のぶたです。
現在の平均スコアは86前後ですが、今でもティーショットは普通に曲がります。林の中へ打ち込むこともありますし、深いラフや斜面から次の一打を打たなければならないことも珍しくありません。
アベレージ86というと、それなりに安定したショットを打てているように思われるかもしれません。しかし、実際にはミスショットがなくなったわけではまったくありません。
では、ティーショットのミスがなくなったわけでもない自分が、なぜ以前よりスコアをまとめられるようになったのか。
最近、自分のラウンドを振り返っていて、一つ気づいたことがあります。それは、ティーショットを曲げた瞬間に考えていることが、以前とは違うということでした。
以前はティーショットを曲げると、「ここからどうやってパーを取るか」を考えていました。
最近は、曲げた瞬間に「ここからどうやってボギーで収めるか」を考えるようになりました。
もちろん、これだけが平均スコア86になった理由ではありません。それでも、今の自分のスコアを支えている考え方の一つではないかと思っています。
アベレージ86でもティーショットは普通に曲がる
先に断っておきたいのですが、平均スコアが86前後になったからといって、ティーショットのミスがなくなったわけではありません。
左右どちらにも曲がりますし、林に入ることもあれば、OBラインの近くまで行くこともあります。もちろん、以前と比べればショット技術は上がっていると思いますが、ティーショットが劇的に安定したという感覚はありません。
それでも80台でまとまる日が増えたのは、ミスそのものを減らしたことに加えて、ミスをしたあとに何を考えるかが変わったからではないか。これが最近の自分の実感です。
上級者として「こうするべきだ」と教えるつもりはまったくありません。あくまで、自分のゴルフを振り返って気づいたことです。
ティーショットを曲げた瞬間、ボギーまでの道を考える
最近の自分は、ティーショットを曲げた時点で、そのホールの目標を一度作り直すようになりました。
安全に次のショットを打てる場所はどこか。何打目でグリーンに乗せればボギーで収まるか。次の一打で、さらに悪い場所へ行く可能性はないか。無理にグリーン方向へ打つ必要があるのか。横へ出したあと、どこからならグリーンを狙いやすいか。
こうしたことを、ティーショットが曲がった直後に頭の中でざっと組み立て直しています。
ただ横へ出せばよいと考えるのではなく、ボギーで収めるために、次の一打をどこから打ちたいかまで考える。それが現在の自分のやり方です。
もちろん、毎回きれいに計算どおりにいくわけではありません。それでも、少なくとも「次はどこに置きたいか」を考えてから打つようにはなりました。
以前は、次の一打で取り返そうとしていた
以前の自分は、ティーショットを曲げると、次の一打でその分を取り返そうとしていました。
木の間を抜いてグリーン方向へ打とうとしたり、深いラフから長いクラブを持ち出したり。まだパーを諦めたくないという気持ちが先に立ち、成功すれば気持ちいいショットを選んでいました。
ミスをした直後なのに、なぜか普段より難しいショットを成功させようとしていたのです。
今考えると不思議なのですが、当時は本気でそれが正しいと思っていました。
おそらく、取り返したかったのはスコアだけではなかったのでしょう。ミスをした悔しさや、少し格好悪いと感じた気持ちまで、次の一打で一気に消してしまいたかったのかもしれません。
冷静に考えれば、ミスの直後は、その日の中でも特に難しいショットへ挑戦する場面ではないはずです。しかし、当時の自分には、そう考える余裕がありませんでした。
スコアが悪かった頃は、残り180ヤードでも7番アイアンで刻んでいた
今の考え方の原点になっているのは、もっとスコアが悪かった頃の経験です。
当時の自分は、残り180ヤードほどあっても、無理に長いクラブでグリーンを狙わず、7番アイアンで刻んでいました。
基本的にグリーンを狙うのは残り150ヤード以内と決めていて、それ以上の距離が残っている場合は、自分がある程度コントロールできるクラブで、次に打ちやすい場所まで運ぶようにしていました。
これは、180ヤード先のグリーンを狙える人や、長いクラブを積極的に使うゴルファーを否定する話ではありません。
あくまで当時の自分にとって、180ヤード先のグリーンを狙うショットは、成功率や再現性を計算できるショットではなかったというだけの話です。
