のぶたです。
2026年、ここまでで70台を3回出すことができました。
- 2月16日 木更津東カントリークラブ 78(+6)
- 6月19日 勝浦ゴルフ倶楽部 77(+5)
- 7月13日 南総ヒルズカントリークラブ 77(+5)
コースも違えば、季節や天候も違う3ラウンドです。
しかし、改めてスコアカードを並べて数字を見比べてみると、「これは完全に同じ傾向だな」と思える共通点が見えてきました。
70台というと、朝からショットが絶好調で、パターも次々に入った特別な一日を想像するかもしれません。
ところが、私の3ラウンドはそうではありませんでした。
今回は、平均スコア85前後のアマチュアゴルファーが、なぜこの3ラウンドで70台を出せたのか。その理由をデータから振り返ってみたいと思います。
まずは3ラウンドのデータを比較
70台を出すことができたラウンドのデータを比較してみたいと思います。
| 木更津東CC2月16日 | 勝浦GC6月19日 | 南総ヒルズCC7月13日 | |
|---|---|---|---|
| スコア | 78(+6) | 77(+5) | 77(+5) |
| 前半 | 43(+7) | 39(+3) | 41(+5) |
| 後半 | 35(-1) | 38(+2) | 36(E) |
| パット数 | 31 | 31 | 28 |
| 前半パーオン率 | 33% | 11% | 22% |
| 後半パーオン率 | 78% | 78% | 56% |
| 全体パーオン率 | 56% | 44% | 39% |
| フェアウェイキープ率 | 71% | 71% | 57% |
| ダブルボギー以上 | 2回 | 0回 | 0回 |
| OB数 | 1回 | 0回 | 0回 |
| ワンペナ数 | 1回 | 0回 | 0回 |
こうして並べてみると、「パーオン率がものすごく高かったから70台が出た」というわけではありません。
全体のパーオン率は39%から56%。半分以上のグリーンを外したラウンドもあります。
パット数も28から31です。もちろん悪い数字ではありませんが、何本ものロングパットが入ったような、特別なラウンドだったわけでもありません。
では、何が70台につながったのでしょうか。
3ラウンドに共通していたポイントを、もう少し詳しく見ていきます。
共通点①:前半より後半のパーオン率が大幅に上がっている
今回、最もはっきり表れていた共通点です。
3ラウンドとも、前半より後半のスコアが良くなっています。
- 木更津東CC:前半+7→後半-1
- 勝浦GC:前半+3→後半+2
- 南総ヒルズCC:前半+5→後半イーブン
特に木更津東では、前半43から後半35。前後半で8打もの差がありました。
パーオン率にも、同じ傾向が表れています。
- 木更津東CC:33%→78%
- 勝浦GC:11%→78%
- 南総ヒルズCC:22%→56%
3ラウンドとも、後半のパーオン率が前半を大きく上回っています。
勝浦ゴルフ倶楽部では、前半にパーオンできたのは9ホール中わずか1ホール。それが後半になると、9ホール中7ホールでパーオンできました。
南総ヒルズでも、前半のパーオンは2ホールでしたが、後半は5ホールに増えています。
つまり、スタートからスイングが完璧に仕上がっていたから70台が出たわけではありません。
ラウンド中にミスの傾向をつかみ、スイングや考え方を修正できたことが、後半のパーオン率上昇につながっています。
木更津東では、前半にシャンクやOBが出ながらも、それを引きずらずにプレーを続けました。
南総ヒルズでは、前半に意識していた「右のお尻を引く」というイメージから、後半は「左股関節を意識して捻転する」に変更。この修正によってショットが安定し、後半36につながりました。
70台を出すために必要なのは、最初から絶好調であることではありません。
ショットの調子が悪いときに「今日はダメだ」と諦めず、ラウンド中に修正する引き出しを持っていること。その大切さが、3ラウンドの数字に表れていました。
共通点②:悪いホールを連鎖させていない
70台を出した3ラウンドでは、大叩きの少なさも目立ちます。
勝浦ゴルフ倶楽部と南総ヒルズカントリークラブでは、ダブルボギー以上が一つもありませんでした。
18ホールすべてをボギー以内に収めています。
ショットが完璧だったわけではありません。グリーンを外したホールもあれば、アプローチやロングショットのミスもありました。
それでも、一つのミスから次のミスを呼び、ダブルボギーやトリプルボギーまで崩れることを防げています。
木更津東カントリークラブだけは、前半に2つのダブルボギーがありました。
それでも78でまとめられたのは、悪いホールを引きずらず、ダブルボギーを連鎖させなかったからだと思います。
さらに後半には2つのバーディーが出て、結果的に前半の失点を取り戻すことができました。
ただし、ここで大切なのは「ダブルボギーを叩いたら、次のホールでバーディーを取り返そう」と考えることではありません。
無理に取り返そうとすると、難しいピンを狙ったり、成功率の低いショットを選んだりして、さらに傷口を広げる可能性があります。
大叩きの後は、まず次のホールをボギー以内で終わらせる。無理に流れを変えようとせず、落ち着いて通常のプレーに戻す。
そうしてスコアを立て直した先で訪れたチャンスを生かせば、結果的に失った打数を取り返せることもあります。
3ラウンドに共通していたのは、ミスを完全になくしたことではありません。
一つの悪いホールから、連続して崩れなかったことです。
共通点③:アプローチとパターで余計な1打を増やしていない
3ラウンドのパット数は、31、31、28でした。
20パット台前半のような驚異的な数字ではありませんが、すべて31パット以内。70台を出すための数字としては、十分に安定していたといえます。
