のぶたです。
アイアンの調子が悪い日、グリーンを外し続けていると、頭の中に嫌な予感がよぎります。
「今日はもう90を打つかもしれない」と。
パーオンできない時点で、なんとなく80台を諦めてしまう。そんな経験は、同じアマチュアゴルファーの方なら心当たりがあるのではないでしょうか。
ただ、自分の過去のスコアを振り返ってみると、明らかにパーオン率が低かったはずなのに、なぜか80台でまとめられていたラウンドがいくつもありました。
これは思い込みで諦めていただけなのか。それとも、ほかに何か違いがあったのか。
気になったので、2026年1月から7月末までの27ラウンド分のデータを整理して確かめてみることにしました。
27ラウンドの全体像
対象は2026年1月から7月末まで、18ホールすべてのデータが揃っている27ラウンドです。
今回は、この27ラウンド全体を出発点にして、段階的に絞り込んでいきます。
- 対象ラウンド数:27
- 平均スコア:86.4
- 70台:3ラウンド
- 80台:17ラウンド
- 90以上:7ラウンド
年間約50ラウンドを回る中で、7月末までの半年強でこれだけのデータが集まりました。
70台も3回出せていて、我ながら悪くない期間だったと思います。ここから27ラウンドを、パーオン率という切り口で分けていきます。
パーオン率30%以上の10ラウンドはすべて80台以内
まず、パーオンについて簡単に説明しておきます。
パーオンとは、パー3なら1打、パー4なら2打、パー5なら3打以内でグリーンに乗せることです。
18ホールでは、5ホールのパーオンで27.8%、6ホールで33.3%になります。今回は、5ホール以下を30%未満、6ホール以上を30%以上として分けました。
27ラウンドを、パーオン率30%以上と30%未満に分けた結果が次の表です。
| パーオン率 | 70台 | 80台 | 90以上 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 30%以上 | 3 | 7 | 0 | 10 |
| 30%未満 | 0 | 10 | 7 | 17 |
| 合計 | 3 | 17 | 7 | 27 |
これを見て最初に気づいたのは、パーオン率30%以上の10ラウンドは、すべて80台以内に収まっていることです。90以上は一度もありません。平均スコアも82.5と、かなり安定しています。
正直、これは想定どおりというか、当たり前の結果でもあります。
パーオン数を増やせたラウンドほど、好スコアになりやすい。これは今回のデータでもはっきり出ていて、この事実を否定するつもりはありません。
パーオンは、やはり大事です。
それでも30%未満の17ラウンド中10ラウンドは80台
問題はここからです。
残りの17ラウンド、つまりパーオン率が30%未満だったラウンドを見てみます。
- 80台:10ラウンド
- 90以上:7ラウンド
パーオン率30%未満、つまりパーオンが5ホール以下だったラウンドが17回ありましたが、そのうち10ラウンド、割合にして約59%は80台に収まっていました。
半分以上です。
ここで疑問が出てきます。
同じようにパーオン率が低いのに、80台で終われたラウンドと90を超えたラウンドを分けたものは何だったのでしょうか。
パーオン率が同じくらい低いなら、スコアも似たようなものになりそうですが、実際はそうなっていません。
パーオン率はほぼ同じなのに約10打違った
そこで、パーオン率30%未満の17ラウンドを、80台と90以上に分けて比較してみました。
| パーオン率30%未満 | 80台 | 90以上 |
|---|---|---|
| ラウンド数 | 10 | 7 |
| 平均スコア | 84.5 | 94.6 |
| 平均パーオン率 | 22.2% | 20.6% |
| 平均ボギーオン率 | 84.4% | 73.8% |
| 平均ダボ以上 | 2.0回 | 5.1回 |
| 平均パット数 | 30.2 | 35.4 |
この表が、今回最も驚いたところです。
平均パーオン率は22.2%と20.6%で、その差はわずか1.6ポイント。ほとんど変わりません。
ところが、平均スコアは84.5と94.6で、約10打も差があります。
パーオン率がほぼ同じなのにスコアが約10打違うということは、パーオン以外の部分にも違いがあったはずです。
表を見ると、80台のラウンドは90以上のラウンドと比べて、
- ボギーオン率が10.6ポイント高い
- ダボ以上が1ラウンド平均で約3.1回少ない
- パット数が約5.2打少ない
という差がありました。
この3つが、80台と90以上を分けた要素として浮かび上がってきます。
なお、ボギーオンとは、パー3なら2打、パー4なら3打、パー5なら4打以内でグリーンに乗せることです。
