のぶたです。
ゴルフで3パットをすると、やっぱり悔しいですよね。
特にスタート直後の3パット。
まだラウンドが始まったばかりなのに、いきなり1打損をした気分になります。
そして、こんなことを考えてしまいます。
「どこかで、この1打を取り戻したい」
私自身、まさにそうです。
3パットをしたからといって、次のホールで無理にバーディーを狙うわけではありません。
でも、グリーンを外してアプローチを打つ場面になると、いつも以上にカップへ寄せたい気持ちが出てきます。
さらに「今日はグリーンのタッチが合わない」と感じることで、その後のパッティングにも不安が残ることがあります。
では、こうした心理は実際のスコアにも表れているのでしょうか?
今回は、2025年と2026年の91ラウンドを分析してみました。
すると、想像以上に興味深い結果が出てきました。
スタート3ホール以内の3パットと最終スコアを比較
前回の記事では、91ラウンドの3パットを集計し、スタートから何ホール目に多いのかを調べました。
その結果、全体では9ホール目の3パットが最多だったものの、90以上叩いたラウンドでは3ホール目が最多という結果になりました。
そこで今回は、もう一歩踏み込んでみます。
「スタート3ホール以内に3パットした日と、しなかった日では、最終スコアが違うのか?」
対象は2025年の54ラウンドと2026年の37ラウンド、合計91ラウンドです。
実際にプレーした順番で最初の3ホールを判定し、3パット以上が1回でもあった日と、なかった日に分けました。
なお、今回の比較では4パットも「3パット以上」に含めています。
平均スコアに3.39打の差が!
| 比較項目 | 序盤3パットあり | 序盤3パットなし |
|---|---|---|
| ラウンド数 | 27 | 64 |
| 平均スコア | 88.30 | 84.91 |
| 90以上のラウンド | 9 | 9 |
| 90以上になる割合 | 33.3% | 14.1% |
なんと、スタート3ホール以内に3パット以上をした日の方が、平均スコアが3.39打高いという結果でした。
さらに、90以上叩いた割合にも大きな違いがあります。
序盤に3パットした日は33.3%。
一方、3パットしなかった日は14.1%。
割合で比較すると約2.4倍です。
もちろん、これだけで「序盤の3パットが原因で3.4打悪くなった」とは言えません。
ただ、スタート直後の3パットと、その日のスコアには気になる関係がありそうです。
3パットの影響は、最初の3ホールだけなのか?
ここで一つ疑問が浮かびました。
序盤に3パットした日のスコアが悪いのは、単純に最初の3ホールで余計に叩いているからではないか?
それなら、最初の3ホールを除外して比較すれば分かるはずです。
そこで、残り15ホールだけのスコアを集計してみました。
残り15ホールでも平均1.82打の差
| 比較項目 | 序盤3パットあり | 序盤3パットなし |
|---|---|---|
| 最初の3Hの平均スコア | 15.63 | 14.06 |
| 残り15Hの平均スコア | 72.67 | 70.84 |
| 最終平均スコア | 88.30 | 84.91 |
最初の3ホールを除いても、残り15ホールで平均1.82打の差がありました。
これは面白い結果です。
序盤に3パットした日のスコア差は、最初の3ホールだけで生まれているわけではありませんでした。
では、その後も3パットが増えているのでしょうか?
意外にも、その後の3パット回数には大きな差がなかった
私は最初、序盤に3パットすると「今日はグリーンが合わない」と思い、その後もパッティングが悪くなるのではないかと考えていました。
そこで、4ホール目から18ホール目までのパット数を比較しました。
| 残り15ホールの項目 | 序盤3パットあり | 序盤3パットなし |
|---|---|---|
| 平均パット数 | 26.89 | 26.63 |
| 平均3パット以上の回数 | 1.30 | 1.20 |
なんと、ほとんど変わりません。
序盤に3パットしたからといって、その後も3パットを繰り返しているわけではなさそうです。
では、残り15ホールの1.82打の差は、どこから生まれているのでしょうか?
