のぶたです。
「さっきダブルボギー叩いたから、ここは立て直したい…」と思った次の瞬間、また同じようなミスをして叩いてしまう。ゴルフをやっている人なら、一度はこういう経験があるんじゃないでしょうか。かくいう私も、月例競技のたびに何度この“連鎖”に泣かされてきたことか。
今日は、少し真面目にこの話を考えてみたいと思います。
↑いつも真面目なんですけど…。
「ダブルボギー以上を叩いた次のホールは、本当にスコアが崩れやすいのか」を、感覚や思い込みではなく、自分の実際のラウンドデータを使って検証してみました。
検証に使ったデータ:2026年前半にラウンドした23ラウンド分、414ホール(1ラウンド目のホールは「前のホール」がないので集計から除外し、実際の比較対象は391ホール)。
普段使っているスコア記録用のテンプレートに、「前のホールがダブルボギー以上だったかどうか」を判定する式を追加して集計しました。
そもそも、どうやって「崩れた」を数値にするか
「崩れた」というのは感覚的な言葉なので、まずはこれを数字に置き換えます。
使ったのは「対パー差」という指標で、パーなら0、ボギーなら1、ダブルボギーなら2、トリプルボギーなら3…という具合に、そのホールのスコアがパーからどれだけ離れていたかを表します。
その上で、各ホールを「直前のホールがダブルボギー以上(DB+)だったグループ」と「直前のホールが普通(ボギー以下)だったグループ」の2つに分けて、それぞれのグループで次のホールの平均対パー差を比べる、というシンプルな作りです。
全23ラウンドは、こんなラウンドでした
集計に使用したラウンドデータは、2026年1月~6月の全23ラウンドデータになります。
| 日付 | ゴルフ場 | スコア | パット数 |
|---|---|---|---|
| 2026/1/1 | 勝浦ゴルフ俱楽部 | 103 | 36 |
| 2026/1/9 | 太平洋クラブ 市原コース | 84 | 33 |
| 2026/1/19 | 南総ヒルズカントリークラブ | 86 | 33 |
| 2026/1/26 | キャメルゴルフリゾート | 90 | 36 |
| 2026/2/1 | 勝浦ゴルフ俱楽部 | 96 | 34 |
| 2026/2/16 | 木更津東カントリークラブ | 78 | 31 |
| 2026/3/1 | 勝浦ゴルフ俱楽部 | 87 | 26 |
| 2026/3/16 | 鴨川カントリークラブ | 90 | 37 |
| 2026/4/5 | 勝浦ゴルフ俱楽部 | 92 | 32 |
| 2026/4/9 | 新君津ベルグリーンカントリー倶楽部 | 87 | 35 |
| 2026/4/17 | アバイディングクラブゴルフソサエティ | 100 | 36 |
| 2026/4/20 | 木更津東カントリークラブ | 86 | 33 |
| 2026/5/2 | 金乃台カントリークラブ | 84 | 30 |
| 2026/5/5 | 大多喜カントリークラブ | 84 | 30 |
| 2026/5/11 | 鹿野山ゴルフ俱楽部 | 89 | 34 |
| 2026/5/13 | 有田リソルゴルフクラブ | 88 | 38 |
| 2026/5/29 | コスモクラシッククラブ | 82 | 28 |
| 2026/6/1 | 南総ヒルズカントリークラブ | 81 | 34 |
| 2026/6/7 | 勝浦ゴルフ俱楽部 | 84 | 29 |
| 2026/6/11 | 鹿野山ゴルフ俱楽部 | 91 | 37 |
| 2026/6/13 | 上総富士ゴルフクラブ | 85 | 33 |
| 2026/6/24 | 鴨川カントリークラブ | 81 | 32 |
| 2026/6/19 | 勝浦ゴルフ俱楽部 | 77 | 31 |
23ラウンドの平均は、87.17で、パット数の平均は、32.96というラウンドです。
結果:やっぱり、次のホールは崩れていた
まず気になる全体の結果から。ダブルボギー以上を叩いた直後のホールと、それ以外の状況の次のホールを比べると、こうなりました。
| 前ホールダブルボギー+のちの平均対パー差 | 1.07 | 対象72ホール |
| 全ホールが通常の平均対パー差 | 0.77 | 対象319ホール |

