のぶたです。
「OBとペナルティさえなければ、もっと良いスコアで回れるのに」
ゴルフをしていれば、誰でも一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。
平均スコア86前後で伸び悩んでいる私も、ラウンド中に何度もこの言葉を心の中でつぶやいてきました。
ただ、今回はOBとペナルティだけでは終わらせません。
3パット以上も全部「なかったこと」にしてしまいます。
ティーショットの大きなミスも、池に入れたショットも、パターの距離感が合わなかったホールも、記録の上では全部帳消しです。
正直に言うと、集計を始める前の私はかなり期待していました。
「さすがにここまで消せば平均70台になって、シングルプレーヤーと言ってもよいくらいの数字が出るのではないか」
2026年の32ラウンド、合計576ホールのデータを使って、この期待が正しいのか検証しました。
結果は、思っていたほど甘くありませんでした。
まずはOBとペナルティを数えてみる
2026年の32ラウンドを振り返ると、OBが41回、池などのペナルティが25回ありました。
今回は、OB1回を2打、ペナルティ1回を1打の損失として計算します。
その結果、OBによる損失が82打、ペナルティによる損失が25打。合計107打を失っていた計算になりました。
1ラウンド当たりでは、平均3.34打です。
この数字を見た時点で、期待はかなり膨らみました。
平均で3打以上変わるなら、実際の平均スコア86.16から、一気に82台まで下がる計算です。
OBとペナルティをなくした結果
実際に計算すると、平均スコアは86.16から82.81まで改善しました。
3.34打の改善ですから、決して小さな数字ではありません。
OBとペナルティが、どれだけスコアに影響していたのかがよく分かります。
ただし、平均82.81はあくまで82台です。
私が期待していた平均70台には、まだ届きません。
「そういえば、3パットがまだ残っているな」
ここで思い出しました。
それなら、3パット以上も全部消してしまえばよいのです。
ここまで来たら、都合よく全部なかったことにしてみます。
3パット以上も全部2パットにしてみる
2026年の32ラウンドで、3パット以上を記録したホールは48ホールありました。
この中には4パットも含まれています。
3パットを2パットに、4パットも2パットに置き換えると、合計で50打減る計算になりました。
1ラウンド当たりでは、平均1.56打の改善です。
OB、ペナルティ、3パットをすべて消したのですから、今度こそ平均70台に届くはずです。
そう期待して、最終的な数字を計算しました。
全部なくした最終結果
OB、ペナルティ、3パット以上をすべてなかったことにした仮想平均スコアは、81.25でした。
……全部なかったことにしたのに、平均70台にならんのかぁーい。
これが、計算結果を見た瞬間の率直な気持ちです。
OBもペナルティも3パットも、ゴルフで起きる大きな「事故」をまとめて消したつもりでした。
それでも平均は81台です。
実際の平均86.16からは4.91打改善しました。数字としては大きな改善ですが、私が期待していたほど圧倒的な結果ではありませんでした。
| 条件 | 平均スコア | 実際からの改善 |
|---|---|---|
| 実際のスコア | 86.16 | ― |
| OB・ペナルティなし | 82.81 | 3.34打 |
| さらに3パットなし | 81.25 | 4.91打 |
平均以外の数字も、次のように変わりました。
| 指標 | 実際 | 全部なし |
|---|---|---|
| 平均スコア | 86.16 | 81.25 |
| ベスト | 77 | 75 |
| ワースト | 103 | 87 |
| 70台 | 3回 | 7回 |
| 82以下 | 10回 | 24回 |
ワーストスコアが103から87まで縮まったことを見ると、OBやペナルティ、3パットをなくす効果は、ベストスコアを伸ばすことよりも、大崩れを防ぐことに表れています。
これは、平均スコアを良くするうえで非常に大きな意味がありそうです。
今回はあくまで仮想スコア
今回の計算では、OBを打たなかった場合に、そのショットが実際にどこへ飛んでいたのかまでは再現していません。
記録に残っている損失打数を、次のルールで単純に差し引いています。
