ラウンドデータ分析

大叩きはラウンドの何番目に起きる?84ラウンド1,512ホールを調べてみた

のぶたです。
自分のラウンドを振り返るとき、なんとなく「今日は最終ホールで叩いたな」とか、「朝一のティーショットがいつも硬いな」というイメージを持っていました。

今回は、そのイメージが本当に正しいのか、2025年と2026年のラウンドデータを使って確認してみることにしました。

大叩きは1番目か18番目に多いはず

集計を始める前、私は次のように予想していました。

  1. 大叩きが最も多いのは18番目
  2. 次に多いのは1番目
  3. 昼食後の10番目も危ないのではないか

18番目は、疲労や集中力の低下に加えて、「最後はパーで終わりたい」という欲が出やすいホールです。

1番目は、身体がまだ十分に動いていない朝一のティーショット。その日の距離感も合っておらず、スイングを探りながらプレーしていることもあります。

そして10番目は昼食後です。身体が一度止まり、後半のスタートで力が入りやすいので、ここも大叩きが多いのではないかと考えました。

この予想がどこまで当たっていたのか、順を追って見ていきます。

84ラウンドを実際のプレー順に並べ替えた

今回の集計では、ゴルフ場の実際のホール番号ではなく、その日にプレーした順番で1番目から18番目までに並べ替えています。

INスタートの場合は、実際の10番ホールが「ラウンドの1番目」になる形です。

集計条件は次のとおりです。

  • 2025年:54ラウンド、972ホール
  • 2026年:30ラウンド、540ホール
  • 合計:84ラウンド、1,512ホール
  • 2026年は8月時点の途中経過
  • OUT・INなどのスタートコースは補正済み
  • 欠損はなく、84ラウンドすべて18ホール分のデータが揃っている

この記事では、集計表の既存定義に合わせて「ダブルボギー以上」を大叩きとしました。

具体的には、Par3なら5以上、Par4なら6以上、Par5なら7以上です。

ダブルボギーをすべて大叩きと呼ぶことには、私自身も少し違和感があります。そのため、トリプルボギー以上に限定した結果も、あとで確認しています。

大叩きの数は2年間でほとんど変わっていなかった

まず確認したのは、2025年と2026年の大叩き数です。

大叩き数1ラウンド平均全ホールに対する発生率
2025年164回3.04回16.9%
2026年91回3.03回16.9%
合計255回3.04回16.9%

2026年は以前よりスコアが良くなっている印象があったのですが、大叩きの数そのものは、ほとんど変わっていませんでした。

ここだけを見ると、「成長していないのか」と思ってしまいそうです。

ただ、大叩き以外のホールでパーやボギーを積み重ね、スコアを作れている可能性もあります。大叩きの数が同じだからといって、ゴルフ全体が変わっていないとは限りません。

今回は「大叩きがどこで起きているのか」を調べる記事なので、この点は補足にとどめておきます。

予想の答え合わせ。昼食後は危なくなかった

まずは、予想していた1番目、18番目、10番目を確認します。

ラウンド順2025年2026年2年合計
1番目11回・20.4%5回・16.7%16回・19.0%
18番目14回・25.9%7回・23.3%21回・25.0%
10番目4回・7.4%3回・10.0%7回・8.3%

18番目は予想どおり高く、4ラウンドに1回の割合で大叩きしていました。

最後はパーで終わりたい」という欲や、疲労、集中力の低下が関係している可能性はありそうです。

1番目も全体平均の16.9%より少し高いものの、突出しているほどではありませんでした。

一方で、穴候補として警戒していた10番目は8.3%。逆に、最も大叩きが少ない位置でした。

昼食後は危ないと思っていたのに、予想というものは案外当てにならないものです。

一番大叩きしていたのは14番目だった

それでは、実際に大叩きが多かった位置を見てみます。

順位ラウンド順大叩き数大叩き率
1位14番目25回/84回29.8%
2位18番目21回/84回25.0%
3位4番目20回/84回23.8%

18番目でも1番目でもなく、最も大叩きが多かったのは14番目でした。

84ラウンド中25回。約3ラウンドに1回の割合で大叩きしている計算です。

年別に見ても、

  • 2025年:16回/54ラウンド=29.6%
  • 2026年:9回/30ラウンド=30.0%

と、ほとんど同じ割合でした。

正直、集計するまで、この結果はまったく予想していませんでした。

トリプルボギー以上でも14番目が最多だった

ダブルボギーまで大叩きに含めたから、14番目が1位になっただけではないか」という疑問もあったため、トリプルボギー以上でも集計してみました。

  • トリプルボギー以上の全体件数:82回
  • 全1,512ホールに対する発生率:5.4%
  • 14番目のトリプルボギー以上:13回/84ラウンド
  • 14番目の発生率:15.5%