パーオンを逃しても、大叩きにしないためのラインと考えると分かりやすいと思います。今回の集計では、パーオンしたホールもボギーオンに含めて計算しています。
もちろん、この数字だけで「ボギーオン率が高かったから90以上を避けられた」と単純に断定することはできません。
ただ、今回の私の27ラウンドでは、パーオンを逃したあともグリーンに乗せられず、ダボ以上につながったことや、グリーン上でパット数がかさんだことが、結果としてスコア差に結びついた可能性はありそうです。
パーオン率22.2%でも82だった実例
具体的なラウンドを見てみます。
グレンオークスカントリークラブでのラウンドです。
- スコア:82
- パーオン率:22.2%
- ボギーオン率:100%
- ダボ以上:0回
- パット数:32
- OB:0
- ペナルティ:0
パーオンできたのは、18ホール中4ホールでした。
それでも、パーオンした4ホールを含め、18ホールすべてでボギーオンを確保していました。ダボ以上も一つありません。
パーオンを逃したホールでも、次の一打でグリーンに乗せ、大きな傷を作らなかったことが、82でまとめられた要因の一つだったと考えられます。
パーオン率11.1%でも84だった実例
もう一つ、金乃台カントリークラブのラウンドも紹介します。
- スコア:84
- パーオン率:11.1%
- ボギーオン率:88.9%
- ダボ以上:2回
- パット数:30
パーオンは、18ホール中2ホールでした。
それでも16ホールでボギーオンを確保し、パットも30に抑えて84にまとめています。
パーオンできない日でも、80台への道はまだ残っている。そう思えたラウンドでした。
ボギーオン率だけ高くても80台になるとは限らない
ただし、ここで話を終わらせると、「ボギーオンさえ確保すれば80台になる」という単純な話に聞こえてしまいます。
それを否定する例もあるので紹介します。鹿野山ゴルフ倶楽部でのラウンドです。
- スコア:91
- パーオン率:27.8%
- ボギーオン率:94.4%
- ダボ以上:2回
- パット数:37
- OB:2
- ペナルティ:1
このラウンドは、パーオン率こそ30%未満でしたが、ボギーオン率は94.4%と高い数字でした。
それでも、スコアは91です。
このラウンドで目立つのは、37パットという数字に加え、OBが2回、ペナルティが1回あったことです。
ボギーオン率が高くても、こうした別の部分で打数を重ねれば、80台に収まらないことが分かります。
つまり、ボギーオン率が高ければ必ず80台になるわけではありません。
ボギーオンで大叩きを防ぐことに加えて、OBやペナルティを減らすこと、そしてグリーン上でパット数を抑えることも、スコアをまとめるうえで重要だった可能性があります。
パーオンできない日に意識したい3つのこと
ここまでのデータを踏まえて、今後の自分のラウンドで意識したいことを3つにまとめておきます。
- パーオンを逃しても、次の一打でグリーンへ乗せることを狙う
- 難しい状況では無理にパーを狙わず、ダボ以上を避けることを優先する
- ボギーオンできたあと、3パットで打数を失わないようにする
技術的に「こうすれば必ず80台になる」と言えるほど、確実な話ではありません。
ただ、今回の27ラウンドでは、ボギーオンを確保し、ダボ以上とパット数を抑えられたラウンドほど、結果として80台に収まっている傾向が見られました。
パーオンを逃した時点で「今日はダメだ」と諦めるのではなく、その次の一打を丁寧に打つ。まずは、そこからだと思います。
まとめ
今回、2026年1月から7月末までの27ラウンドを振り返って、次のことが分かりました。
- パーオン率30%以上の10ラウンドは、すべて80台以内だった
- パーオン率30%未満でも、17ラウンド中10ラウンドは80台だった
- 低パーオン率の80台と90以上を比べると、ボギーオン率、ダボ以上の回数、パット数に差があった
- パーオンを逃した直後の一打が、その後のスコアに影響している可能性があった
- パーオンできない日でも、その時点で80台を諦める必要はなさそうだった
パーオン率が高いに越したことはありません。それは、今回の27ラウンドでもはっきり出ています。
ただ、パーオンできなかった日を「もう終わった」と決めつけてしまうのは、少しもったいないのかもしれません。
次にアイアンが噛み合わない日があったら、パーオン率だけを気にするのではなく、ボギーオン率やダボ以上の数、そしてパット数も一緒に振り返ってみようと思います。
皆さんのラウンドでは、パーオン率が低かった日に、どのようにスコアをまとめていますか。
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