ゴルフあるある・コラム

月4回ラウンドしても上手くならない人、月1回でも上手くなる人の違い

のぶたです。

ゴルフは、練習場だけでは学べないことが本当に多いスポーツです。

実際のコースに出れば、傾斜やラフの深さ、風、芝の状態、そして本番ならではの緊張感まで、さまざまな要素が絡んできます。

だからこそ、月1回のラウンドより月4回のラウンドのほうが、上達に有利なのは間違いありません。単純に、経験できる場面の数が違います。

ただ、私の周りを見ていると、毎週のようにラウンドしているのに何年もスコアが変わらない人もいれば、月1回程度しかコースに出られなくても、少しずつ着実にスコアを縮めている人もいます。

この違いは、才能や運動神経だけでは説明できません。

1回のラウンドをどう使い、その後に何をしているか。そこに、大きな差が生まれているように思います。

先月のラウンドで見つかった課題を、今月の練習に生かせているでしょうか。

月4回ラウンドできることは、間違いなく有利

まず、はっきりさせておきたいことがあります。

月4回ラウンドできる環境は、上達するうえで明確なアドバンテージです。

実戦経験を多く積めますし、さまざまなライや傾斜を体で覚えられます。コースマネジメントの引き出しも増えますし、緊張する場面に慣れることもできます。

アプローチやパッティングの距離感も、コースで打ってこそ磨かれていく部分が大きいでしょう。芝の状態や季節による変化への対応力も、回数を重ねるほど身についていきます。

同じ意識、同じ練習量、同じ振り返りの質であれば、月4回ラウンドする人のほうが上達しやすいのは当然です。

問題は、ラウンド数が多いことそのものではありません。

その経験を、どれだけ上達へ変換できているかです。

月4回ラウンドしても上達が遅い人の特徴

月4回ラウンドしても上手くならない」と言い切るのは、少し違います。

正確には、ラウンド数が多くても「上達が遅くなりやすい取り組み方」がある、という話です。

1.毎回「今日は何打だった」で終わる

スコアだけを確認して、その日のラウンドを終えてしまうパターンです。

なぜそのスコアになったのか。OBやペナルティ、3パット、ダブルボギー以上のホールがどこで生まれたのか。そこまで振り返らない。

良かった日も「今日は調子が良かった」で片づけてしまいます。

スコアはあくまで結果です。その数字だけでは、次に何を練習すればよいのかまでは分かりません。

同じ85でも、OBが多かった85と、3パットが多かった85では、次に取り組むべき課題は違います。

2.ラウンド前のテーマがない

目標スコアだけを決めてスタートし、どのようなプレーをするかが決まっていないケースです。

毎回同じようにスタートし、同じ場面で同じミスを繰り返してしまいます。

もちろん、「今日は80台で回る」「70台を目指す」といったスコア目標も大切です。しかし、スコアは自分の思いどおりにコントロールできるものではありません。

そのため、スコア目標とは別に、自分で実行できる行動目標を決めておく必要があります。

たとえば、

  • 無理なセカンドショットを打たない
  • グリーン中央を基本に狙う
  • 長いファーストパットはカップの1メートル以内を目指す
  • ミスの後に無理をして取り返そうとしない
  • 林に入ったら、まず安全に出すことを考える

こうした目標なら、プレー中に自分の意思で実行できます。

その結果として、3パットやダブルボギー以上を減らすことにつながります。

3.ラウンドと練習がつながっていない

ラウンドではアプローチで失敗したのに、練習場ではドライバーばかり打つ。

YouTubeで見た新しいスイングを次々と試す。

本番で困ったことよりも、練習場で打っていて楽しいクラブを優先してしまう。

私にも身に覚えがありますが、ドライバーで気持ちよく打てると練習した気になります。しかし、前回のラウンドでスコアを落とした原因がアプローチやパッティングなら、本来優先すべき練習は別にあります。