特に分かりやすいのが、勝浦ゴルフ倶楽部の前半です。
パーオンできたのは、わずか1ホール。それでも、寄せワンと13パットで39にまとめることができました。
1番では1.2m、4番ではバンカーから2m、5番では50cm、6番では70cm、7番では1.5mにつけてパーを拾っています。
もし、このうちいくつかのアプローチが寄らず、2パットになっていたら、前半39では収まっていません。
ショットが安定しない時間帯を、アプローチとパターで耐えたことが、最終的な77につながりました。
南総ヒルズでは、前半と後半のパット数がともに14。合計28パットで回ることができました。
3パットの危険をほとんど感じることなく、ある程度距離の残ったパットも自信を持って打てたことが、スコアメイクの土台になっています。
パーオン率が39%から56%でも70台を出せたのは、グリーンを外したホールで余計な1打を増やさなかったからです。
パット数だけを見るのではなく、その前のアプローチを含めて考える必要があります。
グリーンを外した後、ボギーオンさせる。寄せられたときは短いパットを決めてパーを拾う。寄らなかったときも、確実に2パット以内で終える。
この積み重ねが、70台を支えていました。
70台は絶好調の日にしか出ないわけではなかった
以前の私は、70台を出すためには、朝からショットが絶好調でなければいけないと思っていました。
ドライバーがフェアウェイに飛び、アイアンが次々にグリーンを捉え、パターも入る。そんな「すべてが噛み合った日」にしか70台は出ないというイメージです。
しかし、今回の3ラウンドは違いました。
木更津東では前半43。勝浦では前半のパーオンが1ホール。南総ヒルズでも前半は41でした。
決して最初から絶好調だったわけではありません。
それでも、悪い時間帯をアプローチとパターで耐え、ミスを次のホールまで引きずらず、ラウンド中にショットを修正したことで70台に届きました。
言い換えれば、70台を出すために必要なのは、ナイスショットを18ホール続けることではありません。
調子の悪い時間帯を、どれだけ少ない失点で乗り切れるか。
こちらの方が、平均85前後の私にとっては重要なのかもしれません。
70台に必要な項目と比べてみる
私の中では、70台で回るために必要な⑦条件というものがあります。
これに当てはめてこの3ラウンドを比べてみました。
| 70台の条件 | 木更津東CC78 | 勝浦GC77 | 南総ヒルズCC77 |
|---|---|---|---|
| ① パット数32以下 | ○ 31 | ○ 31 | ○ 28 |
| ② 3パット1回以下 | ○ 0回 | ○ 0回 | ○ 0回 |
| ③ FWキープ率55%以上 | ○ 71% | ○ 71% | ○ 57% |
| ④ OB・ワンペナなし | × OB・ワンペナあり | ○ なし | ○ なし |
| ⑤ パーオン率50%以上 | ○ 56% | × 44% | × 39% |
| ⑥ パーオン+ボギーオン率90%以上 | × 約83% | ○ 100% | × 約89% |
| ⑦ バーディー1個以上 | ○ 2個 | × 0個 | ○ 1個 |
| 達成数 | 5/7項目 | 5/7項目 | 5/7項目 |
3ラウンドすべてで達成したのは3項目
完全な共通条件になっているのは、次の3つです。
- パット数32以下
- 3パット1回以下
- フェアウェイキープ率55%以上
特に3パットは、3ラウンドとも0回でした。
これを見ると、70台の土台になっているのは「パーオン率50%以上」や「バーディーを必ず取ること」ではなく、まず次の2点だと考えられます。
- ティーショットを大きく曲げず、次打を打てる場所に置く
- グリーン上で余計な1打を使わない
この安定した土台があったうえで、残りの条件がラウンドごとに補い合っています。
私が考えていた「70台を出すための7条件」を実際の3ラウンドに当てはめてみると、意外にも7項目すべてを満たしたラウンドは一つもありませんでした。達成数は、3ラウンドとも5項目です。
ただし、パット数32以下、3パット1回以下、フェアウェイキープ率55%以上の3項目だけは、すべてのラウンドで達成していました。
その土台に、パーオン、ボギーオン、ペナルティー回避、バーディーのいずれかが加わり、足りない部分を補った結果が70台だったようです。
つまり、7項目をすべて満たさなければ70台が出ないわけではありません。まず共通する3項目を守り、残り4項目のうち2つ以上を達成する。これが、今の自分にとって現実的な「70台の方程式」なのかもしれません。
まとめ:70台を出した3ラウンドの本当の共通点
2026年に70台を出した3ラウンドを比較して分かった共通点は、次の3つでした。
- 前半より後半のパーオン率が上がっていた
- 悪いホールを連鎖させなかった
- アプローチとパターで余計な打数を増やさなかった
3ラウンドとも、ショットが最初から完璧だったわけではありません。
前半に崩れたラウンドもあれば、パーオンがほとんどできなかったハーフもありました。それでも、悪い時間を耐え、後半に修正できたことで70台につながっています。
次のラウンドでも、前半が悪かったからといって70台を諦めず、その日のミスの傾向を見ながら修正していきたいと思います。
大叩きが出たときも、無理にすぐ取り返そうとはせず、まずは次のホールをボギー以内で終わらせる。
そして、チャンスが来たときに自然に1打を取り返す。
そんな考え方でプレーすることが、70台を「たまたま出るスコア」から「狙って出せるスコア」に変える第一歩なのかもしれません。
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