のぶたです。
ゴルフで最も避けたいミスの一つが、ティーショットのOBです。
平均スコア86前後でプレーしている私も、当然ながらOBを打つことはあります。
そして、OBを打った後のプレーについて、以前から感じていることがあります。
それは、同じティーショットのOBでも、打ち直しと前進4打では、その後の気持ちがまったく違うということです。
打ち直しを選択すると、なぜか続けてミスをしてしまうことがある。
一方、前進4打なら、意外とダブルボギーやトリプルボギーで収まることが多い。
もちろん、前進4打の方が簡単だという話だけではありません。
実際にプレーしていると、そこには技術とは別の心理的な違いがあるように感じます。
しかも、正直なところ、前進4打には少しズルをしているような気持ちもあります。
ゴルフ場が認めているルールなので、何も悪いことはしていないのですが……。笑
今回は、平均86のアマチュアゴルファーとして、OBの後に起こる心理の変化について考えてみたいと思います。
ティーショットでOB! 打ち直しか、前進4打か?
日本のゴルフ場では、ティーショットでOBを打った場合、主に二つのプレー方法を経験することがあります。
一つは、元のティーグラウンドからの打ち直し。
もう一つは、ゴルフ場が設置した特設ティーからの前進4打です。
通常のルールでは、OBの場合は1罰打を加え、直前に打った場所からプレーし直します。
つまり、ティーショットがOBなら、次は3打目としてティーショットを打ち直すことになります。
一方、日本のゴルフ場でよく見かける前進4打は、ゴルフ場が定めるローカルルールによるものです。
特設ティーまで移動して、そこから4打目としてプレーを再開します。
もちろん、すべてのゴルフ場や競技で前進4打が認められているわけではありません。
ただ、一般的なプライベートラウンドでは、前進4打を経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
私自身、この二つでは気持ちの持ち方が大きく違います。
打ち直しは、気持ちを切り替えたつもりでも難しい
ティーショットでOBを打ったとします。
ボールが右に曲がってOBゾーンへ。
あるいは、左に引っ掛けて林の奥へ。
打った瞬間にOBと分かることもあれば、ボールの行方を確認してから判断することもあります。
そして、打ち直しが必要になった場合、同じティーグラウンドから3打目を打つことになります。
このとき、頭では分かっているんです。
「さっきのショットは忘れよう」
「今度は普段どおりに振ろう」
「力まずに打てば大丈夫」
ところが、これがなかなか難しい。
気持ちを切り替えようと思っていることと、実際に切り替えられていることは違うんですよね。
最初のOBが右だったら、次も右へ行かないか気になる。
右を嫌がりすぎると、今度は左へ引っ掛けるかもしれない。
そう考えているうちに、いつもの自然なスイングができなくなってしまう。
しかも、打ち直しは同じ場所からです。
目の前の景色も、狙う方向も、直前に失敗したときとほとんど変わりません。
失敗した場所に立ったまま、すぐにもう一度成功させなければならない。
これが、打ち直しの難しさなのかもしれません。
打ち直しでは、プレーの進行も気になってしまう
もう一つ、打ち直しで難しいのがプレーの進行です。
ティーショットを打って、OBになって、もう一度ボールを用意する。
その間にも、前の組は進んでいます。
場合によっては、後続組のことも気になります。
もちろん、だからといって慌てて打つ必要はありません。
ただ、アマチュアゴルファーとしては、「早く打たないと」という気持ちが出てくることがあります。
そして、これがスイングに影響する。
普段より少し早いリズムで構えてしまう。
十分に狙いを決めないまま打ってしまう。
あるいは、今度こそ真っすぐ飛ばそうと、余計な力が入ってしまう。
その結果、またOB。
こうなると、もう大変です。笑
最初のOBでは、「打ち直しがうまくいけば、まだダボで収められるかもしれない」と思っていたのに、二度目のOBで状況は一気に厳しくなります。
さらに焦ってしまえば、三度目のミスにつながる可能性もあります。
OBの後に怖いのは、最初の1罰打だけではなく、その後のミスが連鎖することなんですよね。
月例競技では、実際にOBを3連発したこともある
私自身、月例競技でOBを3連発した経験があります。
そのホールでは、ティーショットの打ち直しを繰り返すことになり、結果として大叩きにつながりました。
この出来事については以前の記事でも詳しく書いているので、今回は細かく振り返りません。
