のぶたです。
最近、アイアンのミスが増えていました。
しかも困ったことに、ミスの方向が一つではありません。左へ引っ掛けることもあれば、右へ出ることもあり、芯を外したような当たりも増えていました。
ベストスコア74、年間50ラウンドほど回っていても、突然スイングが分からなくなることがあります。
「またスイング迷子が始まったか……」
そんな気持ちになりながらも、今回はインドアゴルフ練習場で、スイング動画や計測数値、実際の球筋を確認しながら原因を探ってみることにしました。
アイアンのミスはインパクトだけが原因ではなかった
アイアンのミスが続くと、ついインパクトの形ばかりを気にしてしまいます。
フェースの向きが悪いのか。ハンドファーストに打てていないのか。身体が開いているのか。
私も手元をいろいろと動かしてみましたが、なかなかしっくりきませんでした。
そこで少し視点を変え、インパクトではなく、その前のバックスイングに目を向けてみました。
左への引っ掛けと右へのミスは、結果だけを見れば正反対です。しかし、バックスイングで腕やクラブが思った軌道から外れ、その後のダウンスイングで何らかの調整が入っていると考えれば、両方のミスが出ても不思議ではありません。
もしかすると、ミスの共通する入り口がバックスイングにあるのではないか。
そう考えて、いろいろな上げ方を試してみました。
インドアゴルフで動画と数値を見ながら試してみた
インドアゴルフ練習場では、スイング動画と計測数値、実際の球筋をその場で確認できます。
自分では同じように振っているつもりでも、映像を見ると微妙に違っています。反対に、かなり違う動きをしたつもりでも、動画ではほとんど変わっていないこともあります。
今回、自分のバックスイングを見返してみると、左腕やクラブが身体の外側へ上がっているように感じる場面がありました。
動画だけで「完全に外へ上がっている」と言い切れるほど明確なものではありません。それでも、自分としては、最近のアイアンのミスと何らかの関係があるのではないかと感じました。
そこで、バックスイングの上げ方や身体の支え方を変えながら、動画、数値、球筋を見比べていきました。
のぶたが立ち戻った2つのポイント
いろいろ試した結果、私の場合は、次の2点を意識したときにミスが少なく、アイアンの当たりと方向も安定する傾向が見られました。
1つ目は、手から上げて、左腕を右肩方向へ運ぶこと。
2つ目は、バックスイングで右足の内側を使って身体を支えることです。
まったく新しいスイング理論を発見したわけではありません。
むしろ、これまでの練習で何度かたどり着いたことのある、自分にとって打ちやすい感覚へ戻ってきたという感じです。
手から上げて、左腕を右肩方向へ運ぶ
一つ目は、手からバックスイングを始め、左腕を右肩方向へ運んでいく意識です。
「手から上げる」と聞くと、手先だけでクラブを持ち上げたり、手打ちになったりするイメージを持たれるかもしれません。
しかし、私の場合は少し意味が違います。
手先だけでクラブを操作するのではなく、動き始めるきっかけを手に置き、そこから左腕を右肩方向へ運んでいく感覚です。
この意識を持つことで、バックスイングの始まりで左腕やクラブが身体の外側へ外れにくくなりました。
身体だけを回そうとすると、私の場合は腕の動きが曖昧になり、かえってクラブが思ったところへ上がらないことがあります。
それよりも、「左腕を右肩方向へ上げる」と考えたほうが、バックスイングの形をイメージしやすくなりました。
バックスイングでは右足の内側で支える
二つ目は、バックスイングの間、右足の内側で身体を支える意識です。
右足を完全な回転軸にするというよりも、身体が右側へ流れてしまうスウェーを防ぐためのストッパーとして使う感覚に近いと思います。
バックスイングで右足の外側まで圧が逃げてしまうと、身体の中心も右へ動きやすくなります。
右足の内側で受け止める意識を持つことで、身体全体が右へ流れにくくなり、その場で回転しやすくなりました。
右足の内側に力を入れて固まるのではありません。
身体の動きを止めるのではなく、右へ流れすぎないように支えるイメージです。
2つを意識すると円運動をイメージしやすかった
今回、私が最も大きな変化を感じたのは、この2つを組み合わせたときでした。
左腕を右肩方向へ上げる。そして、右足の内側で身体を支える。
この2つを意識すると、身体の中心が大きく右へ動かず、その身体を中心に腕とクラブが円を描くイメージを持ちやすくなりました。
クラブを目標線に沿って真っすぐ動かそうとするのではなく、身体の周りを旋回させる感覚です。
この円運動をイメージできると、バックスイングでクラブが外側へ外れにくくなり、切り返し以降で余計な軌道修正をしなくて済むように感じました。
最近のアイアンで左右両方のミスが出ていたのも、バックスイングで腕やクラブが外れ、その後の動きで帳尻を合わせようとしていた可能性があります。
もちろん、すべてのミスが同じ原因とは限りません。それでも今回の練習では、インパクトを直接直そうとするより、バックスイングの入り口を整えたほうが良い球が増えました。
数値や動画は「正解」より「戻る場所」を探すために使う
インドアゴルフの動画や計測数値というと、理想的な数値やお手本のようなスイングを追い求めるためのものと思われがちです。
もちろん、そのような使い方もあるでしょう。
ただ、私にとっては、自分の感覚と実際の動きが一致しているかを確認するためのものでもあります。
自分では外へ上げていないつもりでも、動画では違って見えることがあります。反対に、かなり変えたつもりの動きが、映像ではほとんど変わっていないこともあります。
さらに、動画だけではなく、実際の球筋や計測数値も併せて確認することで、その動きが自分に合っているかを判断しやすくなります。
今回も、新しいスイング理論を発見したというより、いろいろ試しながら、自分が立ち戻るべき感覚を再確認できたというほうが近いと思います。
スイングに迷ったとき、いつでも戻れる場所がある。
これはアマチュアゴルファーにとって、理想的な数値を一度出すこと以上に大切なのかもしれません。
これは正解ではなく、のぶたなりのスイングの基準
念のため書いておきますが、今回紹介した2つのポイントが、ゴルフスイングの絶対的な正解だとは考えていません。
「手から上げる」という意識が合わない人もいるでしょうし、右足の内側を意識しすぎることで、身体が回りにくくなる人もいると思います。
あくまでも、53歳で年間50ラウンドほど回っている私が、自分のスイングを試行錯誤するなかで見つけた基準です。
引っ掛け、右へのミス、芯を外す当たりが、すべて同じ原因から起きているとも限りません。
それでも今回のインドア練習では、この2点を意識したときに、アイアンのミスが明らかに減りました。
しばらくは、自分が立ち戻るための言葉として、「左腕を右肩方向へ上げる」「右足の内側で支える」この2つを大切にしてみようと思います。
次のラウンドで確認したいこと
練習場でうまく打てても、コースで同じように打てるとは限りません。
これは、これまで何度も経験してきました。
次のラウンドでは、意識することをこれ以上増やさず、
「左腕を右肩方向へ上げる」「右足の内側で支える」この2点だけを試してみようと思います。
確認したいのは、アイアンの大きな左右のミスが減るか、芯に当たる回数が増えるか、そして練習場だけでなく実際のコースでも再現できるかです。
インドアゴルフで見つけた「戻る場所」が、本番でも機能するのか。
次のラウンドで確かめてみます。
皆さんは、スイングに迷ったときに立ち戻れる動きや言葉を持っていますか。
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