一発の成功は気持ちいい。でも再現できるとは限らない
残り180ヤードから長いクラブでグリーンに乗れば、間違いなく気持ちいいものです。
ただ、その一打をもう一度同じように打てるかと聞かれると、当時の自分にはまったく自信がありませんでした。
ナイスショットに見えたとしても、それは自分の技術でコントロールした結果というより、たまたま良い当たりだった、たまたま曲がらなかった、たまたまグリーンに残った、ミスしても運よく危険な場所へ行かなかった、というラッキーの要素も大きかったように思います。
一発の成功を狙う気持ちそのものを否定するつもりはありません。ゴルフの楽しさの一部ですし、今でも、そういうショットに挑戦したくなる場面はあります。
ただ、スコアを安定させることを考えるなら、確率の低い一発に頼るより、自分がある程度コントロールできるショットを何打かつなげた方がよいのではないか。
それが、当時の自分がたどり着いた考え方でした。
150ヤード以内から狙うことで、アプローチの経験が増えた
刻むゴルフを続けた結果、副産物のようなものもありました。
150ヤード以内からグリーンを狙い、外したらアプローチで乗せる。転がしや短い距離の寄せを含め、グリーン周りから打つ機会が自然と増えていきました。
当時は大叩きを防ぐために刻んでいただけで、アプローチを上達させようという意図はまったくありませんでした。
しかし、結果的にそうした場面を何度も経験することになりました。
もちろん、「刻んだからアプローチがうまくなった」と言い切れるほど単純な話ではないと思います。
それでも、アプローチを打つ経験が増えたことが、現在の自分につながっている気はします。刻むことは、その場のスコアを守るだけでなく、自分がスコアを作るために必要な距離や技術を経験する機会にもなっていたのかもしれません。
ボギーを考えても、必ずボギーになるわけではない
ここまで書いてきたことを、すべてうまくいった話としてまとめるつもりはありません。
安全なルートを選んだからといって、必ず成功するわけではないからです。
横へ出したあとのショットをミスすることもありますし、アプローチが寄らなかったり、3パットしたりして、結局ダブルボギーになることもあります。
ボギーで収める道を考えたからといって、必ずボギーになるわけではありません。
それでも、次の一打で無理にパーを取り返そうとするより、トリプルボギー以上まで崩れてしまう可能性は下げられていると感じています。
これはデータで証明した話ではなく、あくまで自分のラウンドを振り返った実感です。
アベレージ86を支えているのは、ミス後の目標変更かもしれない
自分のショット技術が上がったことも、平均スコアが良くなった理由の一つだと思います。
ただ、それだけではなく、ミスをした時点で、そのホールの目標を変更できるようになったことも、思っている以上に大きいのではないかと感じています。
パーが難しくなったら、ボギーへ切り替える。
ボギーも難しくなったら、ダブルボギーで止める。
その時点の場所とライから、現実的な目標を作り直し、次の一打だけで取り返そうとしない。
これは、単純に「ボギーを狙う」というだけの話ではありません。状況に合わせて目標をこまめに更新し、大叩きを防ぐという考え方なのだと思います。
まとめ
アベレージ86になっても、ティーショットは普通に曲がります。
以前と変わったのは、ミスをしなくなったことではなく、ミスをした直後の考え方でした。最近はティーショットを曲げると、すぐにボギーまでの道を考えるようになりました。
スコアが悪かった頃は、残り180ヤードでも7番アイアンで刻み、基本的に150ヤード以内からグリーンを狙っていました。
一発の成功よりも、自分がコントロールできるショットをつなげることを選んだ結果、短い距離やアプローチを経験する機会も増えました。
すべてが成功するわけではありません。
それでも、大叩きの連鎖は以前より減っていると感じています。今のアベレージ86を支えているのは、ショット力だけでなく、ミス後の目標変更なのかもしれません。
パーを取り返そうとするのではなく、まずボギーで収める道を探す。ボギーが難しければ、ダブルボギーで止める。
1打のミスを、その1打だけのミスで終わらせること。
それが、今の自分のスコアを支えている考え方の一つなのだと思います。
次のにほんブログ村に参加しています(^^)/
よろしかったらクリックお願いします↓↓↓