ただ、今でも強く印象に残っているのは、打ち直しを重ねるほど気持ちに余裕がなくなっていったことです。
最初のOBの時点では、まだ何とかスコアをまとめられると思っていました。
しかし、次のOBが出ると状況が変わります。
そして、さらにミスが続くと、冷静にプレーすること自体が難しくなる。
今になって考えると、あのとき必要だったのは、特別なナイスショットではなかったはずです。
ただ、普段どおりのショットを打つこと。
それが、OBの直後には難しかった。
ゴルフの怖いところですね。
前進4打なら、カートで移動する間に気持ちが変わる
一方、前進4打ではどうでしょうか。
ティーショットでOBを打ったことに変わりはありません。
当然、がっかりします。
でも、前進4打の場合は、そこからカートに乗って特設ティーへ向かいます。
実は、この移動時間が大きいと感じています。
カートに乗っている間に、「まあ、OBはしょうがない」「ここからダボで収まればいいかな」と、少しずつ気持ちを整理できるんです。
打ち直しのように、OBを打った場所で直後に次のショットを打つわけではありません。
場所が変わる。
景色が変わる。
打つクラブも変わることがあります。
そして、次のショットまでに少し時間がある。
この時間と環境の変化が、気持ちを切り替えるきっかけになっているのではないでしょうか。
特設ティーに着いた頃には、ティーショットの失敗よりも、目の前の4打目に意識が向いています。
これは、私にとってかなり大きな違いです。
前進4打なら、ダボかトリで終われることが多い
私の感覚では、前進4打を利用した場合、ダブルボギーかトリプルボギーで収まることが比較的多いです。
例えば、PAR4の場合。
前進4打からグリーンに乗せて、2パットならダブルボギー。
グリーンを外しても、そこから寄せワンができればダブルボギーです。
もちろん、そんなに簡単にいくとは限りません。
何しろ、平均86のアマチュアゴルファーですから。笑
前進4打からグリーンを狙っても、普通に外します。
それでも、グリーン周りからのアプローチが比較的簡単なら、寄せワンでダボを狙います。
一方、30ヤードほど残っていたり、バンカー越えだったりする場合は考え方を変えます。
無理にピンへ寄せようとするのではなく、まずはグリーンに乗せることを優先する。
そこから2パットならトリプルボギーです。
決して良いスコアではありません。
でも、OBを打ってしまった以上、仕方がない。
私の場合は、ここで「よく耐えた!」という達成感があるわけではありません。
「まあ、しょうがないな」
という気持ちです。
ただ、そのまま次のホールへ進めることが多い。
打ち直しでOBを連発したときのような、大きなダメージを引きずりにくいと感じています。
でも、前進4打には少しズルをしているような気持ちもある
ここで、正直な気持ちを書いておきます。
前進4打を利用すると、少しズルをしているような気持ちになることがあります。笑
もちろん、ゴルフ場が認めているローカルルールに従ってプレーしているので、ルール違反ではありません。
それは十分に理解しています。
でも、元の場所から打ち直した場合、またOBを打つ可能性があります。
実際、私は打ち直しで連続ミスをすることがあります。
ところが、前進4打なら、そうしたリスクを避けて前方からプレーを再開できます。
そして、ダボやトリで終われる。
そう考えると、「前進4打というルールに助けられている部分もあるよな」と感じるんです。
これは、前進4打を否定したいわけではありません。
日本のゴルフ場では、プレー進行などを考慮して特設ティーが設けられていることもあります。
利用できるルールなら、利用して何も問題ありません。
ただ、自分の実力を考えるときには、前進4打に助けられている部分も認識しておきたい。
平均スコアが86だからといって、すべてのホールを打ち直しでプレーしても同じスコアになるとは限りません。
そこは、冷静に考える必要があると思っています。
月例で優勝したいから、あえて打ち直すこともある
私には、ゴルフで達成したい目標があります。
その一つが、月例競技での優勝です。
そのため、プライベートラウンドでも、あえて打ち直しを選択することがあります。
もちろん、月例でどのようなOBの処置が認められるかは、その競技のローカルルールによります。
ただ、打ち直しが必要になる場面を想定して、普段から経験しておきたいという気持ちがあるんです。
前進4打を使えば、比較的落ち着いて次のショットに向かえる。
でも、そればかりでは、打ち直しのプレッシャーを克服できないのではないか。
そう思って打ち直しを選ぶ。