- OB1回につき2打
- 池などのペナルティ1回につき1打
- 3パットは2パットとして1打
- 4パットは2パットとして2打
実際のラウンドでは、OBを打たなかったとしても、次のショットが必ず成功するとは限りません。
反対に、OBがなければ気持ちに余裕が生まれ、その後のショットも良くなった可能性があります。
したがって、今回の数字は厳密に再現したスコアではなく、記録上の損失打数を差し引いた仮想スコアです。
これでシングルプレーヤーと言えるのか
平均スコア81.25という数字だけで、シングルプレーヤーになれたと判断することはできません。
正式なハンディキャップは単純な平均スコアではなく、コースレーティングやスロープレーティングなど、コースごとの難易度を加味して算出されます。
一方で、少し期待できるデータもありました。
直近20ラウンドの仮想スコアから、良い方の8ラウンドをPar差で並べると、次のようになります。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 平均 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| +5 | +5 | +6 | +6 | +6 | +6 | +8 | +8 | +6.25 |
これは正式なハンディキャップの計算ではなく、「ハンディ6.25になる」という意味でもありません。
それでも、調子の良いラウンドではシングル級のスコアを出せる可能性が、数字の上では見えてきます。
つまり今回の結果は、
- 平均81.25だけでは、安定したシングルプレーヤーとは判断できない
- 良いラウンドでは、シングル級のスコアを出せる可能性がある
ということになりそうです。
「OBと3パットさえなければ、私はシングルだった」と都合よく結論づけるには、まだ少し材料が足りません。
ミスを消すだけでは平均70台にならなかった
今回の検証で、OB、ペナルティ、3パットを減らすことの重要性は、数字としてはっきり見えました。
しかし、それらを全部ゼロにしても、平均は81.25です。
平均70台に入るには、そこからさらに1ラウンド当たり約1.3打縮めなければなりません。
しかも現実には、OB、ペナルティ、3パットを毎回すべてゼロにするのは簡単ではありません。
集計前は「大きな事故さえなくせばシングル」と考えていた部分がありました。
しかし実際には、事故をなくすだけでなく、通常のショットやアプローチでも少しずつ打数を減らす必要があります。
今後の課題として考えられるのは、次のような部分です。
- ティーショットを安定させる
- グリーンを狙うショットの精度を上げる
- パーオン率を上げる
- グリーンを外した後のアプローチを改善する
- 3パットを減らすための距離感を磨く
- 大崩れを防ぐコースマネジメントを身につける
「OBさえなくせばよい」「パターだけ練習すればよい」という単純な話ではありませんでした。
ショット、アプローチ、パターを含め、ゴルフ全体を少しずつ底上げする必要があるようです。
まとめ
2026年の32ラウンドを使って、OB、ペナルティ、3パット以上をすべてなかったことにした場合の仮想スコアを計算しました。
OBとペナルティをなくすと、平均スコアは86.16から82.81へ改善します。
さらに3パット以上もすべて2パットにすると、平均は81.25。実際の平均から4.91打縮まりました。
それでも、期待していた平均70台には届きませんでした。
良いラウンドではシングル級のスコアを出せる可能性が見えていますが、安定してそのレベルで回るには、まだ改善する部分がありそうです。
正直、今回の結果には少しがっかりしました。
全部なかったことにしたのに、まだ足りなかったのですから。
ただ、OB、ペナルティ、3パットを減らすことが、大崩れの防止と平均スコアの改善に大きく効くことは分かりました。
さらに、ショット、アプローチ、パターのすべてを少しずつ底上げする必要があることも見えてきました。
そう考えれば、何を練習すべきかがはっきりしたという意味で、悪くない結果だったのかもしれません。
次のラウンドから、また一つずつ減らしていきます。
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