のぶたです。
ゴルフ場でミスショットをした直後、誰に聞かれたわけでもないのに、思わず何か言ってしまうことはありませんか。
「力んだ」
「顔が上がった」
「風、強くなった?」
言ったところで、飛んでいったボールが戻ってくるわけではありません。分かってはいるのですが、それでも黙っていられないのがアマチュアゴルファーというものです。
今回は、ミスした直後に思わず言ってしまうセリフを20個集めてみました。まずは一気に並べて、その後で「なぜ口から出てしまうのか」を考えてみたいと思います。
ゴルフ場で思わず言ってしまうセリフ20選
- 「あっ、やった!」
- 「早い、早い!」
- 「力んだなあ……」
- 「顔が上がった!」
- 「振り切れなかった」
- 「手だけで打っちゃった」
- 「今のは何だったんだ?」
- 「練習場では出ないんだけどなあ」
- 「当たりは悪くなかったんだけど」
- 「ちょっと噛んだ」
- 「薄かったなあ」
- 「思ったより飛んだ!」
- 「そんなに曲がる?」
- 「風、強くなった?」
- 「キックが悪い!」
- 「止まれ、止まれ!」
- 「お願い、残ってて!」
- 「ライが悪かったんだよ~」
- 「もう一球打ったら、絶対うまくいく」
- 「まあ、次で乗せればいいか」
さて、みなさんはいくつ言った経験がありますか。
正直に言うと、私はほとんど全部言ったことがあります。しかも、一回のラウンドで何度も言っています。
ここまで並べてみると、我ながらよくしゃべるなと思いますが、なぜアマチュアゴルファーは、ミスした瞬間にこれほど言葉が出てしまうのでしょうか。少し考えてみたいと思います。
なぜミスの直後に思わず口から出てしまうのか
1.ミスの原因をすぐに決めて安心したい
「早い」「力んだ」「顔が上がった」「手だけで打った」。これらの言葉に共通しているのは、ミスの原因をその場ですぐに決めようとしていることです。
ミスの理由が分からないままだと、次のショットでも同じことが起きそうで落ち着きません。だから、本当に合っているかどうかは二の次で、とりあえず理由を見つけて自分を納得させようとします。
面白いのは、普段はスイングのことをそれほど深く考えていないのに、ミスした瞬間だけ誰もが一流のスイングコーチに変身することです。
「今のは明らかに手打ちだったな」
そんなふうに、まるで解説者のような口調になるのも、アマチュアゴルファーならではの愛嬌だと思います。
2.自分の感覚と結果が違うことに納得できない
「今のは何だったんだ?」
「当たりは悪くなかったんだけど」
「そんなに曲がる?」
こちらは、原因探しというより、驚きに近い言葉です。
打った本人としては、そこまで悪いスイングをした感覚はありません。それなのに、目の前のボールは思わぬ方向へ飛んでいく。自分の感覚と実際の結果のズレを、すぐには受け入れられないのだと思います。
「練習場では出ないんだけどなあ」というセリフには、本来の自分はもう少し上手なはずだという気持ちが、少しだけにじんでいる気がします。
練習場では確かに調子が良かったはずなのに、コースに出ると再現できない。この感覚に、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか。
3.風や地面にも少しだけ責任を分担してもらいたい
「風、強くなった?」
「キックが悪い!」
「ライが悪かったんだよ~」
これらは、分かりやすい言い訳です。ただ、あまり厳しく責めるつもりはありません。
すべて自分のミスだと丸ごと認めるのは、なかなかつらいものです。だからこそ、風や地面、ボールの跳ね方にも、少しだけ責任を分担してもらいたくなります。これは多くのアマチュアゴルファーが経験している、笑いながら共感できる部分だと思います。
「止まれ、止まれ!」
「お願い、残ってて!」
この二つも似たようなものです。打ってしまった後は、自分にできることは何もありません。それでも、言葉の力でボールを止めたり、コース内に残したりしようとしてしまいます。
冷静に考えれば、叫んだからといってボールの行方が変わるわけではありません。それでも、つい声が出てしまうところが、ゴルフというスポーツの面白さでもあります。
4.ミスを受け止めて、早く次へ進みたい
「もう一球打ったら、絶対うまくいく」というセリフも、多くの人が言った経験があると思います。
打ち直しの一球なら、なぜかナイスショットが出せる気がしてしまいます。そして実際に打ち直してみると、最初からそれを打ってくれと思うようなボールが出ることもあります。これもゴルフあるあるの一つです。
一方で、「まあ、次で乗せればいいか」は少し性質が違います。
投げやりな言葉に聞こえるかもしれませんが、実はミスした一打をいったん受け入れて、気持ちを次の一打へ切り替えるための言葉だと思います。
ミス直後のセリフが次の一打を変える
ミスした直後に「力んだ」「顔が上がった」と原因を決めつけると、次のショットで急にスイングを直したくなることがあります。
ラウンド中にスイングを修正しようとしすぎた結果、かえって別のミスを招いてしまうこともよくあります。
また、ドライバーを曲げた直後に「取り返さなければ」と考えると、無理にグリーンを狙ったり、木の間の狭い空間を通そうとしたりしてしまいます。そうして、一つのミスがダブルボギーやトリプルボギーに膨らんでいくのも、アマチュアゴルファーによくあるパターンです。
ミスの原因を考えること自体は、決して悪いことではありません。ただ、ラウンド中はその場で原因を突き止めようとするより、次の一打で何ができるかを考えた方が、スコアは崩れにくいように思います。
一番スコアにつながりそうなセリフ
20個を並べてみて、スコアをまとめるために一番役立ちそうなのは、
「まあ、次で乗せればいいか」
なのかもしれません。
ミスした一打は、どれだけ理由を考えても打ち直すことはできません。反省やスイングの見直しは、ラウンドが終わってからでもできます。
プレー中に大切なのは、過ぎてしまった一打を取り返そうとせず、次の一打で大きな失敗を重ねないことだと思います。
みなさんは、ミスした直後にどんなセリフを言っていますか。
今回の20個以外にも、思わず口から出てしまう言葉があるかもしれません。次のラウンドでは、同伴者のセリフだけでなく、自分の口癖にも少し注目してみようと思います。
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