のぶたです。
先日から続けている、コブラ KING CB/MBのレンタルクラブ検証。
実際のラウンドでは、普段使っているHONMA TW757 Bと比較して、球の高さや方向性に好印象を持ちました。
さらにインドアで6番からPWまでの打ち比べも実施。
そして今回は、もう一つ気になっていた比較をしてみました。
それが、普段使っているタイトリストのボーケイ SM11・50度と、レンタルしたコブラ KING CB/MBのギャップウェッジ(GW)です。
アイアンセットの流れで使うGWと、ウェッジ専用モデルとして作られたボーケイ。
果たしてフルショットではどのくらい違うのでしょうか?
ボーケイSM11とコブラGWを同じ条件で比較
今回もインドアゴルフの弾道計測器を使用しました。
比較するのは次の2本です。
- タイトリスト VOKEY DESIGN SM11 50度
- コブラ KING CB/MB ギャップウェッジ(GW)
それぞれ3球ずつ、交互に打って計測しました。
比較する項目は、キャリー、バックスピン量、最高到達点、打ち出し角、落下角度などです。
私の場合、普段のボーケイ50度は100ヤードを目安に使っています。
今回はコブラのGWがその代わりになるのか、という点にも注目しました。
まずは3球のキャリーを比較
| 球数 | ボーケイSM11 | コブラGW |
|---|---|---|
| 1球目 | 96.3yd | 91.3yd |
| 2球目 | 89.9yd | 92.6yd |
| 3球目 | 97.0yd | 97.8yd |
| 平均 | 94.4yd | 93.9yd |
なんと、平均キャリーの差はわずか0.5ヤード。
ほとんど同じ結果になりました。
ボーケイの方が少し飛ぶのではないかと思っていましたが、今回の3球では明確な差が出ませんでした。
ただし、キャリーのばらつきについては、どちらも多少あります。
ボーケイは89.9〜97.0ヤードで最大7.1ヤード差。
コブラは91.3〜97.8ヤードで最大6.5ヤード差。
こちらも大きな違いはありません。
少なくとも今回のフルショットでは、どちらも似たような距離を打てることが分かりました。
スピン量も驚くほど近かった
次にバックスピン量です。
| 項目 | ボーケイSM11 | コブラGW |
|---|---|---|
| 平均キャリー | 94.4yd | 93.9yd |
| 平均スピン量 | 8,513rpm | 8,563rpm |
| 平均最高到達点 | 24.1yd | 約24yd |
| 平均落下角度 | 48.0° | 約48° |
特に驚いたのがスピン量です。
ボーケイが8,513rpm、コブラが8,563rpm。
平均でわずか50rpmの差しかありません。
ボーケイは専用ウェッジなので、スピン性能に違いが出るのではないかと思っていました。
ところが、今回の計測ではコブラも十分なスピン量を記録しました。
最高到達点や落下角度もほぼ同じです。
この結果だけを見ると、フルショットでグリーンを狙う用途では、どちらも十分に使えそうです。
もちろん、3球だけの計測ですから、性能が完全に同じという意味ではありません。
それでも、ここまで近い数字が出たのは少し意外でした。
普段は100ヤードなのに、インドアでは94.4ヤード?
今回、もう一つ気になったことがあります。
それは、ボーケイSM11の飛距離です。
私は普段、50度のウェッジを100ヤードのクラブとして使っています。
ところが、今回のインドア計測では平均94.4ヤード。
普段の目安より約5.6ヤード短い結果でした。
なぜでしょうか?
一つ考えられるのが、インドア施設で使用しているボールの違いです。
今回のボールは、普段コースで使用しているボールよりも、少し硬い打感に感じました。
練習場用ボールなのかどうかは確認していませんが、施設によっては耐久性を重視したボールを使用している場合があります。
そうしたボールでは、普段のコース用ボールと初速やスピン量が変わることもあります。
また、人工マットから打つことや、シミュレーターの計測・補正設定なども影響する可能性があります。
したがって、今回の94.4ヤードをそのままコースでの飛距離と考えるのは適切ではないでしょう。
ただし、今回の目的は2本の比較です。
同じ施設、同じボール、同じ計測条件で交互に打っています。
そのため、絶対的な飛距離に違いがあったとしても、クラブ同士の相対的な比較には十分参考になると考えています。
実際に打った感想は「どちらでも大丈夫」
ここまで数値を比較してきましたが、実際の打感や振りやすさはどうだったのでしょうか。
正直なところ、どちらでも大丈夫という印象でした。
ボーケイSM11は普段から使用しているので、当然ながら慣れがあります。
一方、コブラのGWも特に違和感なく打つことができました。
打感についても、どちらかが圧倒的に良いというほどの違いは感じませんでした。
今回のコブラ KING CB/MBは、6番アイアンからショートアイアンまで非常に好印象でしたが、GWでもその印象は変わりません。
レンタルクラブでここまで違和感なく打てるとは、正直なところ予想以上です。
では、専用ウェッジを使う意味はないのか?
ここで一つ疑問が出てきます。
フルショットでこれほど数値が近いなら、わざわざ専用ウェッジを使う必要はないのでしょうか?
もちろん、そう単純な話ではないと思います。
今回比較したのは、あくまで90〜100ヤード前後のフルショットです。
実際のウェッジには、それ以外にも重要な役割があります。
例えば、50ヤード以内のコントロールショット。
グリーン周りのアプローチ。
芝の薄いライやラフからのショット。
こうした場面では、ソール形状やバウンス、フェースの使いやすさなどによって違いが出る可能性があります。
ボーケイSM11は、そうした用途に合わせてロフトやバウンス、グラインドを選べることが特徴です。
今回の計測だけで、専用ウェッジとセットのGWが同じ性能だとは言えません。
ただ、フルショットで使う限り、コブラGWも十分な性能を持っていると感じました。
コブラ KING CB/MBの評価がさらに上がった
今回のレンタル検証では、実際のラウンド、アイアンのインドア計測、そして今回のGW比較まで行いました。
ラウンドで最も印象的だったのは、球の高さと方向性の良さです。
普段のHONMA TW757 Bと比較しても、違和感なく振ることができました。
そして今回、GWでもボーケイSM11に近い数値が出たことで、セット全体への評価がさらに高まりました。
もちろん、今すぐ買い替えるという話ではありません(笑)。
ただ、こうして実際に打ってみると、カタログや評判だけでは分からないことがたくさんあります。
まとめ|50度のフルショットなら、どちらでも十分使えそう
今回のボーケイSM11とコブラGWの比較では、次のような結果になりました。
- 平均キャリーは94.4ヤードと93.9ヤードで、差はわずか0.5ヤード
- 平均スピン量は8,513rpmと8,563rpmで、ほぼ互角
- 最高到達点や落下角度にも大きな違いは見られなかった
- 実際に打った感覚も、どちらでも問題なく使えるという印象
今回の3球という限られた計測では、明確な優劣はつけられませんでした。
むしろ、これほど近い結果になるとは思っていませんでした。
ただし、普段の100ヤードに対してインドアでは少し短い結果になったため、ボールや計測環境の違いについては、今後も確認していきたいと思います。
今回の比較を通じて感じたのは、セットのGWだからといって、フルショットで専用ウェッジに大きく劣るとは限らないということです。
クラブは実際に打ってみないと分からないものですね。
皆さんは、アイアンセットのGWと専用ウェッジ、どちらを使っていますか?
フルショットとアプローチで使い分けている方もいるのでしょうか。
ぜひ、皆さんの考えも聞いてみたいところです。
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