のぶたです。
ゴルフをしていると、必ずと言っていいほど耳にする言葉があります。
「いやぁ、今日は調子が悪いなぁ」
皆さんの周りにもいませんか?
ティーショットが曲がれば「今日はドライバーの調子が悪い」。
アイアンをダフれば「今日はアイアンが全然ダメ」。
パターが入らなければ「今日はタッチが合わない」。
気がつけば、18ホールの間に何度も「今日は調子が悪い」と言っているゴルファー。
もちろん、本当に調子が悪い日もあるでしょう。
でも、同伴者として聞いていると、時々こんなことを思ってしまうんです。
「いやいや、あんたそんなにうまくないよね?」
……もちろん、口には出しませんよ!笑
「今日は調子が悪い」と言われたときの大人の対応
例えば、スタートホールでティーショットを大きく曲げてしまった同伴者。
「いやぁ、今日はドライバーが全然ダメだなぁ」
そんなとき、私はだいたいこう返します。
「そうなんですね。まだまだ始まったばかりですし、頑張りましょう!」
我ながら大人の対応です。笑
ただ、心の中では少し違うことを考えている場合もあります。
「いや、前回もそんな感じだったような……」
「そもそも、いつもそんなに真っすぐ飛んでいたっけ?」
もちろん、本人には言いません。
そして私も無意識に言ってるかもしれません…
せっかく一緒にゴルフを楽しんでいるのですから、わざわざ余計なことを言う必要はありませんよね。
とはいえ、何度も何度も「今日は調子が悪い」と言われると、聞いている側もちょっと疲れてしまうことがあります。
まあ、これもゴルファーの常套句だと思えば、聞き流せるんですけどね。
「本当の俺はこんなもんじゃない!」というアピール?
そもそも、なぜゴルファーは「今日は調子が悪い」と言いたくなるのでしょうか。
もちろん、単純にミスショットが悔しくて口に出ることもあると思います。
でも、それだけではない気がするんです。
「本当の俺は、もっと上手なんだよ!」
そんな気持ちが、少なからず隠れているのではないでしょうか。
例えば、練習場でドライバーが気持ちよく飛んだ。
前回のラウンドでは、アイアンがピンに絡んだ。
過去には素晴らしいスコアで回れたこともある。
そんな経験があると、どうしても「あれが本来の自分の実力だ」と思いたくなるものです。
ところが、今日のラウンドではミスばかり。
そこで出てくるのが、「今日は調子が悪い」という言葉。
つまり、今日のプレーだけで自分の実力を判断しないでほしいという、ちょっとしたアピールなのかもしれません。
気持ちはよく分かります。
だって、私もそうですから!笑
他人のミスは実力。自分のミスは不調。
今回、改めて考えてみて、一番面白いと思ったのがここです。
同伴者がミスショットをして「今日は調子が悪い」と言うと、「いやいや、それが普段の実力じゃない?」と思ってしまう。
ところが、自分がドライバーを曲げたり、アイアンをダフったりすると、「いやぁ、今日はちょっとおかしいなぁ」と口に出してしまう。
自分の場合は、本当に調子が悪いと思っているんですよね。
でも、同伴者からすれば、まったく同じことを思われている可能性があります。
他人のミスは実力。自分のミスは不調。
なんとも都合の良い考え方です。笑
ただ、これは私だけではなく、多くのアマチュアゴルファーに共通する心理なのではないでしょうか。
自分の実力を少しでも高く評価したい。
過去のナイスショットを、もう一度再現したい。
ゴルフが好きだからこそ、そんな気持ちが強くなるのかもしれません。
なぜか「今日は絶好調!」とは言わない
もう一つ、不思議なことがあります。
「今日は調子が悪い」は何度も聞くのに、「今日は絶好調!」という言葉は、それほど聞かない気がするんです。
ナイスショットが続いても、パーが続いても、なかなか「今日は調子が良い」とは言わない。
なぜでしょうか。
おそらく、言った瞬間にミスしそうだからです!笑
「今日はドライバーが絶好調だなぁ!」
なんて言った次のホールで、OBを打ってしまったら目も当てられません。
だから、調子が良いときほど余計なことは言わず、黙々とプレーする。
一方で、ミスをするとすぐに「今日は調子が悪い」。
調子が悪いことは積極的に申告するのに、調子が良いことは秘密にしておく。
ゴルファーって、本当に面白い生き物ですよね。
ショットの調子が悪くても、スコアはまとまる
さて、ここからは少し真面目な話です。
私は現在、平均スコア86前後でゴルフをしています。
もちろん、毎回ナイスショットを打っているわけではありません。
ドライバーを曲げることもあれば、アイアンをダフることもあります。
ラウンド中に「今日はショットの調子が悪いなぁ」と感じる日だってあります。
それでも、終わってみれば80台にまとまっていることは少なくありません。
これは、考えてみると面白いことです。
ショットの調子が悪いのに、スコアはそれほど悪くない。
なぜでしょうか。
おそらく、ミスショットが出た後の対処が、以前よりもできるようになっているからだと思います。
ドライバーが曲がっても、無理にグリーンを狙わない。
アイアンが思うように当たらなくても、アプローチでカバーする。
パーが取れそうになければ、ボギーでまとめる。
そんなゴルフができれば、ショットの調子が今ひとつでも、大きくスコアを崩さずに済みます。
つまり、ショットの調子が悪いことと、ゴルフそのものが悪いことは、必ずしも同じではないんですよね。
むしろ、ショットが悪い日でも80台で回れるようになったことは、自分の成長と考えても良いのかもしれません。
そもそも、毎回ナイスショットを打てる実力なのか?
もう一つ、忘れてはいけないことがあります。
アマチュアゴルファーにとって、ミスショットは当たり前のように出るものです。
平均80台で回るゴルファーだって、18ホールすべてで理想どおりのショットを打っているわけではありません。
ましてや、平均90台、100前後で回るゴルファーなら、ミスが出ることを前提にプレーする必要があるはずです。
それなのに、一度ダフっただけで「今日は調子が悪い」。
一度曲げただけで「今日はドライバーがダメ」。
ちょっと待ってください。
それ、本当に不調ですか?
もしかしたら、いつもどおりのゴルフなのかもしれません。笑
もちろん、本当に普段よりショットが悪い日もあります。
ただ、過去に打った最高のショットを自分の基準にしてしまうと、ほとんどのラウンドが「調子の悪い日」になってしまいますよね。
まとめ|結局、私も言ってしまうんですけどね!
「今日は調子が悪い」
ゴルフ場で何度も耳にする、おなじみの言葉です。
その裏には、ミスショットへの悔しさだけでなく、「本当の自分はもっと上手いはず」という気持ちもあるのかもしれません。
同伴者が何度も言っていると、少し気になってしまう。
でも、自分がミスしたときには、まったく同じことを言っている。
そして、調子が良いときには、なぜか黙っている。笑
そんな矛盾も含めて、ゴルフの面白さなのでしょう。
ただ、最近の私は少し考え方が変わってきました。
調子が良い日に良いスコアを出すことよりも、調子が悪い日にスコアを崩さないこと。
それも、ゴルフの実力なのではないかと思うんです。
だから、次のラウンドでは、多少ミスショットが出ても「今日は調子が悪い」と決めつけずにプレーしたいですね。
……とはいえ、次のラウンドでスタートホールからドライバーを曲げたら、きっと言ってしまうんでしょう。
「いやぁ、今日は調子が悪いなぁ」
皆さんも、言っていませんか?笑
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