のぶたです。
「80台と90台の境目って、結局どこにあるんだろう」
自分のブログで何度もスコアについて書いてきましたが、実はこの疑問にきちんと答えたことがありませんでした。
感覚的には、前半が良ければ後半も楽になります。反対に、前半で大きく崩れると、後半は「取り返さなければ」という苦しい展開になりがちです。
ただ、その境目が何打なのかは、自分でもよく分かっていませんでした。
そこで今回は、2026年にラウンドした記録から「最初にプレーした9ホール」だけを取り出し、80台と90台でどのような違いがあったのかを比較してみました。
29ラウンドのうち80台と90台の24ラウンドを比較
2026年は、集計時点で29ラウンドしています。
スコア帯別の内訳は次のとおりです。
- 70台:3ラウンド
- 80台:19ラウンド
- 90台:5ラウンド
- 100以上:2ラウンド
今回は、この中から80台の19ラウンドと90台の5ラウンド、合計24ラウンドを比較対象にしました。
70台と100以上はラウンド数が少なく、80台と90台の境目を調べるという今回の目的とも少し違うため、比較から外しています。
なお、この記事における「最初の9ホール」は、OUTとINで機械的に分けたものではありません。その日に実際に先にプレーした9ホールです。
ラウンド記事に書いた前半・後半の順番と、Excelに残しているホールごとのデータを照合して集計しました。
最初の9ホール平均は4.4打違っていた
最初の9ホールの成績を、80台と90台で比較した結果がこちらです。
| 指標 | 80台 | 90台 | 差 |
|---|---|---|---|
| ラウンド数 | 19 | 5 | ― |
| 最初の9ホール平均 | 42.4 | 46.8 | 4.4打 |
| 最初の9ホール中央値 | 42 | 47 | 5打 |
| 最初の9ホール最少 | 39 | 41 | ― |
| 最初の9ホール最多 | 47 | 53 | ― |
| 後半9ホール平均 | 42.4 | 45.0 | 2.6打 |
| 最終スコア平均 | 84.8 | 91.8 | 7.0打 |
最終スコアの平均差は7.0打でした。
そのうち4.4打は、すでに最初の9ホールでついています。単純計算では、最終的なスコア差のおよそ6割が前半で生まれていたことになります。
中央値も80台が42、90台が47と5打の差がありました。
平均だけでなく中央値にも同じ傾向が表れているため、一部の極端に悪かったラウンドだけで差が広がったわけではなさそうです。
もちろん、最初の9ホールだけで最終スコアが決まるわけではありません。それでも、80台と90台を比べるうえで無視できない差だと感じました。
「前半44以下」で80台の割合が大きく上がった
今回のデータで、特に気になったのがこちらです。
最初の9ホールを「44以下」と「45以上」に分けて比較してみました。
| 最初の9ホール | ラウンド数 | 80台 | 90台 | 80台の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 44以下 | 16 | 15 | 1 | 93.8% |
| 45以上 | 8 | 4 | 4 | 50.0% |
最初の9ホールを44以下で終えた16ラウンドのうち、15ラウンドが80台でした。
80台率は93.8%です。
一方、最初の9ホールが45以上だった8ラウンドでは、80台と90台が4ラウンドずつ。80台率は50.0%まで下がりました。
今回の自分のデータに限っていえば、「前半44」と「前半45」の間に、一つの境目が見えたことになります。
ただし、これは前半44なら必ず80台になるという意味ではありません。反対に、前半45以上なら90台が確定するわけでもありません。
あくまで、2026年の自分の24ラウンドでは、そのような傾向が表れたという話です。
46以上になると80台と90台が半々だった
最初の9ホールを、もう少し細かいスコア帯に分けてみました。
| 最初の9ホール | ラウンド数 | 80台 | 90台 | 80台の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 39以下 | 2 | 2 | 0 | 100% |
| 40~42 | 10 | 9 | 1 | 90.0% |
| 43~45 | 6 | 5 | 1 | 83.3% |
| 46以上 | 6 | 3 | 3 | 50.0% |
39以下の2ラウンドは、どちらも80台でした。
40~42でも10ラウンド中9ラウンドが80台。43~45でも6ラウンド中5ラウンドが80台に収まっています。
しかし、46以上になると、80台と90台が3ラウンドずつになりました。
前半46以上は一つの危険水域に見えますが、ここでも前半から崩れたら終わりというわけではありません。
46や47から後半に立て直し、80台に入ったラウンドもありました。
前半のスコアは重要ですが、後半のプレー次第で結果を変えられる余地は十分に残っています。