トリプルボギー以上に限定しても、14番目が最も多い結果でした。

ダブルボギーを大叩きと定義したから、14番目が1位になったわけではなさそうです。

14番目の多さは偶然で片づけられるのか

全1,512ホールの大叩き率は16.9%です。

それに対して、14番目の大叩き率は29.8%でした。

統計的に確認したところ、14番目だけを見た場合、同程度以上の偏りが偶然に出る確率は約0.24%でした。

ただし、今回は1番目から18番目までを調べ、その中から最も高かった14番目を選んでいます。その影響まで考慮して補正すると、約4.4%でした。

トリプルボギー以上でも、同様に補正した結果は約1.1%です。

細かい統計の説明は省きますが、14番目の多さは、単なる偶然だけでは片づけにくい結果だったとは言えそうです。

もちろん、これで科学的に原因が証明されたわけではありません。14番目になれば必ず大叩きする、という話でもありません。

ただ、少なくとも「たまたま数回重なっただけ」と簡単に流してしまうには、少し気になる数字です。

一番パーを取っていたのは直前の13番目だった

さらに調べていくと、もう一つ面白いことに気づきました。

2年間で最もパーを取っていた位置です。

順位ラウンド順パー数パー率
1位13番目44回/84回52.4%
2位8番目40回/84回47.6%
2位17番目40回/84回47.6%
4位10番目38回/84回45.2%
5位6番目37回/84回44.0%

最もパーを取っていたのは、14番目の一つ前、13番目でした。

13番目では、2ラウンドに1回以上パーを取っています。

13番目と14番目で大きく変わっていた

13番目と14番目を並べてみます。

ラウンド順パー率大叩き率
13番目52.4%14.3%
14番目29.8%29.8%

2026年に限ると、この差はさらに大きくなります。

ラウンド順パー率大叩き率
13番目66.7%6.7%
14番目23.3%30.0%

一番パーを取っている位置の直後で、一番多く大叩きしている。

並べてみると、なんとも皮肉な結果です。

ただし、「13番目でパーを取ったから、14番目で大叩きした」と断定することはできません。

今回は13番目のスコア別に、その直後の14番目の結果を集計したわけではないからです。

現時点では、次のような仮説が考えられます。

  • 13番目でパーを取った安心感
  • 次も良いスコアを取りたいという欲
  • 良いショットをもう一度打ちたい気持ち
  • 後半中盤で集中力が一度緩む
  • 14番目に難しいホールが多かった
  • よく回るゴルフ場のコース構成による影響

この中のどれかが関係しているのか、あるいは別の理由なのかは、もう少し詳しく調べる必要があります。

毎回同じ実ホールを回っているわけではない

私が最も多くラウンドしているのは、勝浦ゴルフ倶楽部です。

ただし、勝浦ゴルフ倶楽部には3つの9ホールコースがあり、スタートコースや回る順番も毎回同じではありません。

そのため、毎回同じ実ホールが「ラウンドの14番目」になっているわけではありません。

特定の一つの難しいホールを繰り返し回っただけ、という説明は少し弱くなります。

とはいえ、コース別、実ホール別の詳しい内訳までは今回確認していません。「コースの影響ではない」と言い切ることもできないため、ここは今後確認したいところです。

2025年と2026年で大叩きの位置は変わったのか

前半と後半に分けた結果も確認しました。

前半の大叩き後半の大叩き
2025年82回・16.9%82回・16.9%
2026年51回・18.9%40回・14.8%

2025年は前半82回、後半82回で、まったく同じでした。

一方、2026年は前半51回、後半40回。数字上は、後半の大叩きが少なくなっています。

上がり3ホールの大叩き率も、2025年の17.9%に対して、2026年は12.2%でした。

数字だけを見れば、2026年の方が後半、特に上がり3ホールで粘れているように見えます。

ただし、統計的には2025年との明確な違いまでは確認できませんでした。また、2026年は30ラウンド時点の途中経過です。

2026年は後半に粘れるようになった可能性がある」とは言えても、現段階で「改善した」と断定するのは早いと考えています。

次のラウンドでは14番目を一つの合図にする

今回の結果を踏まえて、次のラウンドでは次のことを試してみたいと思います。

  • 13番目で良いスコアが出ても、次のホールでは気持ちを切り替える
  • 14番目を「残り5ホールの入口」と考える
  • 14番目のティーショットで良い結果を求めすぎない
  • 一度テンポを整えてから打つ
  • 18番目でも「最後はパーで終わりたい」と欲張らない

ただ、14番目を過剰に警戒すると、それはそれで意識過多になり、逆に叩いてしまいそうです。

14番目だから危険だ」と思い込むのではなく、一度テンポを整える合図にする。そのくらいの距離感で臨みたいと思います。

大叩きは悪い流れの中だけで起きるとは限らない

最終ホールで叩いているという感覚は、ある程度当たっていました。

しかし、一番危険だったのは、まったく予想していなかった14番目でした。

しかも、その直前の13番目では、一番多くパーを取っていました。

大叩きは、調子が悪い流れの中だけで起きるとは限りません。むしろ、うまくいった直後にも危険が潜んでいる可能性があります。

次は、13番目のスコア別に14番目の結果を組み合わせ、本当に「良い流れの直後」に大叩きしているのかを調べてみたいと思います。

みなさんは、ラウンドのどの辺りで大叩きしている印象がありますか。

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のぶた

昔は痩せていた!という典型的なメタボ体型(ウエスト100㎝)のアマチュアゴルファーで、1973年生まれ千葉県木更津市在住。 年間約50ラウンドのゴルフを楽しんでいます。主に千葉県木更津市から車で1時間以内で行けるゴルフ場を中心にラウンドしています。 目標は、パープレーで回る事! メタボなオジサンでもゴルフうまくなれる!と信じてアマチュア目線でゴルフについて色々と綴っていきます。

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