「対パー差が0.3打分悪化する」というと地味に聞こえるかもしれませんが、これは23ラウンド・391ホールという決して少なくないサンプルの平均値です。
ダブルボギーの後は、気持ちを切り替えたつもりでも、実際にはスコアに影響が出ている、ということになりそうです。
Par別に見ると、Par5でいちばん引きずっている
次に、Par3・Par4・Par5ごとに分けて見てみます。ロングホールほどリカバリーの選択肢が多いはずですが…結果は少し意外でした。

| Par | DB+時 平均対パー差(N) | 通常時 平均対パー差(N) | 差 |
|---|---|---|---|
| Par3 | 0.82(N=17) | 0.63(N=75) | +0.20 |
| Par4 | 1.15(N=34) | 0.84(N=180) | +0.31 |
| Par5 | 1.14(N=21) | 0.77(N=64) | +0.38 |
すべてのPar区分で差はプラス、つまりダブルボギーの後は必ずスコアが悪化する方向に出ています。
中でもPar5の差が+0.38といちばん大きいのは、正直ちょっと意外でした。
「ロングホールなら刻んで立て直せる」と思っていたんですが、実際には気持ちの切り替えがうまくいっていないのかもしれません。
Par3はN=17とサンプルが少なめなので、ここは参考程度と言えますが、それでもワンショットで結果に左右されやすいPar3が意外にも差が出ないのは想定してませんでした。
前半と後半、崩れやすいのはどっち?
体力や集中力の持続という観点で、前半(1〜9H)と後半(10〜18H)でも比べてみました。

前半の差が+0.34、後半が+0.24と、前半の方がやや影響が大きい結果になりました。
後半になるとダブルボギーへの“慣れ”のようなものが出てくるのか、あるいは前半の1つのミスがその日のリズムに響きやすいのか。
ここは感覚的な話になってしまいますが、体感としても「前半で叩くと午前中ずっと引きずる」感じはあるので、腑に落ちる結果です。
おまけ:2025年前半は、実はこの傾向がなかった
せっかくなので、去年(2025年前半)のデータでも同じロジックで集計してみました。すると、これが結構面白い結果に。
| 期間 | DB+時 平均対パー差 | 通常時 平均対パー差 | 差 |
|---|---|---|---|
| 2025年前半 | 0.83(N=99) | 0.83(N=411) | -0.01 |
| 2026年前半 | 1.07(N=72) | 0.77(N=319) | +0.30 |
去年はほとんど差がなかったのに、今年になってはっきり差が出ている。
これはちょっと考えさせられます。
今年はバックティからのラウンドが増えて難易度が上がったのか、それとも単純にメンタル面で“引きずりグセ”が強くなっているのか。
今の自分のデータだけでは断定できませんが、少なくとも「今年に関しては、ダブルボギーの後は要注意」というのは間違いなさそうです。
メンタル的な問題で、自分で「上手くなってるはず」と思いプレーしているので、ダブルボギーを叩いてしまったことで切り替えがうまくいかないのかもしれません。
まとめ:ダブルボギーの後こそ、いつものルーティンを
今回の検証をまとめると、こんな感じです。
- ダブルボギー以上を叩いた次のホールは、平均で約0.3打分スコアが悪化していた
- Par3・4・5のすべてで悪化傾向あり。特にPar5で差が大きい
- 前半の方が後半よりも引きずりやすい
- この傾向は2025年前半には見られず、2026年前半になって顕著になった
「ダブルボギーを打ったら、いったんそこで区切りをつける」というのはよく言われることですが、データを見る限り、自分にはまだそれができていないようです。
次のティーショットの前に深呼吸を1回はさむとか、いつもと同じ素振りの回数に戻すとか、そういう地味なルーティンを徹底することが、結局いちばんの対策なのかもしれません。
次のラウンドでダブルボギーを叩いてしまったら、「よし、ここからが本当の勝負だ」と思うようにしたいと思います。
まあ、思うようにしたい、で終わらないように頑張ります…。
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