたりが、ラウンド中に感じた高弾道につながっていたのかもしれません。
今回の30球比較で見えてきたこと
今回の検証で分かったことを整理すると、次のようになります。
まず、PWではHONMAのキャリーが非常に安定していました。
3球の最大差はわずか2.3yd。
普段使っているクラブの距離感の良さを再確認できました。
一方、8番ではコブラのほうがキャリーのばらつきが小さくなっています。
そして9番、7番では、両モデルの平均キャリーにほとんど差がありませんでした。
つまり、コブラに替えればすべてが良くなるわけではないということです。
ところが6番では、コブラの特徴がはっきりと表れました。
キャリーは平均3.8yd長く、最高到達点は6.0yd高く、落下角度も5.5°大きい。
しかも、キャリーの最大差はわずか1.4ydでした。
今回の検証で最も大きな発見は、コブラの6番アイアンの高弾道と縦距離の安定性だったと思います。
では、コブラに買い替えるのか?
ここが一番難しいところです(笑)。
今回レンタルしたコブラ KING CB/MBは、打感も良く、構えたときの違和感も少なく、ラウンドでも好印象でした。
特に6番アイアンの弾道は魅力的です。
ただし、現在使っているHONMA TW757 Bにも不満があるわけではありません。
今回の計測でも、HONMAが優れていた部分はありました。
そして、買い替えるとなれば約98,000円(楽天市場の最安値)。
決して安い買い物ではありません。
しかも、今後購入するならシャフトも含めてしっかりフィッティングを受けたいと考えています。
今回の結果だけで即購入というわけにはいきませんね。
とはいえ、買い替え候補として十分に魅力を感じるアイアンだったことは間違いありません。
今回の比較で、カタログや口コミだけでは分からないことを確認できました。
そして何より、普段使っているHONMAの良さも再発見できたことが収穫です。
アイアンの買い替えは、単純に飛距離が伸びるかどうかだけでは判断できないものですね。
まとめ:30球打ち比べて分かった意外な結果
今回、HONMA TW757 Bとコブラ KING CB/MBを、PWから6番まで合計30球打ち比べてみました。
ラウンド中に感じたコブラの高弾道は、6番アイアンでは実測値でも確認できました。
一方で、ショートアイアンでは両モデルの差が小さく、PWではHONMAのキャリーの安定性が際立ちました。
そして、今回改めて感じたのは、アイアン選びでは飛距離だけでなく、球の高さ、落下角度、そして縦距離の安定性も重要だということです。
たった3球ずつの比較なので、これだけで結論を出すことはできません。
それでも、実際にラウンドで使い、さらにインドアで数字を確認することで、クラブの違いをより具体的に理解できました。
今回のコブラ KING CB/MB、個人的にはかなりの高評価です。
ただし、買い替えるかどうかは別問題。
今のHONMAも、やっぱり良いアイアンなんですよね(笑)。
さて、今回の比較はPWから6番まででしたが、実はコブラの4番・5番アイアンも計測しています。
普段はユーティリティを使っている距離を、ロングアイアンで狙うことができるのか。
こちらも気になる結果が出ました。
次回は、コブラ KING CB/MBの4番・5番アイアンについて、実戦で使える可能性を検証したいと思います。
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