のぶたです。
以前このブログで、「最初の3ホールのスコアと最終スコアの関係」を調べたことがあります。
2026年の31ラウンドを対象にして、スタート3ホールが+3以内だった日の最終平均は83.7、+4以上だった日は90.4でした。
「スタートで大きく崩さないことと、最終スコアにはかなり関係がありそう」という内容でしたが、今回は少し見方を変えてみます。
最近、「アベレージ86ゴルファーが82以下で回れた日は、何が違った?35ラウンドを調べてみた」という記事を書きました。
その流れで、ふと思ったんです。
そもそも82以下で回れた日は、スタート3ホールから違っていたのでは?
前回は「スタートが悪い日は最終スコアも悪い」という方向から見ました。
今回は逆に、好スコアだった日から最初の3ホールを逆算してみます。
今回調べたデータ
対象は2025年と2026年のラウンドです。
- 2025年:54ラウンド
- 2026年:35ラウンド
- 合計:89ラウンド
最初の3ホールは、実際にスタートしたホールで数えています。OUTスタートなら1〜3番、INスタートなら10〜12番です。
最終スコアを「82以下」と「83以上」に分けて、スタート3ホールの内容を比べました。
全89ラウンドで比べてみた
まずは全体の結果です。
| 最終スコア | ラウンド数 | スタート3H平均 | +2以内 | +3以内 | スタート3Hにダボ以上あり |
|---|---|---|---|---|---|
| 82以下 | 24 | +1.58 | 19回(79.2%) | 22回(91.7%) | 6回(25.0%) |
| 83以上 | 65 | +3.02 | 31回(47.7%) | 43回(66.2%) | 30回(46.2%) |
82以下の日のスタート3ホール平均は+1.58、83以上の日は+3.02でした。
最初の3ホールだけで、約1.44打の差があります。
数字として一番印象に残ったのは、82以下の24ラウンドのうち19ラウンド、79.2%がスタート3ホールを+2以内で終えていたことです。
+3以内まで広げると91.7%になります。
スタート3ホールにダブルボギー以上があった割合も、82以下の日は25.0%、83以上の日は46.2%と、かなり差がありました。
正直、ここまで数字に出るとは思っていませんでした。
やっぱりスタートって大事なのか?
と思ったのですが、よく見ると「82以下の日はバーディを取ってロケットスタートしている」わけではないんです。
+2というのは、たとえばボギー2つとパー1つ。
派手なことは何もしていません。
最初の3ホールを+2程度までで、静かに通過している日がとても多かった。
というのが、私の受け取り方です。
2025年だけを見ると
次に、年ごとに分けてみます。
まず2025年です。
| 最終スコア | ラウンド数 | スタート3H平均 | +2以内 | +3以内 |
|---|---|---|---|---|
| 82以下 | 13 | +1.23 | 10回(76.9%) | 13回(100%) |
| 83以上 | 41 | +2.76 | 20回(48.8%) | 29回(70.7%) |
2025年に82以下で回った13ラウンドは、すべてスタート3ホールが+3以内でした。
13ラウンドのスタート3ホールのスコアを並べると、こうなります。
-1、0、0、0、+1、+1、+1、+1、+2、+2、+3、+3、+3
+4以上の日が、1回もありません。
少なくとも2025年のデータを見る限り、82以下の日には良いスタートがほぼ共通していました。
当時の自分は、スタートで崩れた日は82以下まで持っていけていなかった、ということになります。
2026年だけを見ると
ここからが、今回いちばん面白かったところです。
2026年のデータです。
| 最終スコア | ラウンド数 | スタート3H平均 | +2以内 | +3以内 |
|---|---|---|---|---|
| 82以下 | 11 | +2.00 | 9回(81.8%) | 9回(81.8%) |
| 83以上 | 24 | +3.46 | 11回(45.8%) | 14回(58.3%) |
2026年に82以下だった11ラウンドのスタート3ホールは、こうでした。
0、0、0、+2、+2、+2、+2、+2、+2、+5、+5
82以下の日のスタート3H平均は、2025年が+1.23、2026年が+2.00です。
数字だけを見ると、2026年のほうがスタートは悪くなっています。
でも、2026年のデータをよく見ると、ちょっと違う見方もできそうです。
+5から82まで戻した2ラウンド
2026年の82以下には、スタート3ホールが+5だったラウンドが2回あります。
最初の3ホールで5つ打数を落としているので、82以下を狙うにはかなり苦しいスタートです。
それでも、最終的には82まで戻しています。
2025年は、82以下で回った13ラウンドすべてが+3以内でした。
それが2026年には、スタートで崩れても、残りの15ホールで立て直して82まで戻せた日が出てきました。
もちろん、2ラウンドだけです。
「上達した証拠」と言い切れる数字ではありません。たまたまその日は、その後の調子が良かっただけという可能性も十分あります。
ただ、2026年の平均が+2.00に上がっている理由の一部は、この2回にあります。
「スタートが悪くなった」というより、「スタートが悪くても82まで届く日が出てきた」と見ることもできるのかな、と思いました。
こういうところにも、上達は現れるのかもしれません。
スタートが良いから?調子が良いから?
ここで一つ、はっきり書いておきたいことがあります。
今回のデータだけでは、スタートが良いから82以下になったのか、82以下を出せるほどその日のゴルフ全体が良かったからスタートも良かったのかは分かりません。
好調な日は、ショットもアプローチもパットも、全体的に噛み合っています。
そうなると、最初の3ホールが良くなるのも自然な流れです。
スタートの良さは原因というより、「その日の調子の良さが最初の3ホールにも出ていた」だけかもしれません。
ですから、「スタート3ホールを+2以内にすれば82以下で回れる」という話ではありません。
そこは私も、そう読み取らないようにしています。
良いスタートだけが上達ではないのかもしれない
今回データを眺めていて、考えが少し変わりました。
これまでの私は、「スタートで崩さないこと」ばかりが大事だと思っていました。
実際、82以下の約8割が+2以内という数字を見ると、その傾向はかなり強いです。
ただ、2026年のデータには、「悪いスタートになっても、その日のラウンドを諦めずに戻せた」ラウンドが2回ありました。
ゴルフは、いつも良いスタートが切れるわけではありません。
むしろ、スタートホールで力んでミスする日もあります。
そう考えると、スタートを良くすることと同じくらい、悪いスタートから戻ってこられることも、スコアを考えるうえでは大事なのではないか。
そんなことを思いました。
まとめ
今回、89ラウンドのスタート3ホールを調べて分かったことをまとめます。
- 82以下の日は、スタート3H平均が+1.58(83以上は+3.02)
- 82以下24ラウンドのうち、79.2%がスタート3ホール+2以内
- 2025年は、82以下の13ラウンドすべてがスタート3ホール+3以内
- 2026年には、スタート3ホール+5から82まで戻したラウンドが2回あった
好スコアの日は、スタート3ホールを大きく崩していないことが多い。
この傾向は、思っていたよりかなり強く出ていました。
ただ、悪いスタートからでも立て直せるラウンドが出てきたことも、私にとっては興味深い変化でした。
2回だけのデータなので、これだけで何かを決めつけることはできません。
これから先のラウンドでも、自分のスタートと、その後どう立て直せたのかを記録して見ていきたいと思います。
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