ラウンドと練習がつながっていなければ、コースで見つかった課題がいつまでも解決されません。

4.同じミスを「たまたま」で片づける

OBはたまたま曲がった。

3パットはグリーンが難しかった。

アプローチはライが悪かった。

大叩きしたのは運が悪かった。

一度なら、本当に偶然かもしれません。ただ、何度も同じ場面で同じことが起きるなら、それは自分の課題である可能性があります。

もちろん、すべてを技術不足と決めつける必要はありません。コースの難易度やコンディション、偶然による影響もあります。

一度のミスだけで判断せず、複数回のラウンドを通して、同じ傾向が続いていないかを見ることが大切です。

5.ラウンド間隔が短く、修正しないまま次へ進む

ラウンド後に課題を整理せず、十分に練習しないまま次のラウンドを迎える。そして、毎週同じ失敗を繰り返す。

皮肉なことに、ラウンド数が多いことが、修正しないまま次へ進んでしまう原因になる場合もあります。

ラウンド予定が次々と入っていれば、前回の反省を整理する前に、またコースへ向かうことになります。

回数を重ねるだけでなく、ラウンドとラウンドの間に、課題と向き合って改善する時間も必要です。

月1回でも上手くなる人は、1ラウンドを長く使っている

月1回のラウンドでは、実戦経験が少なく、コースでの感覚を維持することも簡単ではありません。

ここは正直に認めておきたいところです。

それでも上手くなっていく人は、1回のラウンドを「その日だけ」で終わらせず、ラウンド前後を含めて活用しています。

ラウンド前にすること

前回の課題を確認し、今回のテーマを1~3個に絞ります。

コースレイアウトや距離を事前に確認し、スコアだけではなく、プレー中に実行する行動目標を決めます。

練習場では、そのテーマに沿った練習を行います。

前回アプローチで苦労したなら、次のラウンドまでの練習でアプローチに取り組む。ティーショットが課題なら、飛距離を伸ばすことよりも、次打を打てる場所に置く練習を優先する。

目的が決まれば、同じ練習時間でも内容が変わります。

ラウンド中にすること

どのような場面でミスが出たのかを確認します。

そのときのライ、距離、使ったクラブ、狙い方などを簡単に記録しておけば、ラウンド後に振り返りやすくなります。

ただし、すべてのショットを細かく記録する必要はありません。記録することに集中しすぎて、プレーが遅くなっては本末転倒です。

大叩きしたホールや、何度も繰り返しているミスだけでも、簡単にメモしておきます。

また、結果だけでなく、その判断が正しかったかを見ることも大切です。

ナイスショットだけではなく、うまくスコアを守れた判断も残しておきます。そして、ミスの後に同じ失敗を続けないことを意識します。

ラウンド後にすること

スコアが悪くなった原因を整理し、技術のミスと判断のミスを分けます。

大叩きしたホールを振り返り、次の練習で何を優先するかを決めます。そして、次回まで同じテーマを継続して練習します。

月1回でも、準備と振り返り、その間の練習をつなげれば、1回のラウンドを1か月分の上達材料として使うことができます。

月1回の人に必要なのは、ラウンド以外の努力

月1回のラウンドで上達することは、決して簡単ではありません。

コース経験が少ない分、ラウンド以外の時間をどのように使うかが重要になります。

練習場で球を打つことだけが、ゴルフの練習ではありません。

  • 自宅でのパッティング練習
  • 練習できる環境があれば、短いアプローチの反復
  • ストレッチや体力づくり
  • 前回のラウンド記録の確認
  • 次に回るコースのレイアウトや狙いどころの予習
  • 自分が繰り返しているミスの整理

こうした積み重ねが、限られたラウンド機会を生かす土台になります。

大切なのは練習量だけではありません。

何を改善するための練習なのかを、明確にすることです。

一度に多くの課題へ手を出さず、優先順位をつけることも忘れてはいけません。

上手くなる人は、技術ミスと判断ミスを分けている

ここが、この記事でいちばん伝えたいポイントです。

たとえば、林の中からグリーンを狙い、ボールを木に当ててしまったとします。

ここで振り返るべきことは、ショットの技術が足りなかったのか、そもそもグリーンを狙うべきではなかったのか、安全にフェアウェイへ出す選択肢はなかったのか、ということです。