パット以外の打数に1.56打の差があった
残り15ホールのスコアからパット数を引いてみました。
| 残り15ホールの項目 | 序盤3パットあり | 序盤3パットなし |
|---|---|---|
| 平均スコア | 72.67 | 70.84 |
| 平均パット数 | 26.89 | 26.63 |
| パット以外の平均打数 | 45.78 | 44.22 |
パット以外の打数には、平均1.56打の差がありました。
つまり、残り15ホールのスコア差の大部分は、パット以外の打数に表れていたのです。
これは私にとって意外な結果でした。
最初は、3パットをするとその後のパッティングにも影響があるのではないかと考えていました。
しかし、実際にはパット数よりも、それ以外の打数に差があったのです。
もちろん、パット以外の打数にはショットやアプローチだけでなく、ペナルティーも含まれます。
この結果だけで、3パットがショットの調子を悪くしたとは判断できません。
それでも、考えさせられる数字です。
パーオン率とダブルボギー以上にも違いがあった
さらに、残り15ホールの内容を調べてみました。
| 比較項目 | 序盤3パットあり | 序盤3パットなし |
|---|---|---|
| パーオン率 | 28.1% | 33.0% |
| ダブルボギー以上の発生率 | 19.5% | 15.6% |
| ダブルボギー以上の平均回数 | 2.93回 | 2.34回 |
序盤に3パットした日は、残り15ホールのパーオン率が約4.9ポイント低く、ダブルボギー以上も多い結果となりました。
ただし、私は3パットをしたからといって、パーオンを狙うショットで極端にピンを狙い始めるわけではありません。
むしろ、影響を感じるのはアプローチです。
グリーンを外したときに、普段よりもカップへ寄せたいという気持ちが強くなる。
それが、いつもどおりのアプローチを難しくしている可能性はあると思います。
3パットをすると、失った1打を取り戻したくなる
ここからは、データではなく私自身の感覚です。
スタート直後に3パットすると、どうしてもその1打が心に残ります。
例えば、パーオンしてバーディーパットを打ったのに、結果はボギー。
本来ならパーで上がれたはずなのに、1打余計に叩いてしまった。
そう考えると、どこかで取り戻したくなるんですよね。
でも、ゴルフは簡単に1打を取り戻せるスポーツではありません。
取り戻そうと思ってバーディーが取れるなら、誰も苦労しません(笑)。
しかも、次にグリーンを外したときには、「今度こそ、しっかり寄せたい」という気持ちが強くなります。
本来なら、次のパットが打ちやすい位置に寄せるだけでも十分な場面かもしれません。
ところが、カップに寄せたい気持ちが強くなれば、それだけプレッシャーも増えます。
結果として、普段ならできるアプローチをミスしてしまうことも考えられます。
そして、もう一つ厄介なのが「今日はグリーンが合わない」という思い込みです。
最初の3パットが頭に残っていると、次のロングパットでも距離感に自信を持てなくなるかもしれません。
その心理が、さらにプレーを難しくしている可能性もあります。
ただし、今回のデータでは、その後のパット数に大きな差はありませんでした。
だからこそ、パッティングだけでなく、ラウンド全体への影響を考える必要があるのだと思います。
本当に3パットが原因なのか?
ここは誤解のないようにしておきたいところです。
今回の分析では、序盤に3パットした日の方が平均スコアは悪く、その後の15ホールでも差が見られました。
しかし、それがすべて心理的な影響によるものとは限りません。
例えば、もともとショットの調子が悪く、グリーンの難しい位置に乗せてしまった結果、序盤に3パットした可能性もあります。
その日のグリーンの難しさ、コースのコンディション、ショットの調子など、さまざまな要因が考えられます。
今回分かったのは、序盤の3パットと、その後のスコアに関連が見られたということです。
それでも、自分自身が「失った1打を取り戻したい」と感じているのは事実。
だからこそ、この心理を意識してラウンドすることには意味があると思います。
80台で回るために、3パットの後こそ大切にしたいこと
今回の分析を通じて、私が改めて感じたのは、ミスをした後の考え方の重要性です。
3パットをしたら、その1打はもう戻ってきません。
でも、次のホールまで悪くする必要はありません。
例えば、3パットをした次のホールでグリーンを外したとしても、無理にチップインを狙う必要はない。
いつもどおりのアプローチをして、次のパットで確実に上がる。
それで十分なはずです。
「失った1打を取り戻す」のではなく、「これ以上、余計な1打を増やさない」。
80台で安定して回るためには、こうした考え方が大切なのかもしれません。
もちろん、私自身も簡単に実践できるとは思っていません。
きっと次に3パットしたときも、「ああ、もったいない!」と思うでしょう(笑)。
でも、その後のプレーまで変えてしまわないように意識してみたいと思います。
まとめ:3パットで失うのは、本当に1打だけなのか?
今回、91ラウンドを分析して分かったのは、次のような結果でした。
- スタート3ホール以内に3パット以上をした日は、平均スコアが3.39打高かった
- 90以上叩く割合は33.3%で、しなかった日の約2.4倍
- 最初の3ホールを除いても、残り15ホールで平均1.82打の差があった
- 残り15ホールのパット数には大きな差がなかった
- 一方、パット以外の打数には平均1.56打の差があった
- パーオン率やダブルボギー以上の発生率にも違いが見られた
これらの結果から、序盤の3パットは、そのホールのスコアだけでなく、その日のラウンド全体を考えるうえでも注目すべき出来事だと感じました。
ただし、3パットが原因でスコアが悪くなると証明できたわけではありません。
それでも、私自身の中には確かに「失った1打を取り戻したい」という気持ちがあります。
そして、その気持ちが次のアプローチやパッティングに影響している可能性は十分に考えられます。
3パットをしないことも大切。でも、3パットした後に自分のゴルフを変えないことは、もっと大切なのかもしれません。
これからのラウンドでは、3パットした後の自分の心理やプレーにも、少し注目してみたいと思います。
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