パーの数より「ダブルボギー以上」の差が目立った
次に、最初の9ホールの内容を比較してみました。
| 指標 | 80台 | 90台 |
|---|---|---|
| 平均スコア | 42.4 | 46.8 |
| 平均パット数 | 16.1 | 17.6 |
| ダブルボギー以上 | 1.3回 | 2.6回 |
| OB | 0.47回 | 0.80回 |
| ペナルティ | 0.26回 | 0.80回 |
| パーオン率 | 33.9% | 22.2% |
パット数やパーオン率にも差がありました。
ただ、それ以上に目立ったのが、ダブルボギー以上の回数です。
80台では平均1.3回だったのに対し、90台では平均2.6回。90台のラウンドでは、最初の9ホールでダブルボギー以上を打った回数が、ちょうど2倍になっていました。
この結果を見て、自分が思っていた以上に「パーを取ること」よりも「大きく崩れないこと」が重要なのではないかと感じました。
80台を目指すとなると、どうしてもパーを増やしたいと考えます。
しかし、最初の9ホールから無理にパーを取りにいき、難しい場所からグリーンを狙ったり、ミスを取り返そうとしたりすると、ダブルボギー以上につながることがあります。
ボギーで収めておけば1オーバーですが、ダブルボギーやトリプルボギーを重ねると、44以内で折り返すのは一気に難しくなります。
もちろん、ダブルボギー以上が多かったから90台になったと、因果関係として断定することはできません。
それでも、今回の比較では、80台と90台の間に表れた大きな違いの一つでした。
前半41でも91、前半47でも87になった
最初の9ホールが重要だからといって、その時点で最終スコアが決まるわけではありません。
それがよく分かる、対照的な2ラウンドがありました。
前半41から最終スコア91になった鹿野山
2026年6月11日の鹿野山ゴルフ倶楽部では、最初の9ホールを41で回りました。
前半41なら、普通に考えれば80台を十分に狙える位置です。
ところが、後半に1ホール10という大叩きがあり、後半は50。最終スコアは91になりました。
これは、最初の9ホールを44以下で回りながら90台になった唯一のラウンドです。
前半が良かったからといって、そのまま安心して80台で終われるわけではありません。
良い前半を無駄にしたくないという気持ちや、次も良いスコアで回りたいという期待が、後半のプレッシャーになる可能性もあります。
まさに「前半44以下なら必ず80台」というわけではないことを、自分で証明してしまったラウンドでした。
前半47から最終スコア87に戻した新君津ベルグリーン
反対の例が、2026年4月9日の新君津ベルグリーンカントリー倶楽部です。
この日は、最初の9ホールが47でした。
今回のデータでは危険水域に入るスコアですが、後半を40まで立て直し、最終スコアは87で終えています。
前半に47を打った時点で「今日は90台だ」と諦めていたら、この結果にはならなかったと思います。
前半45以上だからといって、90台が決まるわけではありません。後半で大叩きを減らし、一つずつボギー以内に収めていけば、80台へ戻せる可能性は残っています。
この2ラウンドを見ると、最初の9ホールは最終スコアを大きく左右するものの、すべてを決めるものではないことが分かります。
目標は「前半44」ではなく大叩きを増やさないこと
今回の分析から、次のラウンドで意識したいことは3つです。
- 最初の9ホールから無理にパーを取りにいかず、ボギーを受け入れる
- ダブルボギー以上を、できれば1回程度に抑える
- 前半が45以上になっても、後半で立て直せる可能性があるので諦めない
今回の結果だけを見て、「前半は絶対に44以内」と考えてしまうと、それが新しいプレッシャーになってしまいます。
スタートからボギーが続いたときに、44を意識して無理に取り返しにいけば、かえって大叩きにつながるかもしれません。
大切なのは、44という数字そのものではなく、ダブルボギー以上を重ねないことです。
前半からパーを量産しなくても、ボギーを受け入れながら大叩きを抑え、44以内で後半へ入れれば、80台はかなり現実的になります。
反対に、45や46になっても、そこでラウンドが終わるわけではありません。
前半の失敗を取り返そうとせず、後半を新しい9ホールとしてプレーする。そのほうが、結果的に80台へ戻れる可能性は高くなるのではないかと思います。
今回の自分の24ラウンドでは、80台と90台の境目として「前半44」という目安が見えました。
ただ、本当に意識するべきなのは44という数字ではなく、最初の9ホールでダブルボギー以上を重ねないことなのかもしれません。
みなさんは、直近のラウンドの「最初の9ホール」が何打だったか覚えていますか。
一度スコアカードを見返して、80台だった日と90台だった日で前半にどのような違いがあったのか比べてみると、自分なりの境目が見つかるかもしれません。
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