判断ミスを技術不足だと思い込むと、必要のないスイング修正を始めてしまいます。

反対に、技術的なミスを「今日は運が悪かった」で済ませれば、同じ失敗をまた繰り返すことになります。

月1回でも上達する人は、自分のミスが技術、判断、メンタル、準備のどこから生まれたのかを整理しています。

ミスの原因が分かれば、次に取り組むことも見えてきます。

ラウンド数ではなく、改善した回数も数える

月4回なら年間48ラウンド、月1回なら年間12ラウンドです。

実戦経験だけを比較すれば、4倍の差があります。

しかし、48回同じ失敗を繰り返すだけでは、せっかくのラウンド数を十分に生かせません。

反対に、12回でも毎回課題を見つけ、練習と改善へつなげていけば、少しずつ成長できます。

上達を決めるのは、ラウンドした回数だけではなく、ラウンド後に改善した回数です。

もちろん、月4回ラウンドする人が、毎回きちんと振り返りと改善まで行えば、上達する可能性はさらに高くなります。

ラウンド数と改善。この両方がそろうことが理想です。

私も年間50ラウンドするからこそ、回るだけにしない

私自身、年間50ラウンド前後プレーしています。

この回数は大きな強みだと感じていますし、実際に助けられてきました。

ただ、回数が多いだけで自動的に上手くなるわけではないことも、身をもって実感しています。

私自身、同じミスを何度も繰り返してきましたし、それに気づかないまま次のラウンドを迎えてしまったこともあります。

だからこそ、ラウンド後にはスコア、パット数、フェアウェイキープ、パーオン、大きなミスなどを確認するようにしています。

そして、次のラウンドに向けたポイントを3つ程度に絞ります。すべてを一度に直そうとすると、結局どれも中途半端になってしまうからです。

年間アベレージを1打縮めるためには、ただラウンドを消化するだけでは足りません。

1ラウンドごとに何を学び、次にどう生かすか。

そこを大切にしたいと、53歳になった今も思っています。

次のラウンドから実践したい3つのこと

1.スタート前にテーマを3つ以内で決める

スコア目標だけではなく、プレー中に自分で実行できる行動目標を決めます。

グリーン中央を狙う」「無理なセカンドショットを打たない」など、具体的で実行可能なものが理想です。

2.大叩きしたホールの原因だけは記録する

すべてのショットを細かく記録する必要はありません。

ダブルボギー以上になったホールの原因だけでも、できる範囲で残しておきます。

ティーショット、セカンドショット、アプローチ、パッティング、判断ミスなどに分けるだけでも、繰り返している課題が見えやすくなります。

3.次の練習テーマを一つ決める

アプローチ、パット、ティーショット、コースマネジメントなどから、最もスコアへの影響が大きい課題を一つ選びます。

一度にすべてを直そうとせず、優先順位をつけることが大切です。

まとめ|ラウンド回数を、成長した回数に変える

月4回ラウンドできることは、上達にとって大きな強みです。

月1回より月4回のほうが、基本的には有利であることに変わりはありません。

ただ、回数だけで自動的に上手くなるわけではないのも事実です。

月1回で上達することは決して簡単ではありませんが、事前の準備、ラウンド後の振り返り、そしてラウンド以外の練習を積み重ねることで、成長することはできます。

大切なのは、ラウンドを「結果を出す日」だけでなく、「課題を見つける日」としても考えることです。

ラウンド後に何を練習し、次回にどう生かしたかが、上達のスピードを左右します。

回数の多さと取り組み方。この両方がそろうことが、最も上達しやすい状態です。

ラウンド数だけでなく、改善した回数も、これからは意識して増やしていきたいと思います。

前回のラウンドで見つけた課題を、次の練習やラウンドに生かせているでしょうか。

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のぶた

昔は痩せていた!という典型的なメタボ体型(ウエスト100㎝)のアマチュアゴルファーで、1973年生まれ千葉県木更津市在住。 年間約50ラウンドのゴルフを楽しんでいます。主に千葉県木更津市から車で1時間以内で行けるゴルフ場を中心にラウンドしています。 目標は、パープレーで回る事! メタボなオジサンでもゴルフうまくなれる!と信じてアマチュア目線でゴルフについて色々と綴っていきます。

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