のぶたです。
「ゴルフは最後まで諦めないことが大切」とよく言われます。もちろん、その通りだと思います。ただ、ベスト74、平均86の私がラウンドを重ねて感じるのは、時には諦めることがスコアを作るということです。
諦めるといっても、投げやりになるわけではありません。今回は、アマチュアゴルファーの私がコースマネジメントの中で、何を諦め、何を諦めないのか。実際の経験をもとに書いてみます。
あくまでもアマチュアゴルファー目線での話ですので、自分のラウンドに当てはめてみてもらえるとありがたいです。
寄せワンを狙わないアプローチ
私がいちばん「諦め」を意識するのは、パーオンを逃したあとのアプローチです。
誤解のないように書くと、いつでも寄せワンを諦めているわけではありません。花道からの簡単なアプローチなら、当然寄せワンを狙います。パーが取れるチャンスなら、積極的に寄せたいですからね。
私が考え方を変えるのは、例えばこんな状況です。
- 砲台グリーンで、ピンが手前に切られている
- バンカーを越えないとグリーンに乗らない
- ボールの落としどころが下り傾斜になっている
こういう場面で無理にピンへ寄せようとすると、ショートして砲台の斜面を転がり落ちたり、バンカーにつかまったり、グリーンをこぼしたりする展開が頭をよぎります。
そこで私は「ここはボギーでもいい」と考えて、寄せることよりも、まずグリーンに乗せることを優先します。
多少長いパットが残っても構いません。入ればパー。入らなくても、そこから2パットでボギーに収められれば十分です。
無理に寄せワンを狙ってダボ以上にしてしまうより、ボギーで収める確率を高めたいという考えです。
大事なのは、パーを完全に諦めているわけではないことです。
諦めるのは「無理にピンを狙うこと」だけ。安全な場所に乗せた結果、長いパーパットが入ることだってあります。
ピンを諦めたあとにパーが転がり込んでくると、ちょっと得した気分になります(笑)。
260ヤードのPar4でワンオンを諦める
短いPar4で、ティーイングエリアからグリーンが見える。距離は260ヤード。
こうなると、ドライバーでワンオンを狙いたくなるのがゴルファー心理です。
それでも私は、状況によってあえてユーティリティを持ちます。200ヤード前後を打って、残り60ヤード程度からパーオンを狙う考え方です。
もちろん、ユーティリティなら必ず成功するわけでも、60ヤードから必ず乗るわけでもありません。
ただ、ワンオンという魅力的な結果だけを見るのではなく、失敗したときのリスクや、自分の得意な距離も含めて考えたいのです。
「届く可能性があるから狙う」と「スコアを作るために狙う」は違う。
私はそう考えています。
8番アイアンで刻んだのにOB(笑)
私には、以前から苦手意識のあるホールがあります。
あるラウンドでは、ドライバーを持たず、あえて8番アイアンでティーショットしました。飛距離は求めず、まず安全な場所へ運ぶ作戦です。
結果は、まさかのOBでした。
8番アイアンでOB。ここまでくると、笑うしかありません(笑)。
ただ、結果が失敗だったからといって、その判断まで間違っていたとは限らないと思っています。
一方で、8番アイアンだから安全だと決めつけることもできません。
刻むこと自体が目的ではなく、自分のミスの傾向や、どこへ運びたいのかまで考えて初めてマネージメントになる。
このOBで、改めてそう感じました。
それでも次はドライバーを持った
その後、同じ苦手なホールを回ったとき、私はドライバーを持ちました。そして、しっかりとフェアウェイをキープできました。
念のため書いておくと、8番アイアンのOBにやけになったわけではありません(笑)。
その日は、それまでのホールで「右足で踏ん張る」というスイングイメージがうまく機能していました。
同じ動きをすればドライバーでも打てる、という感覚があったので、ドライバーを選んだのです。
つまり、同じホールでも、その日のショットの状態によってクラブ選択は変わります。
マネジメントとは、危険なクラブを避けることだけではなく、その日の自分の調子を判断材料にして、攻めるか守るかを選ぶことでもあるのだと思います。
ドライバーでフェアウェイをキープできたからといって、「ドライバーが正解だった」と言いたいわけではありません。
大事なのは、選んだ時点で自分なりの根拠があったことです。
まとめ:何を諦め、何を狙うか
アマチュアゴルファーは、いつでもパーやバーディを狙いたくなります。
でも、難しい場面では、その欲がダボやトリプルボギーにつながることもあります。
だから時には、寄せワンやワンオンを諦める。
ただし、安全策を選んでもミスは起きますし、自信や状況によっては攻める判断もあります。
諦めるべきなのは、良いスコアそのものではなく、状況に合わない無理な狙いです。
そして「諦める勇気」と同じくらい、「諦めなくていいと判断する根拠」も必要だと私は思っています。
あなたのラウンドにも、「あの場面は、無理に寄せなくてもよかったな」と思い当たるホールはありませんか?
そこでミスをして大たたきになり、最終的に100切りを逃してしまったなんて経験はアマチュアゴルファーだったらたくさんあるのではないでしょうか。
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