のぶたです。
プロのゴルフの試合を見ていると、「最後の3ホールが大事です!」という実況を聞くことがあります。
プロの世界とアマチュアの世界は違うとは思いますが、ふと我々アマチュアゴルファーは、上がり3ホールのスコアってどうなってるのかな?時になりましたので、調べてみました。
比較データ
以前2025年と2026年の比較記事で使用したデータを使って分析していきたいと思います。
平均87.2。数字だけ見れば悪化、でも23ラウンドの中身は違っていた
2025年1月~6月までのラウンドデータと2026年1月から6月までのラウンドデータです。
合計52ラウンドありましたので、良いデータがとれるのではないかと思います。
それでは分析結果です。
上がり3ホール、パープレー以内は10回に1回
まず16〜18番の合計スコア(対パー)の分布がこちらです。
| 上がり3H対パー | ラウンド数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1アンダー | 2 | 3.8% |
| パープレー | 3 | 5.8% |
| +1 | 10 | 19.2% |
| +2 | 10 | 19.2% |
| +3 | 14 | 26.9% |
| +4 | 6 | 11.5% |
| +5以上 | 7 | 13.5% |
平均は+2.58、中央値は+3でした。
累積で見るとこうなります。
- パープレー以内:5ラウンド(9.6%)
- +1以内:15ラウンド(28.8%)
- +2以内:25ラウンド(48.1%)
- +3以上:27ラウンド(51.9%)
- +4以上:13ラウンド(25.0%)
パープレー以内で上がれたのは、52ラウンド中たったの5回。約10回に1回しかありません。
+2以内で見ても半分に届かない。正直、自分ではもう少し「伸ばせている日」がある感覚だったんですが、数字で見ると全然そんなことなかったです(笑)
ここから言えるのは、「最後の3ホールで一気にスコアを伸ばす」のはそもそも狙うものではなく、+2以内でまとめられたら、それは自分の平均よりうまく収められた日だと考えた方が現実的だということです。
実際、この間のアベレージが86前後なので、ボギーペースで普通であり、それよりも良かったらヨシという事なんですけどね。
崩れる原因は18番に集中していた
続いて、ホールごとの内訳です。
| ホール | 平均対パー | パー以上 | ボギー | ダボ以上 |
|---|---|---|---|---|
| 16番 | +0.69 | 18回 | 30回 | 4回 |
| 17番 | +0.77 | 22回 | 22回 | 8回 |
| 18番 | +1.12 | 17回 | 20回 | 15回 |
18番は52ラウンド中15回、約29%の確率でダブルボギー以上を叩いています。
16番のダボ以上が4回、17番が8回なのに対して、18番だけ明らかに数字が跳ね上がっているんですよね。
さらに気になったのが、OB・ペナルティの発生回数です。
- 16番:0回
- 17番:3回
- 18番:10回
18番だけ突出して多い。もちろん「最後のホールだから、無意識にスコアを意識してしまう」という心理的な要素もあるとは思いますが、少なくともデータの上では、18番でのペナルティが大叩きの大きな引き金になっているのは間違いなさそうです。あるあるすぎて笑えない…。
皆さんも最後のホールだから、「ドライバーしっかり飛ばすぞ~」とか考えちゃいませんか?恐らくそういう気持ちがペナルティに繋がってるんだと思います。
ダボ以上の27ホールに共通していたこと
上がり3ホール、合計156ホール分の結果をまとめるとこうなります。
| 結果 | 回数 | 割合 |
|---|---|---|
| バーディー以上 | 4 | 2.6% |
| パー | 53 | 34.0% |
| ボギー | 72 | 46.2% |
| ダブルボギー以上 | 27 | 17.3% |
このダブルボギー以上だった27ホールを1つずつ見ていくと、
- 27ホール全てでパーオンを逃している
- 12ホールでOB・ペナルティが発生
- 5ホールで3パットが発生
という結果でした。
つまり大叩きの入口は「パーオンを逃すこと」自体ではないんです。
アマチュアなら外すのは普通ですし、それだけならボギーで収まっているケースがほとんど。
そこにペナルティや3パットが「もう一つ」重なった時に、初めてダボ以上へと発展している、という構造が見えてきました。
18番でペナルティが多かったのも、この「もう一つの上乗せ」が起きやすい状況だからかもしれません。
スコア帯別に見ると、やっぱり差が出る
最終スコア別に上がり3ホールの平均を見てみると、
| 最終スコア | ラウンド数 | 上がり3H平均 |
|---|---|---|
| 70台 | 3 | +1.00 |
| 80台 | 35 | +2.31 |
| 90台 | 11 | +3.09 |
| 100以上 | 3 | +5.33 |
70台の3ラウンドでは、上がり3ホールを+4以上にした日は一度もありませんでした。
逆に90台の11ラウンドでは、パープレーや+1で上がれた日が一度もない。
もちろん最終スコアには16〜18番の結果も含まれているので、「上がり3ホールが悪かったから90台になった」と単純に断定はできません。
因果というより結果の一部ではあります。
それでも、良いスコアの日ほど最後まで大きく崩れていない傾向がはっきり出ているのは事実です。
70台などの好スコアペースで回っていると最後の3ホールでも集中力があって、しっかりとプレーできるという事がありますが、90や100ペースになるとメンタル的にプレーが少し雑になってしまうのは、自分でもわかります。
2026年は、実は改善している
期間で比較すると、こんな変化がありました。
| 期間 | ラウンド数 | 上がり3H平均 | +4以上 |
|---|---|---|---|
| 2025年前半 | 29 | +2.72 | 10回 |
| 2026年前半 | 23 | +2.39 | 3回 |
平均だけ見ると0.33打の改善ですが、それより注目したいのは「+4以上に崩れた割合」です。
- 2025年前半:34.5%
- 2026年前半:13.0%
上がり3ホールを一気に崩してしまうラウンドが、2026年になって明らかに減っています。
平均スコアの改善以上に、この「大崩れの頻度が減った」というのは地味に嬉しいポイントでした。
アマチュアゴルファーの場合は、どうしても大たたきをすることがスコアを崩す一番の原因なので、それが減っているというのはとても良いポイントではないでしょうか。
まとめ:上がり3ホールで意識すべき3つのこと
52ラウンドのデータから見えてきた結論はこうです。
私の場合、上がり3ホールをパープレー以内で回れたのは約10回に1回。
平均は+2.58で、半数以上が+3以上でした。最後にスコアを伸ばそうとするより、ボギー3つ以内、できれば+2以内でまとめることの方が、好スコアへの現実的な目標だと言えそうです。
実戦で意識したいポイントは、次の3つに絞りました。
- 16番から無理にスコアを取り返そうとしない
- パーオンを逃しても、ダボを打たない場所へ運ぶ
- 18番は特にペナルティを避け、ボギーでも受け入れる
「最後の3ホールで伸ばす」より「最後の3ホールで大きく崩さない」。
地味な結論ですが、データを見る限りこれが一番現実的な戦略のようです。
次のラウンドでは、18番のティーショットでは、特に意識をしてプレーしそうです…
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