のぶたです。
勝浦ゴルフ倶楽部つつじコースの3番、Par4・425ヤード。実はここ、以前から少し苦手意識のあるホールです。
7月の月例競技では、このホールでドライバーを持ってOBを3発。ようやく8番アイアンに持ち替えてフェアウェイをキープしましたが、時すでに遅く、10オン1パットの11でした。
翌月は、「もうドライバーは持たない」と決めて、最初から8番アイアンを選びました。
ところが、その8番アイアンでも、また同じホールでOB。
攻めてもOB。刻んでもOB。
さすがにこれは、「クラブ選びの問題」だけでは片付けられないと思いました。
今朝公開した「大叩きは減るどころか増えていた?2025年と2026年の85ラウンドを比較してみた」では、2026年はパーが増え、ボギーとダブルボギーが減った一方で、トリプルボギー以上の大叩きが増えていたことを紹介しました。
今回取り上げるつつじ3番は、今年の自分の大叩きを象徴するようなホールです。
同じ苦手ホールで2か月続けて失敗した経験から、自分なりに「安全策」とは何なのかを考え直してみます。
調子が悪かったわけではないのに「11」
まず整理しておきたいのですが、7月の「11」は、ラウンド全体が崩れていた流れの中で出たものではありません。
前半のさくらコースは、すべてパーかボギー。大叩きは一つもありませんでした。
後半のつつじコースに入ってからも、1番、2番と連続でパーを取っています。むしろ、「今日は調子が良いかもしれない」と思い始めていたタイミングでした。
その直後の3番で、いきなり崩れました。
この日はラウンド全体でパーを9個取っています。少なくとも、朝からスイングが乱れ、どのホールでもまともに当たらなかった日ではありません。
それだけに、つつじ3番での「11」が際立ちます。
ラウンド全体が悪かったのではなく、たった一つの苦手ホールで、それまで積み重ねてきたものを一気に失ってしまいました。
当日の詳しいラウンド内容は、「月例競技で痛恨の11打…それでも得られた収穫と、何度も同じことを繰り返す反省」で紹介しています。
ドライバーで右OB、もう一度右OB、3発目は左OB
つつじ3番で実際に起きたことは、次のような流れでした。
1発目は、ドライバーで右へOB。
月例競技なので、ティーイングエリアから打ち直します。
2発目もドライバーを持ち、また右へOB。
そして3発目もドライバーを選びました。今度は右を警戒しすぎたのか、ボールは左へ行ってOBになりました。
ここでようやく8番アイアンに持ち替え、フェアウェイをキープ。そこからは大きなミスをせず、最終的には10オン1パットの11でした。
1発目のOBだけなら、「ゴルフをしていれば、そういうこともある」で済ませられます。
問題は、そのあとも同じドライバーを持ち続けたことです。
1発目で右OB。2発目も右OB。
この時点で、ドライバーを持ち続けることが本当に最善だったのか。ラウンド後に振り返れば、もっと早くクラブを替える選択肢があったのは明らかです。
それでも、その場では替えられませんでした。
「次こそ成功させたい」が傷口を広げたのか
なぜ1発目、あるいは2発目のOBの時点で、クラブを替えられなかったのでしょうか。
ラウンド後に振り返ってみると、いくつか思い当たることがあります。
ドライバーで一度成功させてから、次のショットへ進みたかったのかもしれません。
ここで短いクラブへ替えたら、苦手ホールに負けたような気がした部分もあったと思います。
OBで失った打数を、少しでも飛距離で取り返したいという気持ちもあったのでしょう。
そして何より、「次こそは大丈夫」と思っていました。
1発目が右なら、次は少し左を向けばよい。2発目も右なら、今度こそ右へ行かないように打てばよい。
そうして3発目は左OBです。
実際のスイング映像を見返したわけではないので、右OBや左OBが出た技術的な原因は断定できません。
ただ、問題は最初のOBそのものではなく、そのあとも同じクラブで成功を証明しようとしたことにあったのではないかと、今は考えています。
大叩きは、一つのミスだけで生まれるとは限りません。
最初のミスを受け入れられず、同じ選択を繰り返すことで、傷口をさらに広げてしまうことがあります。
つつじ3番の「11」は、まさにその形でした。
翌月は最初から8番アイアンを選んだ
7月の反省を踏まえて、翌月の月例競技では、つつじ3番のティーショットで最初から8番アイアンを選びました。
ドライバーを持たなかった判断自体は、間違っていなかったと思います。
前月にOBを3発打ったホールです。左右のOBを避け、まずはコース内へ運ぶ。ボギーで通過できれば十分だと考えれば、8番アイアンを選ぶのは立派な安全策のはずでした。
ところが、その8番アイアンでもOBになりました。
翌月の出来事は、「『刻む』と決めたのに8番アイアンでOB。安全策が安全にならない理由」で詳しく振り返っています。
正直、この結果にはかなり戸惑いました。
7月の失敗については、「ドライバーを持ち続けたことが原因だった」と考えることができます。
しかし、翌月は最初から短いクラブを選びました。それでも同じホールでOBになった。
これでは、「ドライバーが悪かった」「短いクラブなら安全だった」という単純な結論では説明できません。
7月は切り替えが遅く、8月はクラブだけを替えた
2か月の失敗を並べると、違いが見えてきます。
7月は、安全策へ切り替えるのが遅すぎました。
ドライバーでOBを打ったあとも、同じクラブを持ち続けました。8番アイアンへ替えたときには、すでにOBを3発打ったあとでした。