ところが……。
結構、連続でミスをするんですよね。笑
練習のつもりで選択したのに、スコアは大きく崩れる。
それでも、月例で結果を出したいのであれば、こうした場面で普段どおりのショットを打てるようになる必要があると思っています。
前進4打に助けられることと、打ち直しの技術やメンタルを磨くこと。
どちらも、今の自分にとって大切なことなのかもしれません。
セカンドショットのOBでも、同じことが起こる
そして、この問題はティーショットだけではありません。
セカンドショットでOBを打った場合にも、同じようなことが起こります。
例えば、PAR4でティーショットはフェアウェイ。
ところが、セカンドショットがOBになってしまう。
通常のストロークと距離の処置なら、元の場所から4打目を打ち直すことになります。
この場合、ティーショットの前進4打のように、特設ティーまでカートで移動して気持ちを切り替える時間はありません。
同じ場所から、もう一度ショットを打つ。
直前に右へOBを打ったなら、次も右が気になる。
左へ引っ掛けたなら、左が怖くなる。
結果として、同じようなミスを繰り返してしまうことがあります。
つまり、今回考えている問題の本質は、ティーショットかセカンドショットかではないのかもしれません。
OBを打った直後、同じ場所からもう一度打つこと自体に、心理的な難しさがある。
これが、私の実感です。
打ち直しでも、気持ちを切り替える時間を作れないか?
では、打ち直しのときにはどうすればいいのでしょうか。
正直、私自身もまだ答えを出せていません。
「気持ちを切り替えよう」
そう思っていても、なかなか切り替えられないからです。
ただ、前進4打との違いを考えると、一つのヒントはありそうです。
それは、次のショットを打つ前に、意識的に仕切り直すことです。
OBを打った直後に、そのまま慌てて次のボールを打つのではなく、いったん気持ちを落ち着ける。
次のショットの狙いを改めて決める。
そして、普段のルーティンで構える。
もちろん、スロープレーになってはいけません。
でも、急いでプレーすることと、慌ててショットを打つことは違います。
前進4打なら、カートで移動する時間が自然に生まれます。
打ち直しでは、その時間がありません。
だからこそ、短い時間でも自分で区切りをつけることが必要なのかもしれません。
それが簡単にできれば苦労しないんですけどね。笑
OBの後に必要なのは、失った打数を取り返すことではない
ここまで考えてみると、OBの後に大切なのは、失った打数を一気に取り返そうとすることではないと感じます。
ティーショットでOBを打った事実は変えられません。
そこで、無理にナイスショットを打とうとしても、罰打が消えるわけではありません。
むしろ、普段とは違う力みや焦りによって、次のミスにつながる可能性があります。
前進4打なら、ダボかトリで収まることが多い。
打ち直しなら、連続OBによって大叩きになることもある。
この違いは、もちろん打つ場所や条件の違いも影響しています。
しかし、それだけではなく、気持ちを切り替える時間の有無も関係しているのではないでしょうか。
OBの後に必要なのは、失った飛距離を取り返すことでも、無理にスコアを取り戻すことでもない。次の一打を、普段どおりに打てる心理状態へ戻すこと。
今の私は、そう考えています。
まとめ|前進4打に助けられている自分も、打ち直しでミスする自分も実力
平均86前後でラウンドしている私ですが、OBの後のプレーにはまだまだ課題があります。
前進4打なら、カートで移動する時間に気持ちを切り替えやすい。
その結果、ダボやトリで収まることが多い。
ただ、正直なところ、前進4打というルールに助けられている部分もあると思っています。
一方、月例で優勝したいという目標があるので、普段のラウンドでもあえて打ち直しを選ぶことがあります。
しかし、実際には連続ミスをしてしまうことも少なくありません。
前進4打でスコアをまとめられる自分も、打ち直しで大叩きしてしまう自分も、どちらも今の自分の実力。
そう考えると、まだまだ上達の余地がありそうです。
ゴルフはナイスショットを打つことも大切ですが、ミスをした直後に、次の一打をどう打つかも同じくらい大切なんでしょうね。
皆さんは、ティーショットでOBを打った後、打ち直しと前進4打では気持ちに違いがありますか?
また、プライベートラウンドでも、あえて打ち直しを選ぶことはありますか?
ぜひ、皆さんの経験も教えてください。
それでは、また!
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