一方、翌月は最初から8番アイアンを選んでいます。
クラブ選択だけを見れば、前月の反省を活かしています。
しかし、本当に安全策として必要な準備ができていたのでしょうか。
8番アイアンでどこまで運ぶのか。
どこを具体的に狙うのか。
左右どちらへ外すなら、次の一打が打てるのか。
ボギーで上がるために、そのティーショットをどこへ置きたいのか。
こうしたところまで決めていたかと聞かれると、正直、そこまで具体的ではありませんでした。
決めていたのは、「ドライバーを持たず、8番アイアンで刻む」というところまでです。
クラブは替えました。しかし、そのクラブで何をするのかまでは、決め切れていなかったのだと思います。
短いクラブを持つことが、新しいプレッシャーになったのか
8番アイアンを持った時点で、自分の中には、「これなら絶対にOBを打ってはいけない」という気持ちがあったのかもしれません。
ドライバーなら、曲がってOBになることもあります。
しかし、OBを避けるために持った8番アイアンでOBを打ったら、何のためにクラブを替えたのか分かりません。
その気持ちが、新しいプレッシャーになった可能性があります。
曲げないように当てにいく。
飛ばさないように緩める。
ボールの行方が気になって、結果を早く確認したくなる。
OBの方向を意識しすぎる。
実際のスイング映像があるわけではないので、どれが原因だったのかは断定できません。
ただ、「短いクラブを持つ」という行動と、「安全に打つ」という結果の間には、まだ埋まっていない部分があったように感じています。
短いクラブを持てば、自動的に安全になるわけではありません。
クラブが飛距離を抑えてくれているのに、打つ自分まで普段と違うスイングをすれば、別のミスが出る可能性があります。
苦手ホールでは「OBを打たない」が目的になっていた
振り返って最もしっくりくるのは、「どこへ打つか」よりも、「OBを打たない」が頭の中心を占めていたのではないかということです。
7月は、ドライバーでこのホールを攻略しようとしました。
翌月は、とにかく前月と同じOBを避けようとしました。
一見、正反対の考え方です。
しかし、どちらも苦手ホールを強く意識しすぎていた点では同じだったのかもしれません。
OBを避けようと考えるほど、その方向が気になります。
右へ行かないか。
左へ引っ掛けないか。
また同じ失敗をしないか。
結果が気になるほど、普段どおりのスイングをすることが難しくなる感覚は、これまでのラウンドでも経験しています。
もちろん、心理的な意識とOBとの間に、明確な因果関係があると言い切るつもりはありません。
ただ、少なくとも自分の場合は、「OBを打たない」というマイナスの目的だけを持ってティーショットに立つと、あまり良い結果にならないようです。
本当の安全策には4つの要素が必要
今回の2か月を振り返ると、安全策は、クラブを短くするだけでは成立しないと思うようになりました。
少なくとも、次の4つを打つ前に考える必要があります。
- そのクラブでどこまで運ぶのか
- どこを具体的に狙うのか
- 左右どちらのミスなら次が打てるのか
- ボギーやダブルボギーのどこまでを成功とするのか
「8番アイアンで刻む」だけでは、実はまだ作戦として不十分なのかもしれません。
「8番アイアンで具体的な場所まで運び、次の一打を打てる位置へ置く」
ここまで決めて、初めて安全策と呼べるものになります。
そして、クラブと狙いを決めたら、その判断を疑わず、普段どおりのリズムで振る。
短いクラブを持ったからといって、当てにいったり、飛ばさないように緩めたりする必要はありません。
飛距離を抑える役割は、すでにクラブがしてくれています。
次につつじ3番へ来たらどうするか
次に同じホールへ来たときには、まずボギーを成功として受け入れたいと思います。
使用するクラブを決めるだけではなく、そのクラブでどこへ運ぶのかまで決める。
短いクラブを持っても当てにいかず、普段どおりのリズムで振る。
そして、「OBを打たない」ということだけに意識を奪われず、次の一打をどこから打ちたいかを考える。
もし一度OBが出ても、同じクラブで成功を証明し直そうとはしない。
失った打数を、その場ですぐに取り返そうとしないことも必要です。
具体的にどこを狙い、どのクラブを使うかは、次にプレーするときのティー位置や当日の状況も確認して決めたいと思います。
ここで架空の攻略法を書くことはできません。
次回、実際にどのような作戦を選び、どのような結果になったのかは、また記事で報告できればと思います。
まとめ
7月は、ドライバーでOBを3発。
翌月は、その反省から選んだ8番アイアンでもOB。
ドライバーを持つか、アイアンを持つかという選択だけでは、この苦手ホールの問題は解決しませんでした。
7月は、安全策へ切り替えるのが遅すぎました。
翌月はクラブを安全なものへ替えましたが、狙いと気持ちまで決め切れていなかった可能性があります。
安全策とは、単に短いクラブを持つことではありません。
そのクラブでどこへ打ち、どのようなミスを許容し、何打で上がれば成功なのか。そこまで決めて、初めて安全策になるのだと思います。
攻めるか、刻むか。
その二択だけではなく、
「選んだクラブで何をするのか」
まで考える必要がありました。
同じ失敗を2か月続けたからこそ、安全策をクラブだけで考えてはいけないことに気づけました。
皆さんも、苦手ホールで攻めても失敗し、刻んでも失敗した経験はありませんか。
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